傑作か。

リキッド リンクスなんてメーカーに気づいていましたか。
私は写真を見て繊細でキレイな造りだと印象に残ってました。

過去には法外な値段なものを試した事もありましたが最近は、リケーブルにはNOBUNAG◯ Labsのを選べば間違いない・・・という所感と実感がありました。
堅すぎなケーブルのせいでイヤホンが弾き飛ばされることなんて論外です。
音は良い感じ（たぶん を含む）なのに・・・残念なケーブルは結構見受けますね。
そんな中、たまたま中古でこれをみつけたので試してみました。

8芯構成でどちらかというと太めですが、柔めなので不具合を感じる事はさほどありません。
芯線もコネクターもとてもキレイに仕上げてあり高級にさえ感じます。
あまりにキレイにツルツルなイヤホン側コネクターは抜き差し時のスベリにもなるので一工夫して欲しいとこでもありますが。
芯線の編み方のせいなのかこのMartiniにはスライダーが無いので具合が悪い時があります。私は100均で買った鉄芯入りのケーブルタイで締め、スライダー代りにしてます。

銀線にパラジウムメッキ。銅線に金メッキ。クライオ処理。
音質向上の為に色んな手段が取られています。
プラグや金属パーツは日本製だったり加工を日本製のもので行うなどしているそうです。
本当にごくわずかな寸法誤差が音切れにつながったり、メス穴をガバガバに拡げてしまったり　-というトラブルが現実にあったりします。
そういう事を回避する策をこうじているのが判り印象も良いですよね。

で 音はと言いますと、NOBUNAG◯ Labsの相当品達より2枚も3枚も良く感じてます。
立体感というか、彫りの深さを感じ、音の出方、消え方も上質です。
私には良い方向に違いを感じます。金額差以上のものを。
パワフルな方向ではないので良否に個人差はあるでしょうが、繊細さを求める方には強力にオススメです。

ただ国内在庫は極小。今後の販売継続も怪しいところです。
少しでも気になっていた方は思い切って購入すべきかと。

・・・私は香り（花かなにかのによいがメーカーによって付けてある）は全く気になりませんでした。

コスパ最強のハイエンドケーブルです。

自宅、カフェ等の安定した場所での視聴前提でのレビューになります。前記のとうり、歩きながらの使用には一切向いていません。
ケーブルが太く非常に存在感があります。もはやウケ狙いの太さです。fiio fd7にリケーブルしました。（fiio lc re proからの交換です）
聞いたことのないメーカーでしたが、箱の裏にメーカーの所在地が杭州市と入っていたのでfiioと同じく中国のメーカーだとわかりました。
率直によく5万円でここまで凄いケーブルをだしたと思いました。そしてfd7との相性は非常に良いです。lc re proのときも安定感バッチリの音でしたが、リケーブルし聴き込むほど、音の広がり、音の滑らかさに明確な違いがあることがわかりました。
最後に、なんか薄っすらと化粧水みたいな匂いが少し気になる。それさえなければもう非の打ち所がない。購入して大満足です。