3.5mmのケーブルではピカイチ！

eイヤホン日本橋店を訪れた際、購入しました。
mojo2を買ったので、3.5mmのケーブルが必要になりこちらを選びましたが、解像度がすごく高域にかけて自分好みの音になりました。(イヤホンはshure846)
汎用性もたかく、3.5mmで最高級のケーブルをお探しの方は是非1度お試しください！

「とりあえず」で買って失敗しない

Campfire ANDROMEDA、JVC fw02で使用
どちらも解像感と空間表現(音場が拡がるのではなく密閉感が減って中高音が通るような感覚)
がグっと良くなりました。
ただ、低域の色付が薄いためウッド素材の音を出すfw02よりANDROMEDAの方が凄くマッチしました。
残念な点があるとすれば、個体差なのかも知れませんが私の持っているものはr側の接続が少しゆるい気がしました。MMCX自体が少し浅めの接続感とはいえ、根本を絞るアジャスターをくるくる閉めてもポロッと落ちそうな感覚(使ってて外れることは無いですが)がして少し不安です。
近くに試聴できる店舗があれば一度試しに繋げてみて欲しいです。

機種としてはANDROMEDAとの相性が凄く良く、篝火より高いBeatAudioのEmeraldなども試したのですが、ANDROMEDAの「長所を活かす」、「取り回しがいい」、「高コスパ」という点で最高の選択肢の一つだと思います。
NOBUNAGAさんの製品はどれもそんな印象なので、"とりあえず"で買っても失敗しない。そんな製品だと思います。

初めての高級リケーブル

正直、ケーブルで音変わるか？と思ってました。
まず初めにびっくりしたのはタッチノイズが無くなり、ホワイトノイズがほかのケーブルに比べて少なくなりました。(zen dacの4.4mmバランス接続時)
音質的には高音域が綺麗に聴こえる様に思えました。
ただ、他の方のレビューに書かれてるようにイヤホンとの相性はあると思います。
個人的にはダイナミックドライバーを積んでるイヤホンとだとバランスがいい感じがし、バランスド・アーマチュアドライバーを積んでるイヤホンは全体的に繊細で細かい音になる感じな気がします。
どちらにしても良い物には良い値段がする理由を再確認しました。
後、mmcxは他のケーブルより外れやすくなっています。
これはコネクタを痛めないためかは分からないですが、すぐになれると思います。

合うとクオリティアップが凄まじい

タイトル通りイヤホンと合うと抜群に良くなります。篝火に限らずこのシリーズはそういう傾向があります。
私Shure製品が大好きでSE846/SE535LTD/SE215SPE/Aonic5/Aonic4を所有しています。
その中でAonic4に篝火、SE846に澪標(4.4㎜5極)にリケーブルしてます。
SE535LTDとAonic5にも試しにリケーブルしましたが、確かにクオリティアップするのはしますが他のケーブルの方がより良く感じてしまいました。
Aonic4と篝火を合わせていますが高域はより鮮明に、中域はより明瞭に、低域はより深みを増しました。
以前は同社の翔鶴(3.5㎜ステレオミニ錫メッキ銅線)を使っていましたが、高域はどちらも良いのですが、中低域は篝火の方が艶感、深みが増し聴いていて楽しい音になります。
値段も値段なのでそう簡単に手は出せないですが、興味ある方は一度試すべき逸品です。

音に深みが増して生々しさが出ました！

SE535LTDの純正ケーブルからこちらに変更したのですが、
中高域に艶感が加わって生々しい音色になりました！
低音も少しプラスされたことで全体的に厚みのある音粒で、
力強く躍動感があって明らかに音のレベルが上がります！
見た目で派手すぎるかと思いましたが、落ち着きのある
金色でイヤホンの色とも違和感なくて気に入っています！
付属ケーブルだと眼鏡をしていため耳掛け部分が痛くなる
のですが、このケーブルはワイヤーやチューブがないので
まったく痛くなりません！あと、タッチノイズもないので
動きながら使っても問題ないです！

このイヤホンを使って2年が経ちましたが今まで以上に音質が
良くなったことを実感しています！
少し予算オーバーでしたが奮発して購入してよかったです！！

全音域に渡って伸びがすごい！

長年愛用していたオーテクのATH-CK90PROMK2がついに断線したため、意を決してMMCXデタッチャブル化して復活させました。皆様のレビューで高評価連発の篝火も購入。結論から言うと12年前のイヤホンが復活どころか大幅にパワーアップしました。発売当時から非常に評価の高いモニターイヤホンでしたが、リケーブルで全ての帯域で音が広がりました。とても2BA機とは思えないほど低温の広がりが素晴らしい上、中音域も明瞭になりました。更に元々タッチノイズが酷かった本機の弱点が完全に解消されて大満足です。
本当に良い買い物でした。

解像感の高さと中音域の美しさ

他のリケーブルにはない高い解像感と中音域の美しさを感じました。音がはっきりクリアに聞こえ、美しいと思いました。ボーカルが前に出てきて息遣いまでもがはっきりと聞こえました。デザインも少し派手ですが、それもそれで高級感があって好きです。

リケーブルはこれで決まり！

oriolus fosteniをこのケーブルにリケーブルしたとき、一聴して違いを感じられました。
モヤが晴れたように空間がひろがり、声や高音がスーッと伸びていくような爽快な音へと変化する感覚です。見た目は少し主張が強いですが、それでもこれに変わるケーブルを探すとなると骨が折れそうなのでこの篝火を選びました。３万円でお気に入りのイヤホンが更に良くなったので個人的には大満足です。

中高音の解像度が際立ってボーカルの明瞭感が高い！

イヤホンはIER-M7を使っています。
贅沢にも純銀線に金メッキを施しているため見た目からして美しく明らかにリケーブルしている感があって気に入っています。
肝心の音質ですが、全域にわたって明瞭感があり特に中高域の解像度が高くて微細な音の表現まで伝える再現力があります。
中高音寄りと聞くと硬質なイメージになりますが、エッジのキツさはなく、とても自然で滑らかな響きになるのは金メッキの効果ではないかと思います。
低音は密度感が高く押し出す力強さがありつつ、適度に締まりクリアでレスポンスが良いです。
ケーブルはとても柔らかくて重さやごわつき感が一切なくてかなり扱いやすいです。また、パーツがブラックなのであまり派手過ぎずイヤホンとの見た目の相性が抜群に良いです。
出費は大きかったですが、総合的に理想的な音色になって買って良かったと思います！

素晴らしい！

E4000に繋げて使用していますが、すっきりとしているのに濃密で特にヴォーカルの出方がとても美しくて心地良くなりました。
音の余韻と立体感がとても素晴らしくて何時間でも聴いていられます。
抜けが良くてクリアかつ音に深みが増してとても好みの音質になりました！
ケーブルの重要性を改めて感じました！すごく良い製品です！

解像度と音の深みを両立

IER-M7を使っているのですが、良くも悪くもフラット傾向で、
聴くジャンルによっては音の深みが足らずエージングしても
気になっていたのでリケーブルをすることにしました。

結果としては大成功と思える音の変化でした。

解像度が高く分離性に優れており、音の輪郭がはっきりとして
各帯域の繋がりが非常に滑らかで艶感と伸びのある、
聴き心地の良い明るい音です。明るいと言っても刺さるような
エッジのキツさは無く、奥行きが一段広がったような余裕が生まれ、
立体的な空間表現が音場の広さを感じさせます。
元々密閉感の高いイヤホンだからこそ、音場の広さを余計に感じたのかもしれないです。
あと、ケーブルの柔軟性は抜群に良いです。

解像度と音の深みを両立したい方にはかなりお勧めです。

これが本物の音か！！！

いつも線材の割にすごく安い中華系の怪しいケーブルを使っていたのですが、物は試しと思い切って購入したのですが、これがまためちゃくちゃ音良いです！笑　音の分離感が上がり、各帯域に勢いと繊細さがプラスされ上品で躍動感のある音になりました！いままでの謎ケーブルに戻すと音がスカスカしていてチープな音になります。明らかに音質が良くなっていることが分かります！ここまで良くなるんだったら早く買えば良かったです！めちゃくちゃオススメですよ！

フラグシップモデル！

ANDROMEDAに接続していますが相性抜群です。
高解像度で空間表現力が優れているANDROMEDAですが、能率が良すぎることで曲によって暴れる傾向があり聴くジャンルによっては聞き疲れするのですが、このケーブルに変えたところ暴れも収まりどのジャンルでも落ち着いて楽しめるようになりました。
全体的に角が丸い滑らかな傾向になるのですが、解像度は高く、音が濃密になったように感じます。ボーカル域は艶感が増して色っぽく、特にアコースティックギターの躍動感が生き生きしていて非常に心地の良い音色になります。低域は一段肉厚になった印象で全体的に音の芯がしっかりとしていて鮮明になったように感じます。
付属ケーブルに戻すと音が薄く頼りなく感じます。
音質だけではなく、取り回しも良好でかなり柔軟性に優れています。
フラグシップという事もあり細部までこだわってことが伝わります。ケーブルとしては高価格ですが実力は間違いなくあります。全体的な音質の向上を求めている方にはお勧めです！

繊細で重厚、そして空気感までも表現！

全体的に解像度が増してクリアながら一つ一つ音が凝縮されたかのような重厚な鳴り方になります。
どこまでも伸びる高域は非常に滑らかで、金属系の楽器でも一段空間が生まれピーク音が抑えられているので聞き疲れするようなことはまずないと思います。艶やかでその場で聴いているかのような歌声はビブラートから吐息まで微細なニュアンスまで余すことなく伝わり鳥肌ものです。そして、自然で豊かな余韻を演出する低域は、レスポンスが良くロック系の音源では素早くキレがあり、ジャズ系の音源では柔らかく全体を包み込んでくれるような優しさを感じます。音楽のすばらしさを再認識させてくれる最高の製品です！

うひぇぁ

DAPはactivo CT10、イヤホンはcampfireaudio ioでのレビューです。
誰か故郷を想わざる を店舗にて試聴した際、余りの良い声に変な声が出てしまいました。
柔らかで取り回し抜群、タッチノイズもほとんど感じさせずに細かな音まで聞かせてくれる素晴らしいケーブルです。
購入前は派手かと思っていた金色ですが、購入してから早数ヶ月、使ってみると派手さを感じないナイスな金色でした。

音質向上

とても音質が透き通るような印象です

購入しました

澪標(Miotukusi)を購入して、低域から広域まで音の広がりが良かったので、3.5㎜用に追加購入致しました。westone W60用に使用しています。westone W60は、低域から広域まで音のつながりやバランスも良く、素晴らしい機種ですが、Kagaribiにリケーブルすると、さらに解像度が増し、申し分ありません。低域の沈み込みや、中広域のキラキラ感が増し、アンドロメダよりすごいと思いました。
アンドロメダ用にも、購入しようと考えています。コスパの良いケーブルであり、これ一本持っていても損は有りません。

金らしい

純銀金メッキと、スペックだけ見るとかなりコスパが良いですね。
音は金メッキらしく、まろやかな音です。純銀線の効果もあり、高音は伸びやかです。
味付けはそこそこありますね。

音に深みが増して生々しさを感じる

イヤホン：SE535、プレイヤー：ZX507

リケーブル前では、ソリッドな高域で繊細さと解像度を重視したサウンドでジャンルによっては迫力に欠けており、物足りなさを感じていました。
こちらのケーブルに変えたところ、音に鮮やかさと深みが増したことで楽器本来の豊かな響きを感じるようになりました。これにより、今まで感じたことのない空気感・臨場感までも伝わってきます。
低域から高域までバランス良く底上げしてくれるので、本来のイヤホンの良さを損なわずポテンシャルを引き出すことができるのでお勧めです！

さすがフラグシップモデル！

純銀の金メッキ線という事で高級感漂う見た目ですが、音質は非常に滑らかで温かさを感じる表現豊かなサウンドです。線材のベースが純銀を使っているためか、レスポンスが良くて各帯域が明瞭でクリアに感じます。迫力ある臨場感と音が作り出す表現力の豊かさが素晴らしいです！
また、ケーブル自体は柔軟性があり非常に取り回しが良く、メガネを使用している私としてはワイヤーが無いのは嬉しいポイントです。総合的に弱点のない素晴らしい製品です！

濃密な高解像度サウンド！

HA-FW01に接続して使っていますが、付属ケーブルよりも圧倒的に高音質です。リケーブル前では、音粒のフォーカスが甘く、全体的に膜に覆わているようなモヤッとしていたのですが、こちらのケーブルにしたところ、その膜が無くなり音一つ一つが明瞭に聴こえるようになりました。今までぼんやりしていた中低域の出方が絶妙に締まり、音のレスポンスが向上したことで、スピード感が増してノリの良いサウンドになりました。本来持っているウッドらしい豊かで立体的な空気感は維持しながら、各パートの音粒に磨きがかかって上質な音色を奏でます。濃密かつ高解像度サウンドを生み出す素晴らしい製品です！

流石ハイエンドケーブル

AK70にE4000で使用しています。元から良かった深みのある低音に磨きがかかり、なおかつ解像度が上がりE4000元からの良さを活かしつつも全体的にグレードアップしてくれる素晴らしい商品でした。また、取り回しもよくタッチノイズも少なかった為、非常に良い買い物が出来たと満足しています！

ハイレベルな｢そのままのバランスで｣

よく｢元のバランスを保ったままレベルを上げてくれます｣といった評判のケーブルを見かけますが、今までで一番その言葉通りの印象だったケーブルです。

ケーブルによるバランスの変化は、リスニング機種なら組み合わせを楽しめますが、
モニター寄りのフラットなイヤホンだとその変化が困る時があります。

そういったイヤホンには凄くおすすめです。
個人的にはuniquemelodyのマーベリックTiに使っています。

フラッグシップケーブル！

Campfire AudioのANDROMEDAで使用しました。

見た目から派手な音が聴こえてくると思っていましたが、実際は低音域から高音域までバランスよくレベルアップしました。
特に純正ケーブルと比較して、定位感や空間の表現力が得意です。

取り回しも良好で、タッチノイズも少ないため音楽に集中しやすいです。

ANDROMEDAを使用している方には、ぜひ一度視聴してもらいたいケーブルです。

細やかでシルキーな高域が良い！

イーイヤやポタフェスで何度も聞いて買ってしまいました。

一番気に入ったのは高域のシルキーさでした。

銀線や銀メッキ線だと高域はキラキラ（悪くいえばギラギラ）感が目立つのが多いですが、このケーブルはまさに滑らか！シルキー！って感じました。

そのシルキーな感じ故か、派手な音でなく上品な感じで音のバランスも良く感じ、どんなイヤホンにも合せ易いと思いまして汎用性の高さもあり一本買いました。

バランスがよく、そして何と言っても高域がシルキーで滑らかですごく上品！これが一番の魅力でした！

大奮発！そして大満足！！

SATOLEX Tumuri用に購入しました！篝火はイヤホン６台買える金額ですね。笑
とにかく目の前で演奏しているかのような立体感で鳥肌が立つほどリアルな音色に驚かせされました！全解像度が上がり一音一音分離して聴こえるようになり、特に女性ボーカルの曲では透明感と艶感が増して、繊細でありながら重厚な音色で豊かな響きを演出してくれる素晴らしい製品です！！
周りからはイヤホン変えるべきだと言われましたが、自分はこの組み合わせが好きなので気にしてません！このイヤホンは純正ケーブルの品質があまりよろしくない分、リケーブルによる音質変化が大きく、もはやリケーブルを楽しむためのイヤホンと言った方が良いような気がします。
このイヤホンには贅沢すぎるかもしれませんが、この組み合わせでないと感じれない良さがあるので大満足しています！

まさにハイエンドリケーブル

数年前から使っているSE535LTD用として購入しました。
全体的に音の厚みが増し、情報量が多く、表現力がかなり良いケーブルです。高解像度サウンドに力強さが加わりヘッドホンアンプを経由して聴いているかのような聞きごたえのある音質になりました。
取り回しも柔らかく柔軟性に優れており、使い勝手は抜群に良いです。
少し値は張りますが、価格以上の能力を持った製品だと思います。思い切って買って良かったです。

平凡な音

かなり試聴してから購入し、数日聴き込んでからのレビューです。

平凡な音です。あまり多く語るべきことが無いように思える。爆発的に売れてるようなので、もっと早くにレビューすれば良かったことなのだけれども、ぼくはこのケーブルの音について評価を躊躇っています。この数日レビューを躊躇い続けていた。

要するに、何が変わったかかなりよく分からないのです。IER-M9で色々やってますが、純正ケーブルと比較しても本当によくわからない。よくこの製品は美音と評されてるようですが、それもそのはずで、ケーブルが無難な音を鳴らすなら、それなりに良いイヤホンに繋ぐ限り、いつでも美しい音が出て当たり前です。

そもそも、金の電気抵抗は大きいです。銀があらゆる金属の中で最優秀で、次点で銅がギリギリに迫っています。金はそれらからするとだいたい1.5倍くらいの抵抗を持ちます。

なので、金メッキは低音寄りの音が出るのだろうと思っていましたが、実際の変化はかなり繊細なようです。

それでもこの製品には大きな意義があると感じており、自分なりに納得して購入しました。タッチノイズや審美性もそうですが、特に、いわゆるコレクションとしての役割が非常に大きかったと思っています。今のケーブル市場は一概には言えませんが、米欧および国内市場のインフレと中華製品の低価格競争によって二極化が進んでおり、手頃なものが無くなりつつありました。

特に金メッキと言えば、明らかに怪しい激安ケーブルか、モンブランの万年筆みたいな高級品しかなく、市場はガラ空きでした。そこに目をつけ、企業努力の結果製品化したというのは、慧眼と思います。とりあえずいっこ持っておきたい、という僕みたいな人には買わない理由が無い製品と言ってよいと思いますし、音はよくわかりませんが、なにかこう、金の信頼感みたいなものがすごく感じられて、なかなか満足です。

願わくば、あと少し高くてもいいので、銀の導体を増やしてほしいです。メーカー様によると、従来シリーズに比べ導体数を減らして重くなりすぎないようにしてるようです。確かに軽いのは良いのですが、比較的抵抗の大きい素材を使う観点から言っても、なんとなく心配になってしまいます。

重さは電気抵抗に対してかなりどうでもいい指数になっているのが、導体としての金の悲劇でしょう。だから金の価値は従来、接点などの変質に対する耐性に見出されてきた。近年の音質面での評価がけっこう曖昧な論拠に基づく精神論だということをちゃんと理解して買うという方であれば、この製品を存分に楽しむことができると思います。

導体が多ければとにかく低音というイメージが生まれるようなので、製品の位置付けとしても、音質面で明瞭なキャラクターを獲得できると思います。正直いまのこの音は中途半端でわかりにくく、長く愛されるものではないかも知れないと僕は考えています。

色々言いましたが、いずれにしても、これは一つの大きな変化をもたらす製品であることに違いはなく、まさにエポックメイキングな存在という点で、非常に高く評価されて然るべき製品だと感じております。

nobunaga labs フラグシップケーブル

最初にレビュー投稿した者ですが自前のイヤホンが美音系になった、という購入に至るまでの個人的な興奮を伝えるものでしかなく、この製品を購入検討される方々に何の参考にもならないものであったので修正させて頂きます。

手持ちのイヤホンだけではなく、このケーブルを購入検討するであろうと思われる人気のイヤホンも再視聴してますので少しでも参考になれば幸いです(視聴機種には限界があります、ご了承下さい)

手持ちのイヤホン SE846 FD02 IER-Z1R UM-PRO50
再視聴したイヤホン アンドロメダ Solaris FW10000 SE535LTD E4000 E5000

再生機器 iPhone xs→ONKYO DAC HA200
再生音源 無圧縮CD音源
再生楽曲 安室奈美恵 2014年ライブ音源 安室奈美恵 Past＜Future クラシック、オーケストラ

再生機器について 手持ちのDAPが安価でパワー不足なため比較的安価ながもパワーもあり癖の少ないONKYOさんのポータブルアンプを使用してます。再生音源、再生楽曲について ハイレゾ音源での比較はあえてやめました。誰でも入手可能なCD音源にしました。楽曲に関してはこのケーブルがライブ音源に良好な結果が出やすいため録音がきわめて良好な安室奈美恵さんのライブ音源を中心に比較する事にしました。
以下ケーブルの特徴など長文になりますのでイヤホンとの相性のみ参考にされたい方は飛ばして読んで下さい。

発売初日にアンバランスの篝火をまず購入したのですが、その後2.5mm,4.4mmバランスケーブルはあっという間に完売してしまい未だ入手できていません。入荷してもすぐにまた完売してしまうのであえて予約などしていません。(自分はすでに一本持っているので)

nobunaga labs SUPREMEシリーズについて
この新製品のケーブルについて、今まで比較的安価で初心者にも非常に購入しやすい良好なケーブルを発売していたnobunaga labsさんから実売価格ほぼ3万円というちょっとびっくりするような価格のケーブルが発売されました。
内容を見てみると純銀線に金メッキコーティングを施すというきわめて贅沢な仕様のもので、同仕様のケーブルは他社からも出ていますがいずれも10万円を超える価格で超ハイエンドケーブルのカテゴリーに分類される仕様のものです。
nobunaga labsさんのケーブルという事で考えますとかなり高価な価格になりますが、その中身は10万円越えの超ハイエンドケーブルと同仕様という事でこれまで以上に圧倒的なコストパフォーマンスを打ち出しています。実際に10万円越えのケーブルとも比較していますが出てくる音はnobunaga labsさんのケーブルの方が良かったです。(ケーブルに使用しているパーツの質感などはさすがに負けてしまいますが)
純銀線のケーブルは伝送効率が良く高音が煌びやかになる反面、低域が弱くなる弱点がありそこがネックとなってあまり普及していません。
伝送効率の極めて高い純銀線ケーブルに何故最も伝送効率の悪い金をコーティングするのかというと押し出しが強くなり音源によっては高音が刺さってしまうのを防ぐためと、純銀線の弱点であった低域の改善にあります。しかし、プラグなどではなく長いケーブル全体に金をコーティング剤として使うので非常に製造コストがかかってしまうのが難点でした。今回、実売価格3万円というのは有り得ない程の低価格設定であり、超ハイエンドケーブルと同等の仕様のものが手の出せる価格帯での販売でイヤホンファンの夢をかなえる製品となってます。

各イヤホンのレビューの前に
これまでのnobunaga labsさんのケーブルは低価格ながらも変な癖を付ける事無くイヤホンのポテンシャルを確実にワンランクあげてくれる初心者にとって非常に良いコンセプトのもと作られてきました。今回のSUPREMEシリーズは価格帯からも初心者さん向けではありません。
ケーブルの仕様が仕様なので多少の色付けというか、音質の傾向が変わってしまいます。
多数のイヤホンで視聴した結果、非常に良好な結果になるのもあれば効果の程があまり実感できないもの、またリケーブルする事によって返って悪くなってしまうもの、と様々でした。
全部のイヤホンを比較する事は無理なのである程度の目安として、高感度のイヤホン(スマホでも十分な音量が取れるイヤホンと思って頂ければ分かりやすいかと)ではリケーブル効果が出やすい、低感度の鳴りの悪いイヤホンでは効果が微妙です。イヤホンの出力音圧感度とインピーダンスを目安にして頂ければ良いと思います。
これ以上の説明は非常に長くなってしまうため興味のある方はイヤホンとインピーダンス、出力音圧感度、といったキーワードで検索して下さい。

では各イヤホンの比較レビューをしていきます。購入検討の参考になれば幸いです。

SE846 リケーブル効果:大
個人的に最も好きなイヤホンであり、リファレンスとしているイヤホンです。
無味無臭である、退屈な音と揶揄される事が多く、ファン、アンチともども非常に評価の分かれるイヤホンですね。
音場、臨場感ともどもわずかに拡大。音色も多少艶やかになります。純銀線による低域の弱さはないです。この辺りは金メッキコーティングの効果大ですね。
ブライトノズルを使用すると高域が強くなるのでさらにレスポンスを上げる鬼丸改sにリケーブルすると刺さりまくりになるのですがSUPREMEシリーズでは高域の伸び、煌びやかさはそのままに刺さる事がありません。まさに絶妙な仕上がりになります。ライブ音源では特にその効果が非常に顕著であり、臨場感の向上が認められます。
個人的にはリケーブルでモニター系から多少リスニング寄りになって、イヤホンの使い分けができると満足したのですが、SE846のクリアー、ソリッドな音が好き、という方には多少抵抗があるかもしれません。このイヤホンのためだけに購入を検討するのであれば視聴をお勧めします。

SE535LTD リケーブル効果:弱
こちらは手持ちのイヤホンではないので長時間の視聴ができませんでしたのでSE846ほど的確な比較ができませんでした。
同じメーカーでありながら効果は少し弱いと感じました。
音場、臨場感の向上はSE846とほぼ同等と感じました。
しかし、低域、高域の変化はSE846よりかなり薄いというのが正直たところですね。
これは視聴機種を失敗したなと思いました。もともと高域を強めにチューニングしてある535LTDではなくノーマルの535で聴くべきだったと、
しかし市場ではLTDバージョンのが圧倒的に人気があるためこちらのイヤホンを選択してしまいました。劇的な変化は無いというのが結論です。ですが一般的なリケーブルと比較すると同程度の効果ありというのが率直な感想であり、これは個人の好みもあるので視聴して下さいとしか言えません、ごめんなさい。

UM-PRO50 リケーブル効果:大
SE846以上に感度の良いイヤホンですので効果のほどは大きいです。
SE846と同じような感じにシフトします。
しかし個人的にWestoneのイヤホンは付属のケーブルのチューニングがあまりに素晴らしいので各イヤホンのレビューにもリケーブルせずにそのままの使用を勧めています。
確かにリケーブルによる音質の変化は大きいですが一つの音として捉えた場合、どうもWestone特有の音像のバランスの良さが崩れてしまってるので個人的にはUM-PRO50に限らず全てのWestoneのイヤホンでの推奨はできません。
リケーブルの効果は大きいので気になる方は視聴してみて下さい。

FD02 リケーブル効果:大
ドライバーが同じなのでFD01も同様と思われます。
こちらはダイナミックドライバー一発ですので、今までのBAドライバーオンリーのイヤホンとは変化の仕方がかなり違います。
音場、臨場感の向上はBAドライバーイヤホンの比では無いです。
リケーブル後のFD02は個人的にie800をも凌駕していると思ってます(ie800も所有してます)
もともと素晴らしいコストパフォーマンスの高い良いイヤホンなのですがJVC=WOODという図式が浸透してしまってほとんど無視されてるイヤホンです。
BA型イヤホンのような切れ味鋭いソリッドな音、最も現代的な音を出すダイナミック型イヤホンだと思ってます。
リケーブル後はライブ音源やクラシックには音場、臨場感の向上によりかなり良い方向になりおススメです。音像のバランスの崩れもなく万人におススメできるかと思います。

アンドロメダ リケーブル効果:絶大！！（ユーザーの方々視聴必須です！）
凄まじい良好な結果になりました！！
全ての音源に効果絶大です！！
アンドロメダの欠点でもあった低域の弱さが見事に改善されています！
音源によっては刺さる事もあった高域ですが、煌びやかさを残したまま刺さりも解消されています。
あまりの効果に後日、2回目の視聴をしたくらいですが結果は同じでした。
これまで高音の煌びやかさには魅力を感じながら低域に難があったため購入には至りませんでした。
このケーブルにリケーブルする事で完成品と呼べる、そこまで言い切れるほどです！（誇張ではなく）
とにかく全てのアンドロメダユーザーにおススメしたい！是非とも視聴して下さい！！

Solaris リケーブル効果:中
アンドロメダ以上に感度の良いイヤホンなのですがリケーブルによる効果は多少の音場の拡大にとどまります。
視聴時間も短かったのですが一聴してのインパクトは感じられませんでした。
このイヤホンのオーナーの方ならより変化の度合いがわかるかもしれません。
このイヤホンのためだけの購入でしたら手放しでの推奨はできません。

FW10000 リケーブル効果:大
かなりリケーブル効果は大きいです。
FD02と同じで音場、臨場感の向上が認められます。
全体的にどっしりと音作りになり、低域もしっかり出るようになります。
低域の弱さがこのイヤホンの弱点だ、と思いのオーナーの方にはおススメできるとは思いますが、
個人的には羽の生えた様な空を舞うような高音の美音を中心とする音作り、音色がこのイヤホンの最大の魅力と感じてる自分にはオリジナルのケーブルの音の方が好きですね。
リケーブル後でも高域の煌びやかさはより強くなり、根を張ったどっしりとした低域が全体的に支配する様な感じになり、評価が非常に難しいです。
ケーブル購入後もオリジナルのケーブルに戻せなくなるわけではないのですが、ここまで化けてしまう以上視聴は絶対ですね。これは個人的好みにより非常に賛否が分かれると思います。（低域不足であると感じてる方には非常に効果絶大だと思いますよ）

Final E4000,E5000 リケーブル効果:悪
鳴らしづらいイヤホンの筆頭とも言える両機種ですが意外にもリケーブルの効果は顕著に出ました。
まず臨場感の向上。ライブ音源ではより顕著であり、まるでエコーがかかった様になり聴けたものではありません。
スタジオ録音では低音が出すぎてしまい、全体的にボワついた音になってしまい高域も埋もれてしまいます。
とにかくリケーブル後の音質にイヤホン側が頭打ちになっている感がありリケーブルして悪くなってしまったという初めての経験をしました。
それもそのはずでイヤホン本体より、ケーブル自体の価格のが高いのですから、
もともとE5000は音数の少ない室内楽のような音楽を小音量で聴くのに適したイヤホンですので今回用意した音源自体得意分野でなかった事もあると思います。
結果的にはこの両機種には全くおススメできません。

IER-Z1R リケーブル効果:危険！！
Z1RだけでなくM9,M7にも同じ事が言えますが現状IERシリーズに純正ケーブル以外はこの製品に限らず使用しない方がいいです。ここは十分注意して頂きたいです。
装着は問題無くできますが、端子側が半ば埋まってしまい、外せなくなってしまいます。
ケーブル側、イヤホン本体、破損の原因にもなりかねませんので対応アダプターの発売を待つのが懸命だと思います。
繰り返しますが高価なイヤホンですので安易な考えでのリケーブルは事故の元になりかねませんのでやめた方が良いです。

以上限定した機種ではありますが各イヤホンのレビューを終わります。
所有してないイヤホンではありますがアンドロメダの好結果にはあまりの激変ぶりに驚愕しました。
まるで低域ドライバー１基足したかの様な素晴らしい仕上がりにこのイヤホンをリファレンスとしてチューニングしたものと思ったほどです。(メーカー様に確認したところアンドロメダでは聴いてないそうです)

個人的総括ですが、このケーブルを視聴して気に入ったのであれば篝火、鬼丸改s、友禅、この3本をセットとして購入するのが良いと思います。(各ケーブルのキャラクターが濃いのと、完成度が高いので)mmcx対応のイヤホンを多数お持ちであれば十二分に楽しめます。
また篝火では良い結果が出なかったイヤホンでも相性の合うケーブルがあるかもしれません。