minor 81’19 Devil Head for Metal Rock

高音の質：40

中音の質：35

低音の質：50

細やかさ：40

迫力：50

音場：40

遮音性：35

音漏耐性：35

このイヤホンは三つのシリーズの内の一つで、主に低音域の強調を重視したモデルです。高音域もすこし強調されています。つまりはドンシャリのドン強め。

半開放型というアプローチは絶妙で、低音域が思った以上に重めですが開放部があることで若干圧迫感が軽減されます。高音域の刺さりも無し！

ただ個人的には低音が少し重すぎるかな、と感じました。同シリーズの他の二つは逆にシャリッとし過ぎているように思えて、うーん悩ましい。

デザインセンスやロックと合うチューニングは素晴らしいんですが、何にでも合う万能機では無いかなと思います。

これは個人的に低音域が強いと頭痛くなってきちゃうので、個人差があると思います。

多分Bassと名の付くようなイヤホンの、とにかく低音マシマシなチューニングに比べればそこまで強くはありません。

リーズナブルな価格で、レトロチックなオシャレさもあって、リモコンマイクまである。しかも梱包の箱はキャンディー缶みたいで可愛い！

低音の強さが気に入れば、きっと良き相棒になるかと思います(*´ω｀*)

高音の質：45

中音の質：40

低音の質：45

細やかさ：45

迫力：50

音場：40

遮音性：45

音漏耐性：40

低音はドラムやベースの音が主張する厚みのある音です。

厚みはありますが緩くはなり過ぎず、解像感も確保されています。

バスドラムの重く跳ねるような音が気持ちいいです。

音の分離は良好なので中高音には被りません。

中高音は伸びのある抜けのいい音です。

背面に大きく確保されたベントが影響しているのでしょうか。

低音の厚みの割に籠り感は無く、スッキリした聴き心地です。

ボーカルも聴きやすいと思います。

音の分離が良いので重なった音が団子にならず分かれて聴こえるので立体感があります。

非・耳掛けですがフィット具合は良好です。

耳の窪にしっかり収まりズレないので、激しい動きをしても落ちません。

タッチノイズもあまり気になりません。

マイクありですが、小さいため邪魔にはならないです。

アンダー1万でリケーブル・耳掛けができないタイプですが、低音が強くてこもらないイヤホンを求めている方は試聴してみると結構気に入るかもしれません。

どんな曲も楽しく聴けるいいイヤホンです。

（再生環境はN6Ⅱ/E01・ACRO L1000・UP4）

高音の質：45

中音の質：45

低音の質：50

細やかさ：45

迫力：50

音場：40

遮音性：35

音漏耐性：30

秋葉原店の懇意にして下さっている店員さんイチオシのイヤホン。

値段も安いし、3.5mmアンバランスでリケーブルも出来ないし、正直ナメてかかってました。

ところがどっこい。これ、「凄くイイ」です！

５分も試聴すればすぐに「凄い」って分かります！！

名前が「Metal Rock」になってますが、どんな曲でも合います♪

※追記：低域がかなり強いため、様々なイヤーピースを試しましたが、

JVCのスパイラルドット++が一番しっくりきました。

以下、それを踏まえた上でのレビューです。

視聴環境は、室内ではCOWON PLENUE R2、

外出用では、COWON PLENUE V。

どちらかと言うと、下位機種であるPLENUE Vと相性が良いと思いました。

PLENUE R2だと中田ヤスタカサウンド(perfume等)が、

どんなイヤホン・ヘッドホンでも高域が刺さるんです。

PLENUE Vとこのイヤホンの組み合わせはそれが無いのが良い所。

どちらもCOWONお得意のJET EFFECTで色々な音色に変えられますが、

まず凄いのは、ノーマルのままでも良い音を鳴らす事！

そして、プリセットのEFFECTで人気が高いMaestro、

これはイコライザー等を増し増しにしてて、正直くどいんですけど、

「あ、これもイケるな」と思いました。

イコライザーは引き算と思ってる自分にとって、一つの収穫になりました。

まあ、そのあと自分で設定を弄って自分好みに変えましたが、

その音色設定への順応性も高いです。

モニター寄りのリスニング機とでも言うべきでしょうか。

ドラムの沈み込むようなキックから唸るベース、

中高域のロータリーオルガンやパイプオルガン、ピアノ・シンセ、

16分音符のストリングス、ドラムの金物系までアタック感や分離感が

凄く良くて団子にならず、尚且つ高域の伸びもありますし、

ボーカルの近さは絶妙なチューニングです。

オープンハイハットやシンバルはもちろんの事、

細かいクローズハイハットの表現力も上手いです。

色々な音楽を聴きますが、歌手・声優の坂本真綾さんの曲と合う感じがします。

特に菅野よう子さんがプロデュースしてる時の音は特筆すべき所です。

そして同じく声優の竹達彩奈さん。様々なアーティストが楽曲提供していて、

主にベースラインを主張した曲が多いですが、どれもカッコよく聴こえます。

「SECRET×2」という曲では、イントロの最後にピッチシフターというエフェクトを

使っていると思いますが、「あれ？これ生の声？？」ってほど、

自然に聴こえる感じも良いです。

Kalafina等、梶浦由記さんの楽曲とも相性抜群です！

そして作曲家・神前暁さんの代表曲、涼宮ハルヒの憂鬱の挿入歌の「God…