高音の質:40
中音の質:40
低音の質:45
細やかさ:40
迫力:50
音場:30
遮音性:45
音漏耐性:45
初レビューなので、見ずらいと思いますが書かせて頂きます。
環境:DP-X1→自作オヤイデ銀メッキOFC 0.08SQ 八芯バランスケーブル→LITHIUM
エージングは50時間くらいです。
イヤーピースは付属のは気に入らず、Ultimate EarsのUE900sのがちょうどピッタリだったので使ってます。
まずこの機種を買うきっかけとなったのは、秋葉原のポタフェスで聴いていて、その後Eイヤホンのシークレットセールで約3万円になっていたのでつい買ってしまいました。
単純に音だけなら上位機種?のSYMPHONIEの方が好みでしたがセールには無かったですね(単に見落としただけかもしれませんが)。
【音について】
上記のリケーブル&バランス接続前提で書きます。
主観ですがバランスとしてはドンシャリだと思います。
音にとても迫力があります、聴いていてテンションが上がるような楽しい音です、聴き疲れはある方だと感じています。
低音にデュアルBAを割り当てているので、かなり出ますが、締まりがあるので心地良く聴けますね。
中高音はBA1機で、少し物足りなさを覚えます、特にボーカルが少し引っ込んでいると思います、刺さりはあまり無く、少しボヤけた柔らかい感じです。
SYMPHONIEは、この辺がもっと上手くバランスが良かったと記憶しています、やはり原価で12000円の価格差は十分にあるのだなぁという感じです。
【音場について】
音が近く元々それほど広くはないです。
純正ケーブルの場合、縦に少し広がりますが横に広がらず、とても窮屈な音になっています。
上記の自作ケーブルでバランス接続すると横にも広がり窮屈さは薄まります。
【装着感について】
この機種に限らずFischer Ampsのイヤホンの特徴として、カスタムiemやSHURE等まではいきませんが装着感がとても良いです。
【遮音性、音漏れ防止】
装着感が良いので外の音はあまり聴こえません、外で使う時は周りに注意してくださいね。
音漏れも普通に使う分にはしないと思います。
【総評】
1番気になったのは、ケーブルの粗悪さですかね。
リケーブルは必要だと思います。
ケーブルの左右分岐の所からプラグまで3本の線になっていますし、音質を考えるとプラグまで4本で引っ張って来る方がクロストークの減少などによって音の分離が良くなったり音場の広さ的にもまだ良かったんじゃないかなと感じました、そうだったなら純正ケーブルをバランスケーブルに改造するのもプラグを変えるだけで出来ますし。
あとはイヤーピースですかね、コンプライ系は苦手なので純正シリコンを付けていましたが、硬く密着感があまり無かったです。
原価約63000円もするんですから、もっとこういう所に力を注いで欲しいなぁと、セール価格でなければ価格なりの満足感は得られないな思いました。
初レビューなのに、かなり辛口になってしまいましたが、音としては迫力があり楽しく聴ける機種だと思っています、あまり有名ではないメーカーですがその他の機種も全部聴いた上で悪くないメーカーではあると感じましたので、ポタフェス等で見かけた時は是非聴いていってあげて欲しいなと思いました。
長文失礼しました。