商品レビュー
4件の商品が見つかりました。 1-4件を表示

See audio
Kaguya
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
中域が弱いせいか、女性ヴォーカルに違和感を感じる・・・
一聴して高域と低域がとても綺麗に聴こえるイヤホンですが、
中域が弱いせいか、女性ヴォーカルの声が少し高く聴こえ、
違和感を感じます。
それ以外はとても聴きやすいイヤホンです。
名無し さん
(2023/02/23)
2
満足度
3.0
高音の質
3.5
中音の質
2.0
低音の質
3.5
細やかさ
3.5
迫力
3.0
音場
2.5
遮音性
無評価
音漏耐性
無評価
color:規格なし
まさしくフラグシップ!美しすぎる高低域!!!!
BraveryやANOUといったクオリティの高いミドルクラスIEMを発売していることで話題のメーカ See audio のフラグシップモデルがKaguyaです。
次世代を謳う静電ドライバーがなんと4機も搭載されている高音域に目が向きがちですが、Kaguyaの美しい空気感、分離感を支えている屋台骨がこの力強い低音域です。ダイナミックドライバーこそ入っていませんが、それを凌駕するような芯のある太い低音に一聴して心が奪われるでしょう。ズシンと響きながらもカッチリと無駄なこもりのない締りのある低音のため、多くのダイナミックドライバーにありがちな低音の残響がほかの音域にちょっかいを出すといったことがありません。多くのBA機種を扱ってきたからこそ出せる音だなと感心させられました。
中音域は優しく、主張は控えめです。しかし一歩下がるといったことではなく、サ行の刺さりなど不快となる音を軽減してくれているため、柔らかくバンドの中心にあるボーカルや主旋律を心地よく聴くことができるでしょう。
高音域ですが、美しく、凄まじく伸びます。綺羅びやかに何処まででも伸びていく超高音域は、まさしく月に昇るかぐや姫の名を冠するにふさわしいと感じることができるでしょう。4機の静電ドライバーによる、高密度でもひとつひとつの音の粒が見えるかのような高解像の高音域を味わうことができるのは、50万円台の機種でもそうそう見つけることはできないはずです。
また、当機は非常に美しく繊細な音場が魅力的であるため、バランス接続の恩恵を受けやすいといった印象を受けました。ホールでアンプスピーカーを鳴らしているかのような広い音場に加え、緻密で繊細な立体感を楽しむことができます。
付属のケーブルもフラグシップモデルにふさわしい6Nの無酸素銅を用いた銀メッキケーブルとそれだけで商品足り得る品質のものが装着されています。
スイッチジャックのため環境に応じて3.5mm や4.4mmへの変更をコネクタ部分を痛めることなく気軽に交換することができますので、スマホでストリーミングを聴くといったカジュアルな楽しみ方にも対応しています。
私の環境では上記のケーブルを高音域をより綺羅びやかに、美しくするために純銀製のものにリケーブルし、アップグレードを行いました。
イヤーチップは私はSpinfit W1を使用していますが、人によっては少しシャリつくかもしれません。イヤーチップを水月雨の清泉に交換すると豊かな高音を得つつも、刺さりを軽減してくれるはずです。
Kaguyaの力強くも繊細で美しい音色を味わうと、その真髄を堪能するために、相応の音源と環境を用意したくなり出費がかさんでしまうかもしれません。ですがその出費にしっかりと答えてくれる素晴らしいIEMだと思います。
美しく粒立った繊細な高音域と、それを支える力強く芯のある低音域。その二つがIEMとは思えない広大な音場で鳴らされているKaguyaは、まさしくsee audioのフラグシップモデルに相応しく同価格帯のIEMのなかでも頭二つ以上抜けた逸品だと断言できます。
ぽ~たる さん
(2022/12/28)
4
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
4.5
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.5
color:規格なし
女性ボーカルに最適
試聴で衝撃を受けて購入しました。女性ボーカルを聴くのに最適なイヤホンです。
トシキ さん
(2022/12/23)
3
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
4.5
音漏耐性
4.5
color:規格なし
2022年デビューイヤホンでベスト3に入る名機!!
日々ヤキソバパンを食べてお金を節約し,迷惑も顧みず,仕事の合間にイーイヤホンでの長時間試聴をくり返す日々を送っている者です。
そんな日々の中で出会ったのが本機。打ち込み系をモニターとして20〜30万円クラスのイヤホンの試聴をしていましたが,「2022年にデビューした膨大なイヤホンの中,価格帯無視でベスト3に入る名機」とベテラン店員さんに薦められ,そんなものかと聴いてしまったのが運の尽き。すっかりハマってしまい,とうとう購入に至りました。
以下,店頭での視聴+購入後150時間かけてエージングと聴き込んだ結果をレビューします。
まずBAドライバ担当とは思えない,力強い低音に驚きました。これまで私は,非ダイナミックドライバのイヤホンは低音が控えめで,全体的に迫力にかける機種が多いという印象を持っていました。しかしこのKaguyaは,まるで強力なダイナミックドライバでも入っているかのような太い低音が響きます。やはり低音が強いと,曲にしまりと迫力が出ますね。ただ,この低音にはダイナミックライバに感じる残響感がほぼなく,デジタルでかっちりとした音です。DD+EST+BAで構成されるMoondrop製のVariationsと比較するとよく分かります。好き好きと思いますが,高音側への影響がなく,スッキリと住み分けが出来ているという点は,大きな特徴と言えます。
そして期待の高音域は,本当に緻密でキレイに出ます。粒立った高解像度の高音がのびのびと抜けていき,膜を張ったようなこもり感はほとんど感じません(音源の質が悪いとダメですが)。このあたりは,高音域担当の静電ドライバの良さなのでしょうか?私も中毒者ですからFAudioや64 Audio,Vision Earsなどの,本機よりはるかに高価なイヤホンも多数試聴したのですが,同じようなドライバ構成の機種であっても,結局,この美しい高音は体感できませんでした。本機の高音は,基本は硬めのクールな美声なのですが,同時に暖かみも感じるのです。この美しい音を目指すのであれば,現状では,かなりお買得な機種かもしれません。
聴き疲れがしないことも,当機のメリットでしょう。思わず長時間聴いてしまえるので,耳の保護のため,1時間ごとに休みを意識してとるようにしています。ハイエンド機でも,中には30分程度の試聴で疲れてしまうものもありますから,これはありがたい利点です。
音場は,バランス接続であれば,かなり広いと思います。しかし音場が狭くなるアンバランス接続の方が,音の迫力は増します。狭い部屋にバンドがやってきてバーンとやった方が,広いフロアでやるよりも,反響が鋭くなってグルーヴする感じですね。ただバランス接続の方が音の緻密さは増すので,ここは悩みどころです。完全に好みの問題ですが,当機に関して言えば,私はアンバランス接続で聴くことが多いです。ボーカルもアンバランスの方が,より前面に出て来てキレイに聴きやすい印象です。
一方で音に調子が出てくるまでの時間は,かなり必要な方です。Twitterでも同様の意見がレビューされていたので,けっこう気難しい機なのでしょう。箱出し直後から低音はまあまあ出ていたものの,期待していた高音はぼわつき,音全体もノッペリとしていてそれはひどいものでした。開封直後はガッカリしましたが,イーイヤホン店頭での試聴時の音を信じて100時間ほどエージングと聴き込みをくり返した結果,ようやく調子が出て来ました。150時間を超えて立体感もグッと出て来ましたので,さらに成長してくれそうだと期待しています。
またイヤーピースとの相性も,かなり厳しいです。というより,イヤピースによって音の印象がかなり変わります。私の大好きなAzla XelastecやAcoustune AEX 50のような銘品ですら,意外にも不合格でした。前者は音の凸凹がならされて何だか凡庸に,後者はカリカリと安っぽい音になってしまいます。色々と試した結果,SpinFit W1とMoondrop MIS-Tipを使うようになりました。本機の迫力ある低音と美しい高音を一番良く引き出してくれると思います。パッケージには三種類の純正イヤピースが附属していますが,上記のイヤピースと比較してしまうと高音側の細かな粒がつぶれてボヤッとした印象になってしまい,あまり感心しませんでした。まあ,名前が「かぐや」姫ですから,自分のパートナーへのワガママ度は高いのかもしれません(笑
申し訳ないのですが,See audioの他機種については,他社の同価格帯のものと比較して,それほど印象には残っていません。しかしKaguyaは,まったく世界観が異なります。最近の打ち込み系を聴くのであれば,個人的には,ベスト3はおろか現時点で世界最高峰のイヤホン(イーイヤホンさんで比較できる範囲)ではないかとさえ思います。ヤキソバパンで飢えをしのいででも,入手の価値はありますよ。
追記
2023年に入り,久々にイーイヤホンさんで他社フラッグシップクラスのイヤホンと比較してたところ,レビューを書いた頃には気づけなかった本機の特徴を確認したので追記します。それは中域音の解像度の高さです。Kaguyaにすっかり慣れてしまったので当たり前になっていましたが,電子音楽を得意とする高額機種でも案外,ボーカルを中心とした中域音がボンヤリしているものが多かったです。低域・高域については,本機の実力を上回る機種をあげられるのですが・・・。その結果,本機と比較すればどこかモヤッと煙のかかったような印象が残りました。応対してくれた店員さんも「Kaguyaは本来,30万円クラスでもおかしくないクォリティ」と評されていましたが,改めて視聴してその意見に同意します。なかなか手放せない機種になりそうです。
やきそばぱん さん
(2022/10/08)
9
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
4.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
5.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし