クールで高解像度なifiらしいサウンドの真骨頂

ifi audioのDACアンプはmicro iDSD signatureから入り、hip dac 2やGryphon、go bar等を購入しては売ってを繰り返していたのですが、ようやく沼の底が見えてきたような気がします。音の傾向としては据え置きモデルとしてパワーを持ちつつ、クールかつ高解像度でifiらしいサウンドです。体感的にはmicro iDSD signatureの音と最も近いですが、ギャングエラーがないため比較的小音量で聴く方にとてもおすすめです。
　手持ちのFOSTEX T60RPでバランス接続すると、楽曲の楽器隊の位置が細かいところまで分かります。このような体験は初めてで、ヘッドホンはやはり据え置き機で鳴らしてナンボだと思いました。（ポータブルDACアンプを否定しているわけではありません。）今までは音量が取れている＝鳴らし切っていると単純に考えていたのですが、本機の音を体験すると、ヘッドホンのサウンドステージを限界まで押し広げられるということが慣らし切るの本当の意味ではないかと考えが変わりそうです。また、MEZE 109 proでイコライザのMZ99モードをONにすると低音と高音がより深みを増し、聞き応えのある音になります。Mezeのヘッドホンをお持ちの方で据え置きのヘッドホンを検討している方は必聴です。
　価格改定後で割高感がありますが、買って良かったと思っています。ZEN CAN Signatureと4.4 to 4.4バランスケーブルを用いれば、手持ちの他のUSB DACとも接続できるので、また違った楽しみ方もできそうです。

なめらかな感じです。

先日e-イヤフォン　秋葉原店で購入しました。
ヘッドホンはmdr-z7m2にキンバーです。
リスニング向けの構成で使ってます。
ゆっくり聴くのには最適です。