数々プレイヤーを所持している私がレシーバー＋カスタムIEMでの参戦しているかというと、この組み合わせにおける重要なポイントが”手軽でいて汎用性、実用性が高い”ということ。

Private333の音源を原形を保ったままストレートに再現する表現を無駄なく、かつ損なう事もなくスマホデバイスやDAPからBTR5経由で使用しています。

肝心の表現は無駄のない味付け、Private333の特徴として高音域の音圧がシャープでありますが、BTR5と組み合わせることで若干その角緩和され、やや中高音の表現、ハイトーンの声やストリングスが際立ちます。

モニターライクな表現は個人的に飽きにくく、安心感のある分野、表現だと思う私の的を獲ています。モニター表現が好きな方には特に聴いてほしい音でございます。

様々な最新機種が登場している昨今ではありますが、この二つの濃厚な音の組み合わせは他では体験できない物になります。

音の厚みと濃さ、重さがかなりありますがパワフルに持ち上げ過ぎず、とてもナチュラルに広がっていくサウンドです。ボーカルは艶っぽさと優しさが入り混じった表現で、刺さりがなく丸みあるしっとりとした高域に、極めつけは奥深みがあり非常に整った低域がたまりません。

またN8DAPの方で真空管とトランジスタの切替が可能なので、『暖かみと艶があるサウンド』と『空間表現がハッキリとしたサウンド』も楽しめるのが強い！

ポータブル性や操作性に関しては二の次で、暖かく煌びやかな音をこだわりたい方に進めたい組み合わせですね！！

DX160ver2020は全体のバランスが整っていて、中でも高域の伸びやかさが特徴的。解像度も高く、繊細なサウンドも鳴らしてくれる万能プレイヤーです。

A3H+もバランスの良いサウンドですが、低域に厚みがあり迫力が倍増です。厚みはありつつもタイトな低音なので、重たさはありませんが全体を引き締めてくれるようなイヤホンです。

このDX160 ver2020とA3H+で高域、中域、低域とすべての音域を補い合ってくれるので、とってもお気に入りの組み合わせです。空間も広く、楽器の細かい空気感や臨場感なども感じられより生々しく音を楽しめます。ロックやテクノ、歌謡曲を好んで聴くのですが、めちゃくちゃ相性のいいサウンドなので、ぜひ聴いてみてほしいです！

お互いがお互いの良さを尊重しあっていて組み合わせることが至極当然のような、この組み合わせが好きです。

繊細で、尚且つ伸びやかでいて煌びやかなSA700。ダイナミックで低域のアタック感が美しく、立体的表現の得意なA12t。バンドサウンドを好んで聴きますが、正直どんな楽曲でも美しく鳴らしてくれます。SA700はこの手になじむ感じの重量とカスタムIEMにしたA12tのドライバーの密度が美しい。

女子らしくない？好きな音に性別は無いし、自分の事を満たしてくれる。これが今の私の最上級。この音が好きだからこそリケーブルもしないし、あえてアンバランス接続。挿して、聴いて、良い音だから好き！！

Astell＆Kern KANN ALPHA との出会いは、据え置きアンプのような、どんなヘッドホンでも鳴らせるポータブルプレイヤーは無いかと探していたことがきっかけでした。解像度が高く繊細、まるでコンサートホールの真ん中にいるような感覚。そしてAK初の4.4mmバランス出力に興奮したのを覚えています。

有線イヤホンはずっとカスタムIEMのWestone ES60を愛用してきましたが、よりモニターライクなサウンドのIE100 PROの虜になりました。ボーカルがとても立体的で、楽器の音も一音一音ハッキリ聴こえます。低域も厚めに出ているので、KANN APHAとの相性も良いと感じました。音がどこで鳴っているかがしっかり感じることができ、深く音楽を楽しみたい方におすすめしたいです。

私はバンドをやっているので、楽曲制作やステージ用としても使える事も愛機選びの重要なポイントです。これからバランスケーブルや様々なイヤーピースを試して、カスタマイズしていくのが楽しみ！ボーカル重視でクリアな音質が好きな方にはおすすめしたい組み合わせです！