Hadal Custom - 2.5mm 【BEA-6202】

JH4pin用のリケーブルを色々と試してHadalを選びました。

Beatのケーブルは見た目が綺麗なものが多いですがHadalの青い被膜は下の銀線が透けていることによって光の反射で濃淡が変わって見え、上品な輝きがとても所有欲を満たしてくれます。

取り回しも良くしなやかですが皮膜にホコリなどが付着しやすいのは少し気になります。

純正ケーブルだと高音域が少し曇って聴こえていることと、全体的にもう少しキレが欲しいと思っていたのでHadalにリケーブルすることにより両方改善することができ、ボーカルもより鮮明になったのが自分好みでした。

ベースが銀線なので中高音域が持ちがるのですが、合金である恩恵か低音を削りすぎずむしろ低音に締まりが出て明るい音になります。

結果としてよりハキハキと音楽を聴くことが楽しく感じる音になり、リケーブルして正解だったと感じています。

リケーブルに銀線のような変化を求めつつ、音が細くなりすぎない、低音が減りすぎないケーブルを探している方にはイチオシです。

またmmcxや2pinの8wire化キャンペーンは終わってしまったので、JH用の端子を変更することで8wireとして運用することもできるかも…？

AK240 Blue Note → Beat Audio Hadal8芯 → Unique Melidy Maverick 2re;にて使用しています。

代理店のMixWaveさんが行っていた8芯アップグレードを行い、購入から約1年半経過しました。

Hadalはとても素晴らしいケーブルと一言で表現しても誇大表現ではない。と思わせてくれるケーブルです。

他のレビューに既にありますが、Hadalはデザインがマッチするmaverick2reで真価を発揮します。

re2は低域が強めでボーカルの表現に特徴のあるイヤホンですが、Hadalにリケーブルすることで、

音に厚みが出るようになり、空気感まで再現する「目の前で演奏しているような」表現になります。

また、AK240まで合わせて全て深い青色で統一できます。ここで私は心を鷲掴みにされています。

◆デザイン

一瞬でHadalと分かる深い青色で、とても美しいです。編み込みも丁寧で、8芯でも均一に編み込まれています。

プラグや分岐部もメーカーの意匠が感じ取られ、非常に良いです。

re2付属のケーブル含め、以前のBeatAudio製品は被膜が硬めで癖がつきやすかったです。しかしHadalは使用に伴う巻き癖がほとんどつかず、まるで吸い付くような触り心地になっています。

これがとても気持ちよく、イヤホンを使用しない時でも触っていたいくらいです。

また、細かい点ですが、耳かけ部の収縮チューブが他社と比べてとても柔らかく、長時間使用しても違和感なく使用できます。

◆音質

使用するイヤホンで印象が変わると思います。Maverick 2reでは、低域とボーカルが強調されます。

深くまで低域が沈み、ボーカルに艶が出ます。スッと消えていく楽器の音が感じ取れるようになり、ライブ音源では生の音を体験できます。音が細かい粒に分解され、それが感じられる印象ですね。

解像度の高い音を出すケーブルなため、録音が良い音源では非常にリアルで鳥肌が立つくらいですが、録音が少し残念な音源ではHadal特有のリバーブ感が少し悪目立ちしてしまうかもしれません。

◆総評

ケーブルの見た目や編み込みの丁寧さ、音、どこをとっても満点なケーブルです。

まだ実際の製品を見たことない方は是非e☆イヤホンの試聴機を体験してみてください。

こんなにしなやかで美しいケーブルがあるのかと驚くこと間違いなしです。

最後になりますが、私はこのHadalが大好きです。

このレビューを読んでいただいた方に私のHadal愛が少しでも伝わり、手に取るきっかけとなりましたら幸いです。

音は感じ方が人それぞれなのでぜひ試聴をして頂きたいのですがその他のことでレビューします。

まず見た目がいい!!青紫のようななんとも表現出来ない色合いです。こんなケーブル見たことないでしょう？この見た目だけでも買う価値はあります。

また、ケーブルの取り回しのよさも他のハイエンドケーブルのなかではトップクラスです。さぁこのレビューを見てるアナタ!気になったらすぐに試聴すべし!!

使用環境は Fiio M11 Pro→本製品→Unique Melody MAVERICK Ⅱ Re; となります。

本製品は銀ベースの合金ということで、高域が強調され、低域は締まるといった先入観を抱かれるかもしれませんが、実際には低域の量の増加を第一印象として強く受けるのではないかと思います。

元々イヤホン側が必要最低限の低域を深いところから出すような機種なので、よりそのように感じたのかもしれません。

楽曲に深みを出すというか、浮ついた印象を取り払うというか、そういった意味での活用に向いているように思われます。

ただ、低域が他の帯域をマスクしてしまうほどかと言われればそうではないですし、中高域～高域にかけても純正ケーブル(銀メッキ)よりは綺麗に伸びていると思います。ビブラートやホールの反響なんかもよく聴き取れますしね。

UM Mavis II + Plenue2にて視聴。

beat audioの最新作、UM Marverick II Reのキットケーブル。

マベカスReが発表されてからずっと気になっていたのですが、これはすごい銀線ですね。

なんでマベカスに銀線なんだ…なんて思っていましたが、低-中域がほとんどヌケずに、広域表現が繊細な作り。

キットケーブルとなる理由を音で分からされました。

個人的にはEmeraldよりもいいですね。

取り回しも従来のケーブルよりも非常に柔らかく、タッチノイズも皆無。

同社ケーブルと比べると、Vermilionより低域を少し削って広域に伸ばした感じでしょうか。

またSignalよりは低域ブーストがしっかりかかり、広域はSignalよりも暴れない優雅な感じ。

刺さるか刺さらないかの絶妙なところで広域を奏でます。

他社ケーブルではPW audioのPure silverにすごい似ていますね。

あちらは中域が少し引っ込むので、その点でHadal

は優秀です。

どんなイヤホンにもアップグレードケーブルとして使えそうな印象。

問題はカラー、Mavisの赤と正反対の青のため、今回はスルーしましたが、同じ材質で別カラーが出たら絶対に買い替えます。