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【徹底比較】 最強の開放型ヘッドホン SONY (ソニー)「MDR-MV1」とSENNHEISER (ゼンハイザー)「HD 660S2」を詳しくご紹介!

2023年4月に発表されて以降、瞬く間に話題となり高評価を集めたSONY (ソニー)「MDR-MV1」。その圧倒的な表現力と解像度の高さは他の追随を許さないクオリティです。

今回は「イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン」が、ハイエンドヘッドホンの定番SENNHEISER (ゼンハイザー)「HD 600シリーズ」の第4世代にあたる、2023年2月発売の「HD 660S2」と「MDR-MV1」を徹底比較します!

それぞれ異なる強みがある開放型ヘッドホン。あなたにピッタリの製品はどちらなのか、ぜひ最後までご覧ください!!

【イヤホン・ヘッドホン専門店】e☆イヤホン

e☆イヤホンは、日本初&日本最大級のイヤホン・ヘッドホン専門店です。全国に4店舗(秋葉原店、大阪日本橋本店、名古屋大須店、仙台駅前店)とWeb通販を展開しています。ポータブルオーディオ取り扱いアイテム数は25,000を超えます。お気に入りの1台がきっと見つかるはず!


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SONY (ソニー)「MDR-MV1」

・ソニー初となる開放型モニターヘッドホン
・360 Reality Audio認定モデル
・360VMEに対応

背面開放型音響構造

ハウジング内での反射音や共振を排除するため、開放型と同様にドライバーユニットの背面側が開いた、ハウジングを音響的に塞がない構造です。これにより正確な音場再現を可能としました。また、ドライバーユニットの前面と背面の通気を最適にコントロールするために、音響レジスターを可能な限り大面積で使用し、空間共鳴を排除。この技術によって、密閉型ヘッドホンに迫る超低域からの再生を可能にし、求められる広帯域再生を実現することができています。



360 Reality Audio認定モデル

360 Reality Audio認定モデルであるため、個人最適化に対応しています。360 Reality Audioは、全方位に広がる音に包まれるような新たな音楽体験です。ソニーの個人最適化対応の認定モデルでは「Headphones Connect」アプリで個人の耳の形やヘッドホンの特性に最適化することで、より忠実かつリアルな臨場感をお楽しみいただけます。


360 Virtual Mixing Environment(360VME)に対応

360 Virtual Mixing Environment(360VME)は、複数のスピーカーで構成された立体音響スタジオの音場をヘッドホンで高精度に再現する技術です。一度スタジオで測定すると、立体音響制作に最適な環境をヘッドホンと360VMEソフトウェアでどこへでも持ち運び可能になります。立体音響コンテンツを制作するクリエイターの方に最適です。

利用方法などについては下記をご覧ください
https://www.sony.co.jp/Products/create360RA/360VME/?s_pid=jp_/headphone/products/_MDR-MV1

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SENNHEISER (ゼンハイザー)「HD 660S2」

・ハイエンドヘッドホンの定番「HD600シリーズ」の第4世代
・世界中で人気を博した前作に低域を加え、さらに深みのあるものへと昇華
・やわらかく滑らかなサウンド

ハイエンドヘッドホンの定番「HD600シリーズ」の第4世代

整ったバランスとナチュラルな再現力で時代を超えて世界のオーディオシーンを牽引するゼンハイザーのハイエンドヘッドホン。その定番である「HD 600シリーズ」のなかでもHD660Sは世界中で最も有名で支持されているオーディオファイルヘッドホンのひとつであり、そのHD 660Sに豊かな低域を加えさらに深みのあるものへと昇華し、 HD 600シリーズのDNAを色濃く継承しています。


豊かな低域の創出は振動板に柔軟性
動板が固いとコイルのエネルギーに反発し、低域が控えめになり、低周波数帯域での歪みにもつながります。特に開放型ヘッドホンのトランスデューサーは減衰と低域シグナルが強いため振動板をより多く動かす必要があります。したがって振動板に柔らかさ、柔軟性をもたらすことにより可動域を上げます。

進化は低域だけにとどまらない

超軽量なアルミのボイスコイル素材を採用することで、コイル重量を10%ほど軽量化。振動板素材の柔軟性により高域の振幅に対する追従性を高めることにより繊細な音の再現性もアップ。5,000 Hz以上の周波数帯域も全体的にスムーズなまとまりになっており、ピークを抑えた仕上がりになっています。明瞭さも上がり、長時間のリスニングでも聴き疲れしづらいサウンドを提供。

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スペックの比較

製品名MDR-MV1HD 660S2
商品画像
型式オープンバックダイナミックオープンバックダイナミック
ドライバー構成ダイナミック型
40mm
ダイナミック型
38mm
インピーダンス24Ω(1kHzにて)300 Ω
音圧感度100dB/mW104dB(1kHz,1Vrms)
再生周波数帯域5~80,000Hz(IEC*)
*IEC(国際電気標準会議)規格
による測定値です
8~41,500 Hz
本体重量約223g(ケーブル除く)約260g(ケーブル除く)

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外観の比較

ビルドクオリティの高さが際立つ「MDR-MV1」

ハウジング部分には丸穴、側面にはスリット穴を多数開けることで、ひとつのアルミハウジングで全体を通気させることが可能となっています。この繋ぎ目のない構造によって、強度のアドバンテージが得られ、それが軽量化にも寄与しています。
スライダー部にポジションを示す数字があしらわれており、毎回確実に同じ位置に装着できるため、使うたびに調整しなおすストレスがなくなります。さらにスイーベル構造によって収納や持ち運びなど扱いやすく高い実用性を備えています。

高級感抜群のクールなデザイン「HD 660S2」

ステンレススチールメッシュから覗く内部のドライバーがクールな印象です。ハウジングには上品なブロンドロゴがあしらわれ、ヘッドバンドのロゴの大きさは前作よりもコンパクトになり、確かな存在感を放ちつつも主張しすぎない高級感のあるデザインに仕上がっています。精巧にデザインされたステンレススチールメッシュはボーカル帯域の歪みを抑制。厳しい品質管理のもと作り上げて搭載されたステンレススチールメッシュがトランスデューサー内の空気をコントロールして歪みを最適化し淀みのない音を創出します。


スライダーに目盛りなどはありませんが「MDR-MV1」と同様にクリック感のある調整機構のタイプです。

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装着感の比較

イヤーパッドについて

「MDR-MV1」のイヤーパッドには、肌触りが良いスエード調人工皮革を採用し、十分な厚みのある低反撥ウレタンフォームを使用しています。また、イヤーパッドはユーザー自身での交換ができ、長年使う上でのメンテナンスの事も考えられています。これまでの数々のヘッドホン開発で得られた知見を活かした細部にわたるこだわりで、軽量化や使いやすさ、快適な装着感を実現しています。

「HD 660S2」のイヤーパッドはソフトなパッドとベロアを組み合わせた素材で肌触りが良く快適です。こちらも程よい通気性と柔らかさにより、長時間の使用でも蒸れにくく快適な装着感をもたらしてくれます。

ヘッドバンドについて

「MDR-MV1」のヘッドバンドは、頭に沿うようなフィット感と程よいクッション性で頭が痛くなりにくい質感です。頭に当たらないヘッドバンド上部には高級感のあるレザー加工が施されており、装着感だけでなく、デザイン面においても細かいこだわりを感じられます。

「HD 660S2」のヘッドバンドは、頭に触れる部分にある肉厚なクッションが特徴です。このクッションは柔らかすぎず、硬すぎずの程よい質感で頭が蒸れにくく、長時間の着用でも負担が少なく痛くなりにくい着け心地です。ヘッドバンド上部には「SENNHEISER」のブロンズロゴが施されており洗練されたデザインです。

超軽量で側圧も程よい「MDR-MV1」

手に取ると思わず「軽い……」と声に出してしまうほど軽く、長時間の使用でも負担がかかりにくいのはもちろんのこと、持ち運びにも最適です。側圧は非常に優しく、痛みやストレスは全くと言って良いほど感じません。優しい側圧でありながらもズレることなく、安定した装着感をもたらしてくれます。

使うほど馴染んでフィットする「HD 660S2」

「MDR-MV1」よりも持った際に若干重さを感じますが、ほかのヘッドホンと比べると驚くほど軽いです。側圧は「MDR-MV1」と比べるとやや強めで、質感も最初はやや硬いため、側頭部や耳が痛くなる方もいるかもしれません。ですが着けていると段々と頭や耳に馴染んでいくため、長く使うほどフィット感が良くなる印象です。馴染んできた心地良い装着感と軽量さから、長時間の編集作業やリスニングに適しています。

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端子・ケーブル・付属品の比較

MDR-MV1(3.5mm 4極 片出し)

ケーブル仕様:約2.5m
コネクター:3.5mm 4極 片出し

【付属品】
・ヘッドホンケーブル(約2.5m, ステレオ標準プラグ)
・プラグアダプター(約20cm, ステレオ標準ジャック ⇔ ステレオミニプラグ)
・保証書

ケーブルは交換の容易な着脱式とし、確実な接続ができるねじ式のロックリングによる固定構造を採用しています。

HD 660S2(SENNHEISER HD 600シリーズ用 2PIN 両出し)

ケーブル仕様:1.8m
コネクター:SENNHEISER HD 600シリーズ用 2PIN 両出し

【付属品】
・3.5mm変換アダプタ
・ケーブル:6.3mmステレオ標準プラグ(アンバランス)
・ケーブル:4.4mmプラグ(バランス)

「MDR-MV1」にはない「4.4mmバランス接続ケーブル」が付属しています。変換アダプタと二種類のケーブルによって、様々な環境で使用できます。ヘッドホン端子側の二本のピンは若干太さが違うため、確認してから接続するようにしましょう。

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音の比較

圧倒的表現力と解像度の高さ「MDR-MV1」

・音の位置や距離がハッキリと分かる表現力
・広い音場と高い解像度
・原音に忠実なフラットサウンド

音の傾向はややクール寄りの印象で、音の表現力の高さは圧巻です。それぞれの楽器の位置やボーカルの強弱、声の細かい震えなど、細かい部分の表現が丁寧でつい聞き入ってしまいます。超低域や低域の力強さはありつつも全体で見ると、どの帯域もバランスの良いフラットなサウンドだという印象です。

情報量の多い楽曲でも音がケンカしたり混ざることはなく、それぞれが独立した粒立ちの良い音で鳴っており、ひとつの音に集中できるうえに、全体の流れや音の表情が読み取りやすいです。

特にライブ音源との相性は抜群で、観客のざわつきやイントロが流れ出すまでの緊張感をリアルに味わえます。音の緩急や力加減が本当に絶妙な故の、この表現力や完成度なのではないでしょうか。

作曲や楽器をやる方にはもちろんのこと、楽曲を選ばずリスニング用として「音楽そのもの」を楽しめる、まさに新次元の、新定番になり得るモニターヘッドホンです。

抜群の心地良さを誇るまさに“良い音”「HD 660S2」

・やわらかく滑らかで心地良いサウンド
・音抜けが良くても迫力を感じやすい
・ひとつの音に集中しやすい

音の傾向はややウォームよりの印象で、いつまでも聴いていたくなるような抜群の心地良さを誇る、まさに「良い音」という表現がピッタリのサウンドです。

色付けは濃すぎず、重心はやや低い位置にとられており迫力を感じやすい印象です。楽器の表現力が非常に高く、ボーカルよりも若干聴きやすい傾向にあります。分離感が良いためボーカルが埋もれたりすることはなく、各々の音にしっかりと集中できます。

開放型ヘッドホンは音抜けが良く、優れた中域と高域の表現が特徴ですが、その強みを活かしつつ、量感のある低域が加わり隙のない音が紡ぎ出されています。

多くの楽器が使われた楽曲や情報量の多い楽曲で真価が発揮されると思います。長時間のリスニングでも疲れにくいサウンドで、音楽だけでなく動画や映画鑑賞などリスニング用途に最適なヘッドホンです。

共通点

どちらも非常に軽くて疲れにくい装着感が特徴です。音の表現力と解像度が高く分離感も良いため、どこかの音が埋もれたりせずリスニングにも作業にも適しています。また、基本的に楽曲は選ばず、どのジャンルも器用に表現してくれます。

ゲームにおいて、BGMや効果音、近くの音を集中して聴きたいなら「HD 660S2」、幅広い音を拾いたい、位置をより正確に認知したい、フルボイスのゲームなどストーリーを高い没入感で楽しむなら「MDR-MV1」がおすすめです。

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まとめ

それぞれ違った強みや良さがある「MDR-MV1」と「HD 660S2」についてのまとめです!

MDR-MV1

・原音に忠実なフラットサウンド
・動画や楽曲制作、楽器を演奏する方におすすめ
・全体のバランスを注視しやすい

HD 660S2

・迫力を感じやすくやわらかいサウンド
・音楽や動画、映画鑑賞などのリスニング用におすすめ
・ひとつの音に着目しやすい

動画でも徹底比較!

イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンの公式YouTubeでも「MDR-MV1」と「HD 660S2」について、比較を交えながら詳しく解説しています。ぜひご覧ください!

【徹底比較】SONY MDR-MV1 vs SENNHEISER HD 660S2:最新の開放型ヘッドホン対決!

e☆イヤホン 公式YouTube

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最後に

いかがでしたか? まさに最強の開放型ヘッドホンである「MDR-MV1」「HD 660S2」それぞれの魅力が伝わっていましたら幸いです。

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今回ご紹介した「MDR-MV1」と「HD 660S2」は、e☆イヤホン各実店舗でご試聴いただけます! その他にも多数のオーディオ製品を取り扱っておりますので、ぜひ気軽にお立ち寄りください!