一石二鳥、いや三鳥

‪作った感想は、半田を使わないということで新しく機器を必要としないので、その点は良かったのですが、色々なものが小さく、一度見失ったら見つけることが難しいです。半田付けの方が楽という方もいるかと思います。‬
音は解像度を上げて空間を広くするような変化がありました。イヤホンの素質をそのまま底上げしてくれる感じです。流石ケーブルメーカーだけあって質はいいですね。
そして価格も¥5400とリーズナブル。
初めてリケーブルをしてみたい方や自分でケーブルを作ってみたいという方にオススメです。
安くて自分で作れる楽しみがあって出来上がったものの音は良い。一度手にとってみてはどうでしょうか。
長文失礼しました。

半田付けの道具を揃える前に試してみても良いがけして楽ではない

良い点：
プラグまで左右完全分離していることも奏功してか、ケーブルとしての音質には満足しています。全体的に音の見通しが良くなりました。逆に言えば音の迫力は少し抑えられる感じですかね。良し悪しはさておき、ケーブルだけで思った以上に差が出るものだなと感じています。ケーブル自体も柔らかいですし、被膜も滑りが良く絡まってもするするとほどけます。ケーブルだけ単体で売り出さないものでしょうか。

悪い点：
最大の欠点はMMCX端子です。どうも少し小さめのようで、いくつかのイヤホンに試してみましたがどれも緩くてすぐに外れてしまいました。JVC, SONY, ELECOMのものはNGでした。とても外に持ち出せる接続強度ではありません。個体差であれば運が悪かったと思えますが……MMCX端子だけ買い直して作り直すかもしれません。たぶんその方が良い。

その他注意点：
工作難易度は、想像以上の小ささから決して低くはありません。特にネジがとても小さいので、作業は必ずトレイなどの上ですることをオススメします。一度なくして絶望的になりました。その後奇跡的に見つかりましたけれども。ある程度ケーブル自作に慣れている方であれば戸惑いは少ないかもしれませんが、本格的な道具揃えの前にという軽い気持ちで挑むと裏切られます。素直に必要な道具を揃えるべきですね。

【訂正】
後日思い直して慎重に差し込んでみたところ、もう一段階深く差し込むことが出来、一般的な接続強度でつなげることができるようになりました。
上記「悪い点」に書いたMMCX端子の接続強度については全面的に撤回し、お詫びと共に訂正します。
これに伴い評価値を3.0→4.0へ、またタイトルも変更しました。

ハッキリ言ってハンダの方が楽です

まず、これは相当難しいです。
タイトルの通り、素直パーツごとに買って
ハンダでやった方が絶対楽です。
ただし、音は全体的に厚みが増して、
いい感じです。曖昧な表現ですが…