耐久性にやや難ありかも

イヤピ沼に陥っていた時に、スパイラルドット++を購入しようかと思ったんですが結構な値段だったので、まずはこのスパイラルドット+をeイヤさんの店舗で購入してみました（ばら売りされているのでありがたかったです）。
材質が柔らかいので装着感が良いのと、全体的に音のキレが良くなるとでも言いましょうか、解像度が上がるように感じます。
ただ、使って半年もしないうちに軸に近い傘の裏側が切れてしまいました。使い方が悪かったのかもしれませんが…。
その後、スパイラルドット++を試しに購入しましたが、個人的にはスパイラルドット+と音質にあまり違いが感じられなかったことと、++はもう1年半ほど使っていますが、いまだ破損していません。
どちらも高価なイヤピなので、まずは+を購入して好みかどうか試して、気に入ったら++を購入という流れでも良いのではと思います。
どちらも良いイヤピであることは間違いありません。

Good

Good!

耐久性に難アリかも

高音の出方のわりには全体バランスを保ちます。
ただ、自分が知っているイヤーピースの中で一番早く敗れました。

クリア

今まで低域強調なイヤピを好んで使用していましたがクリアで抜けが良いイヤピも良いですね。
低反発系の様にしっかりフィットですがこもらない感じがGOOD

クリア

今まで低域強調なイヤピを好んで使用していましたがクリアで抜けが良いイヤピも良いですね。
一粒がなかなか高価ですがサイズ豊富なのはGOOD

低音比較

JVCイヤピース市販品すべて揃いました。eイヤホンさんに感謝。スパイラルドット全シリーズにsymbioウレタンリング装着で低音の締まりが１番なのが＋で良い感じ。

意外に良かったです…(^^;;

最近になってArtio RK01で聴く楽曲のシンバルのシャンシャン音の収まりが悪く、長く引き摺る感じ(刺さり感)が、気になって仕方無いので、取り敢えずイヤピで対処できないかなぁ…と試行錯誤をしていました。

最終的に、完全では無いですが…意外にもJVC スパイラルドット＋(プラス) - MLサイズで、結構改善されたので、これで当面は行くことにしました(嬉々)

勿論…シンバル音だけでなく、音場感により広がりが感じられ、中高音域に艶感があることや低音域がそれなりにキチンとメリハリが出ることも条件で、その中ではスパイラルドット＋(プラス) が、まぁまぁ個人的に好みだったということです。

ちなみに、Artio RK01はALO audio社製 Litz Wire Earphone Cable MMCX - 2.5mm4極バランス《改》でリケーブルしています(^^;;

※《改》というのは、耳掛け部分の針金とそれをカバーする樹脂を取り外しているので、勝手に命名しています(笑)

長期間使用して

最初使ったときは、普通のイヤーピースとあんなに変わらないかな程度で考えていたのですが、長期間使用してみるとこれの良さに気づきました。
まず、装着感がとても自然で不快感がありません。
また感覚的な話ですが、音質が少しクリアになったような気がしました。その違いが、ほかのイヤーピースと比べるとよくわかります。

よい

イヤーピースとしてはとてもいいと思う。イヤホンにもよるとは思いますが一つの完成形だと思います。

イヤホン本来の力を引き出してくれる。

MACKIE MP-240に使用。

中高音に雑味が無くなり、音の輪郭がよりハッキリします。そのため、解像感が向上したかのような印象です。
低音は気持ち良く響いています。
「へ～、このイヤホンってこんな音がするんだ…こんなに細やかに鳴らせるんだ…」と感心しきり。イヤホン本来の力を引き出してくれるようです。

しかし、素材が柔らかいので、耳への挿入を無造作にできず、ストライクゾーンに向けるというような気づかいが必要になります。また、耳に密着するのに2～3分かかるため、その間は低音がお預け状態になります。耳垢やゴミが、引っ付きやすく、それが目立ちます(笑)。それらの欠点があるため、満足度を-1しました。

フィット感◎

私の耳では無印のスパイラルドットとの音の差を感じられなかったのですが、一番大きく異なるのは柔らかさの違いです。無印に比べて＋はかなり柔らかく作られており、耳の奥に入れやすくなっています。

新触感

初めて装着したときに感動を覚えるほどに気持ちいい装着感になっていました。
なめらかでもっちりとした感じが病みつきです。
音質面では普通のスパイラルドットと比較するとプラスのほうがウォーム系でした。
高音域は断然プラスのほうがよく伸び、低音も普通のとは違うなり方で甲乙つけがたいものでした。

音質は良い

先代のスパイラルドットと比べて感じですが。
音質は音像がハッキリしていて高域も先代より多少伸びてる感じは取れますが
材質が先代より肉厚になってるせいか気持ちサイズ感が大きく感じます、
先代のＬで丁度良かったのがプラスになると少し大きく感じてしまう部分がありました。

「新素材」に名前負けしていない

一言で言うと
低反発フォーム系のフィット感と
シリコン系の密閉感や音質を併せ持つようなイヤーピースです。

このイヤーピース、新素材を採用したというだけあり
シリコンのものに比べて圧倒的に柔らかく
求肥(ぎゅうひ)のような感触をしています。
シリコン製のイヤーピースが
素材の反発力で傘の部分を押し広げ、耳の穴の内壁に傘を押し当てて隙間を塞ぐのに対し
スパイラルドット＋は素材の柔らかさを活かして
耳の穴の形状に合わせて形を変え、耳の穴の形どおりに密着します。
そのため、シリコン製のものよりも
イヤーピースと耳の穴の内壁の接触面積が広くなるらしく
より高い密閉感を得られる上、装着した後に動いてもズレにくいです。
口をパクパクと開け閉めしてもほとんど緩みません。
また、ぐいぐいと傘を押し広げるような反発力が無いので
適正なサイズを選択すれば(シリコンに比べて)圧迫感は少ないです。

このように、柔らかさを活かしてイヤーピースが耳に合わせて形を変えるという点で
装着感は低反発フォームのものに似ていると言えますが
密閉感についてはむしろシリコンに近いです。

ノズルが長いイヤホンをお使いの方で、
大きめのシリコン製イヤーピースやダブルフランジのものをお使いの方ならばおわかりかと思いますが
シリコン製のイヤーピースを耳の奥までギュッと押し込み、完璧にフィットさせると
耳の穴に吸盤でも吸い付いているような「空気が入ってくる隙間が無い」感覚が得られる事があります。
恐らく、イヤーピースが押し込まれる時に耳の中の空気が圧縮されて
気圧が高くなるためだと思いますが
この感覚はフォームタイプではまず発生しないものです。
この状態で音を流すと非常に明瞭に聴こえるため
私はこれまで意図的にキツめのサイズのシリコン製イヤーピースを使っていたのですが
それだとシリコンの反発力ゆえに圧迫感が非常に強くなり
長時間使用していると耳の奥が押されて痛くなってきます。
スパイラルドット＋であれば、シリコン同様この「隙間が無い」感覚を得られつつも
圧迫感がさほど強くないため
私と同様、この感覚が欲しくてシリコンを使用している方であれば
スパイラルドット＋はお勧め出来ます。

音質については、ノーマルタイプのスパイラルドットに準じます。
開口部が大きいことと、ドット加工が効いているためか
音が濁らず、高域が明瞭に出るタイプです。

これまで良い点を挙げてきましたが
適合するイヤホンが限られる、という難点もあります。
元々、スパイラルドットは軸が太く
JVC製以外のイヤホンで使用すると抜けやすい方だったのですが
スパイラルドット＋は素材が柔らかいため
ノーマルタイプ以上に抜けやすくなってしまいました。
ノーマルタイプであれば、シリコンの弾力が
イヤホンのノズルを締め付けるように働くため
イヤホン側のノズルにある程度の太さがあれば使えたところ
スパイラルドット＋は締め付ける力が弱く
イヤホン側のノズルにイヤーピースを引っかける部分が無いと簡単に抜けてしまいます。
高価格帯のマルチBAによくある
カスタムイヤホンのような形のユニバーサルイヤホンで
ノズルにイヤーピースを引っ掛けるための段差が無いものは要注意です。
このようなイヤホンでどうしても使いたければ、
市販のシリコンチューブをイヤホンのノズルに被せて段差を作る等の工夫が必要です。

総評としましては
これまでにない素材の特性を上手く活かした
大変出来の良いイヤーピースです。
それだけに、入手方法が限られているのは残念です。
JVCのカスタマーセンターに交換部品として直接注文するか
eイヤホン様経由で取り寄せるか
ヨ○バシカメラ様経由で取り寄せるぐらいしかありません。
※後者2件についてはいくらか在庫を確保しているようですが
　おそらく出処はカスタマーセンターの交換部品でしょうから、すぐ売り切れてしまいます
他の方も仰るように、是非メーカーから正式に単品売りを行って欲しいですね。

フィット感は良い

HA-FX1100にて使用。
通常のスパイラルドットに比べ、しっとりとした感触で装着感は良好です。また密着性が高いので遮音性が向上しました。音質の変化としては、全帯域（特に中域）の厚みが増して、パワー感が出たように感じます。しかし、重心がやや低くなり、音場感が若干狭くなったせいか全体的に暗くなった印象を受けました。元々はFDシリーズ用で考案された製品なので、FX1100での傾向を考えるとFDシリーズのように、元から煌びやかな高音を奏でるイヤホンの方が相性が良いと思います。低音の量感が多いイヤホンには、通常のスパイラルドットの方がクリアに聴こえます。

いい感じ

‪B&O Play BeoPlay H5にJVCスパイラルドット＋イヤーピースを装着！‬
‪綺麗な中高音はそのままに適度に低音が増してバランスが良くなった。
好みの音に近づいた感じです。
素材の性質上なんだと思うけどホコリが付きやすいのが難点かな！

概ね正常進化に感じました（※再追記有り）

スパイラルドットは発売当初から愛用しており、ステムが対応する太さのイヤホンは購入したら真っ先にスパイラルドット（以下、無印）に付け替えます（肝心のJVCさんのイヤホンは持ってないのですけれど……）。バラ売り開始直後からずっと取り寄せ状態だったスパイラルドット+（以下、+）。たまたま実店舗様の在庫分を回して頂けたので試しにMサイズを1ペア（商品説明にちゃんと書いてあるので余計なお世話だと思いますが、1ペア買うなら購入個数は2個になりますよ!）購入、ANDROMEDAに付けてみました。音質としては私が無印に感じていた美点（私の主観ですが強いて言うなら全体的に音像がはっきりし、イヤーピースの開口経が大きいため高音域の煌びやかさ、ダイレクト感が強調されるように感じます）はほぼそのままに、まだリファレンス曲を軽く聴いた程度ですが中音域の押し出しがやや強くなったように感じられました。触った感触は率直に言って「こんなので大丈夫なのかな……」と感じてしまうほどフニャフニャ。新素材による「付けているのを忘れる装着感」はさすがにちょっと盛りすぎかなと思いますが、装着して少し待つとフォームチップのようにイヤーピースそのものが体温で人肌くらいまで温まり、異物感は「付けているのを忘れる程」ではなくても皆無に等しくなります。取り敢えず無印からはちゃんと正常進化しているように感じました。あとはJVCさんからちゃんとしたイヤホン関連製品として販路に載せて欲しいところですねぇ。耐久性は未知数ですが、1ペアがコンプライ1ペア並みの価格でも買いますよ（笑）。今は入手のし難さ、並びに1個単位の割高感から☆は0.5個マイナスとさせて頂きます。

2018/02/11 追記
スパイラルドットの系譜なので対応するイヤホンのステム経はそう変わらないと思います。ステム経が極端に細い、或いは太いイヤホンでなければ大概のメーカーのイヤホンに装着は可能だと思います。

ただし、装着の際はイヤピそのものがステムにきちんと固定されている（はまっている）事を確認される事をお勧めします。

と言うのも元のレビューで言及したように無印スパイラルドットよりも素材がかなりフニャフニャで柔軟です。そのため（もちろん本来組み合わされるJVC製のイヤホンなら問題は無いと思いますが）ステムとイヤピの固定が甘いと割とあっさり抜け落ちてしまいます。

恥ずかしながら急いで外出する為にこの確認を怠りいざ出先で+の力を再確認しようとしたら……片っぽのハウジングから見事に抜け落ちていました。

幸いカバンの中に転がっていたので事なきを得ましたが、大変けち臭い言い方になりお恥ずかしいのですが、危うく片側1個600円以上するイヤピを買った（届いた）当日に紛失する羽目になるところでした……。

私のようなおっちょこちょいな方も良い意味であまりいらっしゃらないであろうとは思いますが、ステムにきちんとはまっているかの確認はした方が良いかと存じます。

拙文、ご笑覧有り難うございました。

2018/04/15追記
当初レビューにある通りしばらくはANDROMEDAに装着していたのですが、ふとIE800Sに装着してみました。

付属のコンプライ（Ts-167）の軸部分からフォーム部分を取り除き、軸を適度な長さに切っはハウジングにはめてその上からスパイラルドット+を被せるように取り付けます。

音質は個人的には純正品イヤーピースに比べて若干アタック感が増すように感じました。

またスパイラルドット+の素材はやや粘性があるので耳からすっぽ抜ける事はほぼありません（※コンプライの軸からはずれる事はあります）。

ただ、まだ手に入りにくいですねぇ……。

ともあれご笑覧有り難うございました。

快適さが凄い

内径約4mmですがゲル状に伸びるので、コンプライ500に相当します。

一言でいうと形状記憶で低反発な素材で出来ています。傘も軸も全体がグニョグニョしており、最初に指で摘んだ時は気持ち悪い！と思いました。が、付けてみると…耳道に長時間入れていても圧迫感が無く、むしろ気持ちいいです！
あとはっきり判るのは、音漏耐性が非常に高いことです。手元にある物で簡単に比較すると、スパイラルドット+ ＞ final Eタイプ ＞ スパイラルドット でした。
音質については、スパイラルドットのレビューを参考にして貰っても問題ない感じです。