Emerald MKII MMCX-3.5mm 【BEA-7612】

いつも使用しているケーブルとの差にびっくりしました。ケーブル変更でこれだけ音が変わるとは思いもしませんでした。音の粒が細かくなります。音数の多い音源で視聴してもらえると違いが良くわかります、普段使いのケーブルも４．４ｍｍのバランス接続なのでそこそこだと思っていたのですが、とにかく驚きました。

自分は細かいことはよくわからないので、Beat Audio が掲げている企業理念 「Purity is not everything, Music is everything.（純度がすべてではない。 音楽がすべて。）」をはじめに見た時、正直音さえ良ければどちらでもいいんじゃないかと思ってました。

まずファーストインプレッションは、なによりもエメラルドグリーン！緑が大好きな私としてはこの美しいエメラルドグリーンは非常に素晴らしいカラーリングで、前代までなかった素晴らしい存在感があります。それだけでも買いですが、前代よりも情報量と低域の質感が良くなったと感じました。

やはり色があまりにも好きすぎるので、早々に手に入れたいです。

ES60で試聴しました。

同社のSignalはフラットなバランスなのに対して、こちらのEmeraldはやや中高音重視なバランスに感じました。

これにより特にハイレゾ音源などでボーカルが瑞々しく、若返ったのではないかと思う程に溌剌とした印象を受けます。

その他にも金管楽器が煌びやかになり、超高音の伸びも向上するので、楽曲に対するイメージが大きく変化します。

常に新鮮な気持ちで音楽を楽しむことが出来るようになる、良いケーブルだと思います。

アップグレードケーブルには黒一色の地味な物が多いので、個人的にはこの緑の派手な外観も好みです。

複数のイヤホンで試してどれも共通して感じたことを書きたいと思います。

まず、やはり一番印象的なのは中高域の解像度の高さでした。

どのイヤホンも膜が1枚剥がれたような明瞭感があって高域は俗に言うキラキラ感を感じました。

ボーカル域もスッキリとしてスッキリ系の音が好きな人はオススメかもしれないです。

低域に関しては自分は上品で深みがあるように思いました。ボアつかないけどしっかりと情報としてはちゃんと出てるイメージでした。

銅に銀メッキのケーブルはドンシャリと表現されるような音を自分はイメージしますが、ちゃんと中域も出ていたり、低域も上品に鳴らしてくれるので普通の純正ケーブルと比べると、スッキリ華やかな感じのアップグレードケーブルの印象を受けました。

あと何より見ためがカッコいい！

見ためと音が一致してるなーって思いました。