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FIIO (フィーオ)

M11 Plus LTD Stainless Steel【FIO-M11PL-SS-LTD】

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  • 商品詳細

  • レビューレビューあり

音質・処理速度・使い勝手の進化が音楽ストリーミング体験を変える。
ハイスペック・ストリーミングDAPの完全限定生産モデル、ついに登場

Fiio M11 Plus LTD Stainless Steel

ヒーローイメージ
  1. 旭化成エレクトロニクス製フラッグシップ2ch DACチップ「AK4497EQ」を2基、左右独立構成で搭載。さらなる低ノイズ・低歪と高出力を両立
    M11 Plus LTDは、生産が完了した高性能DACチップの「AK4497EQ」を左右独立で2基搭載しています。

    AK4497EQは、VELVET SOUNDアーキテクチャーを採用した新世代フラグシップ32-bit 2チャンネルプレミアムDACで、新たに開発した当社オーディオ専用LSIプロセスを採用することで、高分解能32-bit処理に加え、ノイズ耐性の高い設計を行うことで繊細な音の表現を可能にしています。S/N は128dB(ステレオモード)、THD+Nは-116dBを達成するほか、AMK歴代DACチップにおいて最高の性能を実現しています。また、内蔵ディジタルフィルタ機能はこれまでの5種類に加え「ハーモニックサウンド」フィルターを新たに追加しています。
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  2. 384kHz/32bitまでのPCMデータの再生に対応するほかDSD256のDSDデータのネイティブ再生に対応
    M11 Plus LTDは最大384kHz/32bitのPCMデータの再生をサポートするほか、11.2MHz(DSD256)までのDSDデータの再生もサポートします。対応フォーマットとして、APE / WAV / FLAC / AIF / DSD / M4A / WMA / OGG / AAC / ALAC / MP3のほか、CUEシートもサポートします。
  3. THXの特許技術THX AAAアンプテクノロジーを採用した第二世代ヘッドフォンアンプ回路
    THX AAA FrontierシリーズのTHX AAA-78アンプは、THX社の特許技術であるフィードフォワード補正技術とニュートラルな音質を追求した設計手法を特長としています。音の消えぎわの表現やサウンドステージ上に忠実に復元されたディテールを追体験することができ、まるでレコーディングスタジオにいるかのようなサウンドをもたらします。THX AAA回路は、一般的なヘッドホンアンプ回路と比較して、仮に同じ電源部を用いた場合でも、高い出力を高効率で実現できるほか、より低いノイズレベル、低歪みと相まって、より正確かつ自然な音質を提供します。

    M11 Plus LTDのヘッドホンアンプ部はAAA-78回路をベースとして第二世代に進化し、低域のスケールの豊かさとシャープなフォーカスを実現する駆動力の強化と、IEMでもノイズが目立たない更なる低ノイズ化を進めました。
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  4. Qualcomm製8コアSoC「Snapdragon 660」によるスムーズな動作
    M11 Plus LTDには、スマートフォンのようにスムーズな動作を提供する大小4つずつで構成されたコア・アーキテクチャを採用した、Qualcomm製SoC「Snapdragon 660」が搭載されています。このチップは、動画再生やゲームなどの重いタスクを処理することが可能な能力を備えながらも、音楽再生時は超低消費電力で動作することで、長時間に及ぶ連続再生時間を実現しています。

    ・RAM+内部ストレージ:4GB+64GB
    ・GPU:Adreno 512
    ・プロセスルール:14nm
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  5. 強固なシールドで基板間干渉を抑制するモジュール型設計
    M11 Plus LTDでは、これまでのFiiO製DAPの低ノイズ設計思想をさらに推し進め、完全新規設計の内部レイアウトにより基盤回路の相互干渉を抑制するモジュール型の回路設計手法を採用しています。
    各回路モジュールはそれぞれシールドカバーで覆われており、デジタル部分とアナログ部分は完全に分離されています。これにより、各セクション間で相互干渉が発生せず、より純度の高い音質を実現します。
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  6. 低ノイズ・高安定性・高耐久性を実現したセパレート設計電源回路
    M11Plus LTDには、前段ローパスフィルター部、小信号増幅部、増幅拡張回路にそれぞれ独立した電源が与えられています。音質に関わる重要セクションにより強力な電源供給を実現することで、音楽のダイナミクスをより高度に再現します。
    さらに、様々な部品に対する専用シールドカバー、特注品の高耐熱性シリカゲルとグラフェンの使用、必要に応じて熱の吸収と放出を行うニッケルシルバー製ヒートシンクなどを駆使し、優れた温度管理を行うことで、製品全体の耐久性も高めています。
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  7. 第4世代FPGA+NDK製フェムト・クロック水晶発振器を駆使した完全新規設計「デジタル・オーディオ・ピューリフィケーション・システム」
    M11 Plus LTDでは、デジタル信号処理の要となる、PFGAを中心としたデジタル領域の信号処理回路に、完全新規設計となるDigital Audio Purification System (DAPS) を採用しています。
    SoCから送られたデジタルデータはFiiO独自のPLL技術を搭載したFiiO独自開発の第4世代FPGAを経由します。FPGA内でデジタルオーディオ信号としてDACが最も真価を発揮しやすいようトリートメントされます。DAPSに組み込まれたフェムト秒クラスの超低ジッターを実現する2基の特注仕様のNDK製フェムト・クロック水晶発振器によって、デジタルオーディオ回路部全体に高精度かつ低ジッターなマスタークロックを提供し、クリーンで極めて高い忠実度を誇るD/A変換を実現しています。
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  8. 2.5/3.5/4.4mm 3系統ヘッドホン出力端子に加え、新規に4.4mmバランスライン出力機能を搭載
    M11 Plus LTDは、3.5mmシングルエンド・ヘッドホン出力と2.5mm/4.4mmのバランス・ヘッドホン出力に加えて、従来の3.5㎜ライン出力機能のみならず4.4mmバランスライン出力機能が新たに追加されました(4.4mmバランス・ヘッドホン出力端子兼用)。ライン出力時には、ヘッドホンアンプ部は自動的にバイパスされ、より高純度なオーディオ信号が出力されます。これにより、バランス接続対応のポータブルヘッドホンアンプとのバランス・ライン接続が可能になるなど、あらゆる使用シーンでの究極の柔軟性を実現しています。
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  9. あらゆるイヤホン/ヘッドホンに最適化可能な3段階ゲインレベル設定機能
    M11 Plus LTDは最大で588mWという大出力を誇るハイパワーDAPでありながら、低/中/高の3つのゲインレベル設定機能を搭載することで、インピーダンスや能率の異なるあらゆるイヤホン/ヘッドホンに最適化させることができます。各ゲインレベルに対し120ステップの音量調節が可能で、細やかな音量調整を正確に行うことができます。高インピーダンスのヘッドホン使用時でも、高感度のイヤホンでも、完璧な音量調節が可能です。
  10. FiiOカスタム仕様のAndroid 10 OSを搭載
    M11Plus LTDには、FiiOカスタム仕様のAndroid 10が搭載されており、137個のアイコン、すべての詳細設定がカスタマイズされており、ポータブル・オーディオ機器として、美しく直感的な操作が可能です。ダークモード、ナイトモード、3つのナビゲーション設定などの新たな機能が追加され、メディア体験をさらに深化させる新しい手法が提供されています。
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  11. SBC/AAC/LDACの送受信に対応し、HiFiグレードのBluetoothオーディオ品質を実現
    M11 Plus LTDは、AirPlayとDLNAストリーミング対応に加えて、Bluetooth送受信コーデックとして新たにAACが追加され、iPhoneユーザーはさらに柔軟にHiFiグレードのワイヤレス・オーディオを楽しむことができるようになりました。

    ・Bluetooth 5.0送信対応コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC
    ・Bluetooth 5.0受信対応コーデック:SBC/AAC/LDAC
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  12. 従来のホイール式とは一線を画す新たな操作感。ボタン+タッチパネルの次世代ボリューム・システム
    M11 Plus LTDでは、従来のボリュームホイール機構を廃止し、新たな発想により開発されたボリュームボタン+タッチパネル複合型ボリューム調整機構を採用しました。この方式は、占有スペースを少なくすることで他の重要な部品のためにより多くのスペースを残すことを可能とするだけでなく、ボタン操作による正確な調整またはタッチパネルでのスライド操作により、従来とは一線を画すボリューム調節体験を提供します。

    このボリュームは以下の5つの音量調節操作に対応します
    ・タッチパネルのスライド操作
    ・ボタン操作
    ・タッチスクリーン操作
    ・FiiO Link
    ・Bluetoothリモコン
  13. 視認性と操作性に優れる5.5インチ・18:9のベゼルレス液晶を搭載
    M11 Plus LTDには、よりリッチな色調と正確な色温度へとアップグレードされた新たな5.5インチHD液晶を使用しています。18:9のアスペクト比により、優れたビジュアル体験と、より快適なグリップ感を実現します。
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  14. 5つのリスニングモードで外部機器と柔軟に接続可能
    M11 Plus LTDは使用シーンや接続したい機器にあわせて5つのリスニングモードを搭載しています。音楽再生に特化したPure Musicモードのほか、無線/有線接続などシーンにあわせて使い分けが可能です。

    ・Androidモード:GMS対応で、Google Play Store経由でサードパーティ製アプリケーションをご利用いただけます(サードパーティー製アプリケーションは動作保証の対象外となります)
    ・Pure musicモード:他のアプリケーションの動作を止め、音楽再生に特化させることで音質を極限まで高めます
    ・Bluetooth受信モード:Bluetoothレシーバーアンプとしてスマートフォンその他のBluetoothデバイスと自由につなげることができます
    ・USB DACモード:コンピュータ等をソース機器として利用することができます
    ・AirPlayモード:iPhone/iPad/その他のMac製品と高品位なワイヤレスネットワーク接続をすることができます
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  15. ユーザーカスタマイズが可能なショートカットボタン
    M11 Plus LTDは、高度にカスタマイズ可能なFiiO独自のショートカットボタンにより、以前は複雑だった操作をワンクリックでお好みに合わせて実行できます。

    ・ワンクリックでランダムに次のトラックへ移動
    ・ワンクリックで再生中の曲を削除
    ・ワンクリックでフィルターの切替え
    ・ワンクリックでEQの切替え
    ・ワンクリックでUSB DACモードに移行
    ・ワンクリックでBluetooth受信モードに移行
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  16. 連続再生時間11.5時間、高速充電対応の6000mAh大容量バッテリー
    音量調整システムの超小型化により、M11Plus LTDには、QC2.0/3.0/4.0および USB PDの高速充電に対応した6000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。フル充電後に約11.5時間の連続再生、最長約1000時間のディープスリープが可能です。

    ・連続再生時間:11.5時間
    ・高速充電:3時間
    ・ディープスリープ:41日間
    ・高速充電電力:50%増加 充電電力が18Wから27Wにアップグレード。QC2.0/3.0/4.0とUSB PD高速充電に対応。
    ・約3倍のデータ転送速度 USB2.0からUSB3.0にアップグレード。最高90Mbpsの転送速度。
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  17. 第3世代All to DSD変換機能でよりピュアな音質を実現
    FiiOが独自に開発したAll to DSD変換機能は第3世代となり、前世代と比較して消費電力30%削減、不要な高調波が減少、さらに肌ざわりの良い、ピュアなサウンドを実現しました。

    「DSD変換モード」機能を使用すると、すべてのPCMオーディオ信号はD/A変換プロセス時にDSDフォーマットに変換されてからアナログ信号に変換されます。その結果、PCMとは異なる質感の、自然でクリアなサウンドを体験することができます。「DSD変換モード」は、サードパーティ製のアプリで再生した楽曲にも適用されます。本機能を有効にすると、すべてのPCM信号が2.8MHzのDSDフォーマットに変換されます。
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  18. 最新の音楽フォーマット「MQA」のx8デコード機能
    M11 Plus LTDはMQA音源の8xデコードに対応。高サンプリングレートでも扱いやすいファイルサイズでマスタークオリティの豊かな音質での再生が可能です。
    hoge画像
  19. 車での高音質再生にもこだわった新開発「車載モード」
    FiiOは車内でのユーザーエクスペリエンスを継続的に最適化するために、全世界で何百人ものオーディオ愛好家の車内での使用習慣について詳細な調査を行ってきました。
    M11 Plus LTDに搭載された特許技術(ZL2017 1- 0563549.5)の車載モードは、車のキーオンと同期してプレーヤーの電源を自動的にオン/オフするだけでなく、ユーザーインターフェースを車載用に変更し、車載使用をより安全かつ簡単に行えるようにしました。
  20. ハニカム構造をモチーフとした新デザイン
    M11 Plus LTDでは、M11/M11 Proで好評を博した3Dカットデザインを継承しつつ、デザイン要素に六角形のハニカムデザインを新たに採用し、一段と洗練されたルックスへと進化を遂げました。シームレスに融合したボディとボタンを特長とするM11 Plus LTDは、絶妙な美しさと大胆でアグレッシブなテイストを両立しています。
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  21. ダイヤモンドカットデザインのリアカバー
    M11 Plus LTDの大胆でアグレッシブな印象の他の部分と対照的に、リアカバーは繊細で絶妙なダイヤモンドカットのテクスチャーがあしらわれています。光の屈折により、リアカバーは角度を変えるたびに違う表情を見せ、豪華でありながら心地良い雰囲気を醸し出しています。
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製品仕様


■ スペック
DACチップ AK4497EQ×2
アンプ回路 THX AAA-78×2
周波数応答 5Hz〜90kHz (-5dB)
SN比 120dB以上
THD+N 0.0006%以下(A-wt.)
ノイズフロア アンバランス時 2μV以下
バランス時 3μV以下
出力インピーダンス アンバランス時 1Ω以下
バランス時 2Ω以下
出力(32Ω) 206mW(アンバランス)
588mW(バランス)
対応サンプリングレート 384kHz/32bit
DSD256/1bit
CPU model Qualcomm Snapdragon 660
液晶 5.5インチ(1440×720)タッチスクリーン
USB端子 TYPE C
バッテリー 6000mAhリチウムポリマー
バッテリー持続時間 約11.5時間(アンバランス)
約10時間(バランス)
充電時間 約3時間 (QC4.0 quick charge)
主な対応アプリ Apple Music, Amazon Music HD, mora qualitas,TIDAL,Qoubz, etc(サードパーティ製アプリは動作保証の対象外です)
外部ストレージ対応 microSDカード(最大2TB対応)
寸法 136.6×75.7×17.6mm
重量 405g
付属品 耐油性強化ガラス製スクリーンプロテクター(製品装着済み)
精巧な専用レザーケース
USB3.0データ/充電ケーブル

商品詳細

音質・処理速度・使い勝手の進化が音楽ストリーミング体験を変える。
ハイスペック・ストリーミングDAPの完全限定生産モデル、ついに登場

Fiio M11 Plus LTD Stainless Steel

ヒーローイメージ
  1. 旭化成エレクトロニクス製フラッグシップ2ch DACチップ「AK4497EQ」を2基、左右独立構成で搭載。さらなる低ノイズ・低歪と高出力を両立
    M11 Plus LTDは、生産が完了した高性能DACチップの「AK4497EQ」を左右独立で2基搭載しています。

    AK4497EQは、VELVET SOUNDアーキテクチャーを採用した新世代フラグシップ32-bit 2チャンネルプレミアムDACで、新たに開発した当社オーディオ専用LSIプロセスを採用することで、高分解能32-bit処理に加え、ノイズ耐性の高い設計を行うことで繊細な音の表現を可能にしています。S/N は128dB(ステレオモード)、THD+Nは-116dBを達成するほか、AMK歴代DACチップにおいて最高の性能を実現しています。また、内蔵ディジタルフィルタ機能はこれまでの5種類に加え「ハーモニックサウンド」フィルターを新たに追加しています。
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  2. 384kHz/32bitまでのPCMデータの再生に対応するほかDSD256のDSDデータのネイティブ再生に対応
    M11 Plus LTDは最大384kHz/32bitのPCMデータの再生をサポートするほか、11.2MHz(DSD256)までのDSDデータの再生もサポートします。対応フォーマットとして、APE / WAV / FLAC / AIF / DSD / M4A / WMA / OGG / AAC / ALAC / MP3のほか、CUEシートもサポートします。
  3. THXの特許技術THX AAAアンプテクノロジーを採用した第二世代ヘッドフォンアンプ回路
    THX AAA FrontierシリーズのTHX AAA-78アンプは、THX社の特許技術であるフィードフォワード補正技術とニュートラルな音質を追求した設計手法を特長としています。音の消えぎわの表現やサウンドステージ上に忠実に復元されたディテールを追体験することができ、まるでレコーディングスタジオにいるかのようなサウンドをもたらします。THX AAA回路は、一般的なヘッドホンアンプ回路と比較して、仮に同じ電源部を用いた場合でも、高い出力を高効率で実現できるほか、より低いノイズレベル、低歪みと相まって、より正確かつ自然な音質を提供します。

    M11 Plus LTDのヘッドホンアンプ部はAAA-78回路をベースとして第二世代に進化し、低域のスケールの豊かさとシャープなフォーカスを実現する駆動力の強化と、IEMでもノイズが目立たない更なる低ノイズ化を進めました。
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  4. Qualcomm製8コアSoC「Snapdragon 660」によるスムーズな動作
    M11 Plus LTDには、スマートフォンのようにスムーズな動作を提供する大小4つずつで構成されたコア・アーキテクチャを採用した、Qualcomm製SoC「Snapdragon 660」が搭載されています。このチップは、動画再生やゲームなどの重いタスクを処理することが可能な能力を備えながらも、音楽再生時は超低消費電力で動作することで、長時間に及ぶ連続再生時間を実現しています。

    ・RAM+内部ストレージ:4GB+64GB
    ・GPU:Adreno 512
    ・プロセスルール:14nm
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  5. 強固なシールドで基板間干渉を抑制するモジュール型設計
    M11 Plus LTDでは、これまでのFiiO製DAPの低ノイズ設計思想をさらに推し進め、完全新規設計の内部レイアウトにより基盤回路の相互干渉を抑制するモジュール型の回路設計手法を採用しています。
    各回路モジュールはそれぞれシールドカバーで覆われており、デジタル部分とアナログ部分は完全に分離されています。これにより、各セクション間で相互干渉が発生せず、より純度の高い音質を実現します。
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  6. 低ノイズ・高安定性・高耐久性を実現したセパレート設計電源回路
    M11Plus LTDには、前段ローパスフィルター部、小信号増幅部、増幅拡張回路にそれぞれ独立した電源が与えられています。音質に関わる重要セクションにより強力な電源供給を実現することで、音楽のダイナミクスをより高度に再現します。
    さらに、様々な部品に対する専用シールドカバー、特注品の高耐熱性シリカゲルとグラフェンの使用、必要に応じて熱の吸収と放出を行うニッケルシルバー製ヒートシンクなどを駆使し、優れた温度管理を行うことで、製品全体の耐久性も高めています。
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  7. 第4世代FPGA+NDK製フェムト・クロック水晶発振器を駆使した完全新規設計「デジタル・オーディオ・ピューリフィケーション・システム」
    M11 Plus LTDでは、デジタル信号処理の要となる、PFGAを中心としたデジタル領域の信号処理回路に、完全新規設計となるDigital Audio Purification System (DAPS) を採用しています。
    SoCから送られたデジタルデータはFiiO独自のPLL技術を搭載したFiiO独自開発の第4世代FPGAを経由します。FPGA内でデジタルオーディオ信号としてDACが最も真価を発揮しやすいようトリートメントされます。DAPSに組み込まれたフェムト秒クラスの超低ジッターを実現する2基の特注仕様のNDK製フェムト・クロック水晶発振器によって、デジタルオーディオ回路部全体に高精度かつ低ジッターなマスタークロックを提供し、クリーンで極めて高い忠実度を誇るD/A変換を実現しています。
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  8. 2.5/3.5/4.4mm 3系統ヘッドホン出力端子に加え、新規に4.4mmバランスライン出力機能を搭載
    M11 Plus LTDは、3.5mmシングルエンド・ヘッドホン出力と2.5mm/4.4mmのバランス・ヘッドホン出力に加えて、従来の3.5㎜ライン出力機能のみならず4.4mmバランスライン出力機能が新たに追加されました(4.4mmバランス・ヘッドホン出力端子兼用)。ライン出力時には、ヘッドホンアンプ部は自動的にバイパスされ、より高純度なオーディオ信号が出力されます。これにより、バランス接続対応のポータブルヘッドホンアンプとのバランス・ライン接続が可能になるなど、あらゆる使用シーンでの究極の柔軟性を実現しています。
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  9. あらゆるイヤホン/ヘッドホンに最適化可能な3段階ゲインレベル設定機能
    M11 Plus LTDは最大で588mWという大出力を誇るハイパワーDAPでありながら、低/中/高の3つのゲインレベル設定機能を搭載することで、インピーダンスや能率の異なるあらゆるイヤホン/ヘッドホンに最適化させることができます。各ゲインレベルに対し120ステップの音量調節が可能で、細やかな音量調整を正確に行うことができます。高インピーダンスのヘッドホン使用時でも、高感度のイヤホンでも、完璧な音量調節が可能です。
  10. FiiOカスタム仕様のAndroid 10 OSを搭載
    M11Plus LTDには、FiiOカスタム仕様のAndroid 10が搭載されており、137個のアイコン、すべての詳細設定がカスタマイズされており、ポータブル・オーディオ機器として、美しく直感的な操作が可能です。ダークモード、ナイトモード、3つのナビゲーション設定などの新たな機能が追加され、メディア体験をさらに深化させる新しい手法が提供されています。
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  11. SBC/AAC/LDACの送受信に対応し、HiFiグレードのBluetoothオーディオ品質を実現
    M11 Plus LTDは、AirPlayとDLNAストリーミング対応に加えて、Bluetooth送受信コーデックとして新たにAACが追加され、iPhoneユーザーはさらに柔軟にHiFiグレードのワイヤレス・オーディオを楽しむことができるようになりました。

    ・Bluetooth 5.0送信対応コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC
    ・Bluetooth 5.0受信対応コーデック:SBC/AAC/LDAC
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  12. 従来のホイール式とは一線を画す新たな操作感。ボタン+タッチパネルの次世代ボリューム・システム
    M11 Plus LTDでは、従来のボリュームホイール機構を廃止し、新たな発想により開発されたボリュームボタン+タッチパネル複合型ボリューム調整機構を採用しました。この方式は、占有スペースを少なくすることで他の重要な部品のためにより多くのスペースを残すことを可能とするだけでなく、ボタン操作による正確な調整またはタッチパネルでのスライド操作により、従来とは一線を画すボリューム調節体験を提供します。

    このボリュームは以下の5つの音量調節操作に対応します
    ・タッチパネルのスライド操作
    ・ボタン操作
    ・タッチスクリーン操作
    ・FiiO Link
    ・Bluetoothリモコン
  13. 視認性と操作性に優れる5.5インチ・18:9のベゼルレス液晶を搭載
    M11 Plus LTDには、よりリッチな色調と正確な色温度へとアップグレードされた新たな5.5インチHD液晶を使用しています。18:9のアスペクト比により、優れたビジュアル体験と、より快適なグリップ感を実現します。
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  14. 5つのリスニングモードで外部機器と柔軟に接続可能
    M11 Plus LTDは使用シーンや接続したい機器にあわせて5つのリスニングモードを搭載しています。音楽再生に特化したPure Musicモードのほか、無線/有線接続などシーンにあわせて使い分けが可能です。

    ・Androidモード:GMS対応で、Google Play Store経由でサードパーティ製アプリケーションをご利用いただけます(サードパーティー製アプリケーションは動作保証の対象外となります)
    ・Pure musicモード:他のアプリケーションの動作を止め、音楽再生に特化させることで音質を極限まで高めます
    ・Bluetooth受信モード:Bluetoothレシーバーアンプとしてスマートフォンその他のBluetoothデバイスと自由につなげることができます
    ・USB DACモード:コンピュータ等をソース機器として利用することができます
    ・AirPlayモード:iPhone/iPad/その他のMac製品と高品位なワイヤレスネットワーク接続をすることができます
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  15. ユーザーカスタマイズが可能なショートカットボタン
    M11 Plus LTDは、高度にカスタマイズ可能なFiiO独自のショートカットボタンにより、以前は複雑だった操作をワンクリックでお好みに合わせて実行できます。

    ・ワンクリックでランダムに次のトラックへ移動
    ・ワンクリックで再生中の曲を削除
    ・ワンクリックでフィルターの切替え
    ・ワンクリックでEQの切替え
    ・ワンクリックでUSB DACモードに移行
    ・ワンクリックでBluetooth受信モードに移行
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  16. 連続再生時間11.5時間、高速充電対応の6000mAh大容量バッテリー
    音量調整システムの超小型化により、M11Plus LTDには、QC2.0/3.0/4.0および USB PDの高速充電に対応した6000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。フル充電後に約11.5時間の連続再生、最長約1000時間のディープスリープが可能です。

    ・連続再生時間:11.5時間
    ・高速充電:3時間
    ・ディープスリープ:41日間
    ・高速充電電力:50%増加 充電電力が18Wから27Wにアップグレード。QC2.0/3.0/4.0とUSB PD高速充電に対応。
    ・約3倍のデータ転送速度 USB2.0からUSB3.0にアップグレード。最高90Mbpsの転送速度。
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  17. 第3世代All to DSD変換機能でよりピュアな音質を実現
    FiiOが独自に開発したAll to DSD変換機能は第3世代となり、前世代と比較して消費電力30%削減、不要な高調波が減少、さらに肌ざわりの良い、ピュアなサウンドを実現しました。

    「DSD変換モード」機能を使用すると、すべてのPCMオーディオ信号はD/A変換プロセス時にDSDフォーマットに変換されてからアナログ信号に変換されます。その結果、PCMとは異なる質感の、自然でクリアなサウンドを体験することができます。「DSD変換モード」は、サードパーティ製のアプリで再生した楽曲にも適用されます。本機能を有効にすると、すべてのPCM信号が2.8MHzのDSDフォーマットに変換されます。
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  18. 最新の音楽フォーマット「MQA」のx8デコード機能
    M11 Plus LTDはMQA音源の8xデコードに対応。高サンプリングレートでも扱いやすいファイルサイズでマスタークオリティの豊かな音質での再生が可能です。
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  19. 車での高音質再生にもこだわった新開発「車載モード」
    FiiOは車内でのユーザーエクスペリエンスを継続的に最適化するために、全世界で何百人ものオーディオ愛好家の車内での使用習慣について詳細な調査を行ってきました。
    M11 Plus LTDに搭載された特許技術(ZL2017 1- 0563549.5)の車載モードは、車のキーオンと同期してプレーヤーの電源を自動的にオン/オフするだけでなく、ユーザーインターフェースを車載用に変更し、車載使用をより安全かつ簡単に行えるようにしました。
  20. ハニカム構造をモチーフとした新デザイン
    M11 Plus LTDでは、M11/M11 Proで好評を博した3Dカットデザインを継承しつつ、デザイン要素に六角形のハニカムデザインを新たに採用し、一段と洗練されたルックスへと進化を遂げました。シームレスに融合したボディとボタンを特長とするM11 Plus LTDは、絶妙な美しさと大胆でアグレッシブなテイストを両立しています。
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  21. ダイヤモンドカットデザインのリアカバー
    M11 Plus LTDの大胆でアグレッシブな印象の他の部分と対照的に、リアカバーは繊細で絶妙なダイヤモンドカットのテクスチャーがあしらわれています。光の屈折により、リアカバーは角度を変えるたびに違う表情を見せ、豪華でありながら心地良い雰囲気を醸し出しています。
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製品仕様


■ スペック
DACチップ AK4497EQ×2
アンプ回路 THX AAA-78×2
周波数応答 5Hz〜90kHz (-5dB)
SN比 120dB以上
THD+N 0.0006%以下(A-wt.)
ノイズフロア アンバランス時 2μV以下
バランス時 3μV以下
出力インピーダンス アンバランス時 1Ω以下
バランス時 2Ω以下
出力(32Ω) 206mW(アンバランス)
588mW(バランス)
対応サンプリングレート 384kHz/32bit
DSD256/1bit
CPU model Qualcomm Snapdragon 660
液晶 5.5インチ(1440×720)タッチスクリーン
USB端子 TYPE C
バッテリー 6000mAhリチウムポリマー
バッテリー持続時間 約11.5時間(アンバランス)
約10時間(バランス)
充電時間 約3時間 (QC4.0 quick charge)
主な対応アプリ Apple Music, Amazon Music HD, mora qualitas,TIDAL,Qoubz, etc(サードパーティ製アプリは動作保証の対象外です)
外部ストレージ対応 microSDカード(最大2TB対応)
寸法 136.6×75.7×17.6mm
重量 405g
付属品 耐油性強化ガラス製スクリーンプロテクター(製品装着済み)
精巧な専用レザーケース
USB3.0データ/充電ケーブル

満足度

5.0

1人のお客様がレビューしています。

STAFF

カラー:規格なし

ついつい楽しくなっちゃうDAP

試聴環境:UE Pro Reference Remastered


『Aluminum Alloy』と『Stainless Steel』の2機種ともにどんなジャンルでも違和感なく聴け、味付けがあまりない印象です。その分濃い味が好きな方には物足りなさを感じるかもしれません。

それぞれの細かい音の違いですが、『Aluminum Alloy』は低音域が魅力的で、しっとりとした中にも重厚感があります。全体的に優しい雰囲気のサウンドなのも、この低音域のおかげなのかもしれません。中高音域はすっきりめで、ボーカルは聴きやすく潤いがあります。歌声によってはちょこっとだけ色っぽく感じました。

『Stainless Steel』はステンレススチールらしい味付けがされてます。全体的によりすっきりになり、輪郭もはっきりしているように感じました。低音も強くなるので雰囲気は元気なイメージです。

1番面白いと感じたのはショートカットボタンです。商品詳細にもある通り、お好みの操作をワンクリックで実行することができます。

音質だけでなく使い勝手も進化した M11 Plus LTD『Aluminum Alloy』と『Stainless Steel』を、ぜひお試しください!

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e☆イヤホン スタッフレビュー by ほーりー   2021/08/24

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STAFF

カラー:規格なし

一度聴くと戻れない豊潤なサウンド!

【試聴イヤホン】
 FitEar MH334
 ※ケーブルはFitEar cable 006のφ3.5mm、φ2.5mm 4極、φ4.4mm 5極の各モデルを使用
【試聴曲】Michael Jackson / Thriller、Beat It

まずは本体の操作感について。『Aluminum Alloy』『Stainless Steel』の両モデルとも過去のM11シリーズからデザインが一新され、更にビルドクオリティが高くなった印象です。ボタン+タッチパネル式によるボリューム操作は指のスライドに細かく反応してくれるので、思ったよりもスムーズに操作できました。タッチ操作が不要な場合は"無効"にすることもできます。
また、今回大きく改善されたのがプレイヤー自体のレスポンス。M11(無印)にAmazon Musicアプリをインストールした時は正直言ってなかなかのもっさり動作でしたが、同じWi-Fi環境で試したところM11 Plus LTDはほぼストレスなくサクサク動いてくれました。

次は気になる音質について。M11シリーズの一番の特徴と言えばφ3.5mmシングルエンドに加えφ2.5mm 4極とφ4.4mm 5極のバランスジャックを備えていること。今回はFitEar MH334に付属のcable 006をプラグ違いで3種用意し、各ジャックの違いも試聴してみました。

それではまず『Aluminum Alloy』から。
φ3.5mmシングルエンドでも十分余裕のある鳴りっぷりと高解像ながら分析的すぎないサウンドで、シンセサイザーや電子音、シンバルやスネアにキツさがなく聴きやすい印象です。中・低域がドッシリとしながらもハイレスポンスで、オールジャンル楽しく聴ける音作りだと感じました。φ2.5mmバランスではさらに押し出し感と横方向の定位が心地よく、φ3.5mmシングルエンドの上位版といった音質に感じました。φ4.4mmバランスはさらに厚みが増すのかな?と思いきや、意外と少しスッキリめなサウンドに。中低域が引き締まり、より細かな描写を捉えやすくなりました。

お次は『Stainless Steel』。
『Aluminum Alloy』と比べて中高域がより緻密にくっきりと描かれている印象で、音のライブ感・空気感の再現性が高く感じます。ジャズやオーケストラなど広いダイナミックレンジを要する楽曲や女性ボーカルと相性が良いと思います。各ジャックの音の変化は『Aluminum Alloy』と似た変化です。

一台で様々な顔を見せるM11 Plus LTD。
それぞれの魅力をぜひ一度お試しくださいませ!

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e☆イヤホン スタッフレビュー by マヨ   2021/08/21

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STAFF

カラー:規格なし

FiiOのチューニングが究極昇華されたようなDAP

音楽を流し始めて思わずにやけてしまいました。
すごいと思わされた。という言葉がしっくりきます。

これまでいくつものDAPで沼を経験してきた不肖の私ですが、今回はこれまでにない凄みを身体に感じました。

実は人類が観測解析できていない領域の技術や理論をFiiOが見つけて利用しているんじゃないかと勘繰ってしまう程クリーンなステージです。

そしてズレを全然感じないです。これぞ音楽再生機材という趣きです。安定感がすごい。

その安定度を一部の人にわかりやすい伝え方にすると「据え置きDACAMPで聴いてるみたい」です。

タッチの力加減、ストロークの高さが見えるレベルでトランジェントがいいのは言わずもがななのですが、リリースもしっかり過不足なしで楽曲の作りを寸分違わず描写してくれます。

ただし、ここまでだいぶ肯定的な話でしたが実を言うと生っぽい自然にリアルな音が耳心地のいい方にはオススメできないかなと思っています。

機材として凄いのですが、高解像度すぎるというか、FiiOのこれまでのDAP音質チューニングの方向性のようなものが究極昇華されたようなDAPなので音楽的な音色とはちょびっとズレていると感じました。

楽曲という世界観を味わってもらおうという方向で無く、楽曲はこうやって作られているんだよと伝えてくれるようなイメージです。

音質面だけでなく機能面でも優れています。特に面白いと思ったのがDSD変換機能です。

想像してください。
オンライン配信ライブや、配信映画、ストリーミングミュージック、ライブ配信、はたまたZoom会議など音声関連がすべて変換されるんですよ。夢のような贅沢な機能ですね。

機能と音質を両立させるために、携帯性の高いスマホと大きく違う点は、世に出ている数多のフラッグシップDAPの重量300~400gと同じようにがっしりとしている所です。

音質とポータブルデバイスとしてのトータルの質に影響するこの「重量」に関してはぜひ許容できるバランスかどうか店頭で、持つ&聴くをお試しいただければと思います。私は持ち運んで利用したいと思えるレベルでしたが、よく着ている薄手のパンツや麻ジャケットのポケットに入れると支障でるなというところでした。

M11 Plus LTD Stainless Steelは現代の音楽管理方法にも対応した間違いなくハイグレードな音楽プレイヤーですのでぜひご検討くださいませ。


試聴イヤホン
64 Audio U18S

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e☆イヤホン スタッフレビュー by ヒロ   2021/08/19

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満足度

5.0

USER REVIEW

カラー:規格なし

AK4497搭載でステンレス筐体の貴重なDAPは総合力と完成度が高い。

DP-X1AとFiiO Q5(AM3D)を使用してきましたが、DAPが購入から昨年12月で5年になる事もあり、次のDAPの検討を初夏頃に始めました。
検討段階での主な希望は、
1. 4.4mmバランス接続に対応している
2. 最低限Q5と同程度の駆動力がある
3. 価格は15万円前後
でした。

最終候補となったのは、
Astell&Kern SA700 SS
HiBy New R6
本機
の3製品でした。
店頭試聴会で気になっていた本機を試したところ、手持ちのイヤホンとの相性が良く、動作もサクサクで重さ以外は不満点がほぼなく、決定に至りました。

音質面のレビューに関しての環境は、以下の通りです。
イヤホン
qdc 4CS (Luminox Audio 85 Filter 4.4mmと標準ケーブル)
Campfire Audio LYRA (ALO Pure Silver Litz 4.4mmケーブル)
音源
ロックやJ-PopのFLACで、ハイレゾ音源も含みます。

【音質】
帯域バランスはフラット傾向で、低域の上~中低域の上あたりと中高域~高域の下が少し持ち上げてあるかな?という印象です。

低域はもう少し沈み込むと良いなとは思うものの、沈み込みがない訳ではなく、自然かつタイトな質感をしています。
よく動くようなベースラインとタムやキックの連打は気持ち良いと思います。

中域は、ボーカルが(音源により)0.5歩程度前に来ます。
強いて言うなれば女性ボーカルの方が得意なのかな?とも思いますが、男性ボーカルが苦手とは全く感じません。
スッキリめで味付けとしてはないとは言いませんが、決して濃くはありません。

高域は明るく少し華やかな傾向で、伸び切るとまではいきませんが伸びは良いです。
個人的に女性ボーカルのサ行は刺さるのが自然と思っていて、本機は刺さるべき箇所が刺さりますが過度に刺激的という事はなく、繊細さを感じる鳴り方です。

解像度は10万円前後のDAPの中では高く、同社のM15と同等程度の解像度・分解能があります。
音場は横の広さと前後の後ろ側が広い印象で、上方向に関しては左右両端の高さが若干低いかなと感じますが、特に気になる程ではありません。

音の厚みや迫力があり音の輪郭がしっかりしていて、楽曲全体を俯瞰して捉えられるような傾向の音作りです。
若干しっとりとした感じ(音源によっては普段より大人しく感じる)はありますが、エージングとリケーブルやバランス接続で解決出来ます。(qdc 4CSを85 Filter 4.4mmにリケーブルしたのはそのためで、高域の伸びが良くなり音の輪郭がよりハッキリとした)

【機能性や操作感】
機能性に関しては、4.4mmバランスラインアウトが可能なこと、USB-DACやBluetoothレシーバーモードの他に音質優先のPure Musicモードを搭載していたりと、必要十分です。

操作性に関しては、側面のタッチセンサー式のボリューム調整に慣れると音量を一気に変更したい時にとても便利で、誤作動防止のHoldボタンがあるのは安心出来ます。
標準再生アプリの「FiiO Music」には、接続したスマートフォンからDAPの楽曲選択や音量操作が出来る「FiiO Link」という機能があり便利です。
しかし改善点もあり、FiiO Linkではアルバム単位ではなく楽曲単位で再生する操作しか出来ず、代理店の方に「アルバム単位でも操作出来るようにして欲しいとメーカーにお伝え下さい」とお願いしました。

本機はSoCにSnapdragon660を搭載しており、Snapdragon800を搭載したDP-X1Aよりもサクサクと動作します。
S660を搭載した恩恵なのか、FWアップデートでダブルタップでの起動や、最大充電量の制限等の痒いところに手が届く工夫が見受けられます。

【ストリーミングサービスについて】
私自身はサブスクリプションのストリーミングサービスは利用していませんが、初期から現在(2022.01.14時点での最新Ver.は1.0.6)まで、不具合報告をしている方がTwitterを見ているといらっしゃいます。
中には改善された方もいらっしゃるようですが、ストリーミング再生前提で本機の購入を検討されている方にはご注意頂きたいです。

【その他】
携帯性に関して、Stainless Steelならではの重さを許容出来るかどうか、という点も重要な点だと思います。
私の場合はDP-X1A+Q5が400g程あり、本機の重量と変わらないため許容範囲だと考え購入しましたが、本機の方が重く感じ、慣れるまでは恐る恐る操作していました。

デザイン面での特徴である背面のダイヤモンドカットデザインはとても綺麗で、重量感とも相まって所有欲を満たしてくれています。
排熱性を考慮して別売のケースを装着していて、隙間から見える背面がかっこいいです。

6000mAhというバッテリー容量なのかAndroid 10のおかげなのかは分かりませんが、スリープ時の電池消費がとても少なく、1日放置しても数%減るか減らないかでとても驚きました。

【総評】
10万円前後のDAPとしてはとても完成度が高く、購入して良かったなと心底思っています。
生産終了したAK4497搭載でStainless Steel筐体という本機はとても貴重な製品で名機だと思いますし、末永く愛用したいです。

ストリーミングサービスを始めとしたソフトウェア面での不安定さの改善は不可欠だと思いますが、総合力が高いとても良いDAPだと思います。
個人的には、20万円近いDAPとも勝負出来ると思うので、比較されてみて下さい。

最後に、Aluminum Alloy(以下、AA)との比較をしてレビューを終えたいと思います。
AA ウォーム寄り
SS クール寄り
と言った違いがあり、具体的に見ると低域の沈み込みと高域の明るさや伸びに関してSSの方に分がありますが、M11 Proの時よりも差は肉薄しています。
20万円までの予算でDAPの購入を検討されている方は、是非ご試聴頂ければと思います。
是非お試し下さい!

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masa さん (2022/01/15)

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