BA20 (ポータブルアンプ)

音質：40

携帯性：40

バッテリー：40

拡張性：40

日本のメーカーかと思いましたが、中華のメーカーのようです。アリエクスプレスにも売ってます。

外箱を開封すると、アンプの筐体が白化していましたが、拭いたら取れました。

アンプの筐体は小さくコンパクトです。ブラック耐熱塗料のようなザラザラした質感です。電源とゲイン調整のトグルスイッチは凸部分が少なく押しずらいです。

無音時のホワイトノイズはイヤホン側のインピーダンスに起因しますが、ゲイン中だと僅かに聴こえます。ゲイン小だと聴こえなくなりますが、音のディテールや音場感が損なわれます。

ボリュームのギャングエラーは7～8時の位置に僅かにありますが、使わない音量の位置なので心配いりません。

肝心の音質の傾向ですが、クリアーで色付けの少ないパワフルな音に聴こえます。なんと言うかFiiOっぽい音質です。

4.4ミリの5極バランス、3.5ミリの3極アンバランス入力とヘッドフォン出力ができますが、入力側はケーブルの導体で顕著に変化があります。ヘッドフォン出力側は劇的な変化は感じませんでした。バランスでも僅かに解像感が良くなる程度です。

任意でオペアンプの換装ができますが、デフォルトでも十分な高音質なので、そのままの状態です。バッファを取り外すと低音の量感や駆動力が少し落ちますが、無音時のホワイトノイズが軽減します。

DAPの音質に飽きたら、ポタアンを挿して違う音色で楽しめます。まだまだ需要はありますね。