BLUE MOON 3.5mm3極 CIEM 2pin type

ケーブルは固めで取り回しはしにくいが、携帯しにくいほどではなくタッチノイズも覚悟していたほどではない。

低域、広域共に1割増位な感覚。

低域はぼやっと広がる訳ではなく、締まりながらもアタック感が増す。

広域は綺麗に広がるように増える。

中域は大きな変化は感じないが、ほかの帯域のせいで引っ込む等のデメリットが出たりはしない。

手持ちのイヤホンを1段刺激的にしてくれる素晴らしいケーブルだと思う。

NobleのK10Uに使った感想です。

見た目は名前のイメージ通りの鮮やかなブルー。外出時に使うと映えますね。

ケーブルの質感は固く、取り回しで言うと絡みにくいという面では良いですが、まとめ難いです。

タッチノイズは大きめで、再生中でも指ではじけば「ブウォン」とゴムがしなる様な音がします。

音質ですが、「弱V字」「エネルギッシュ」とメーカーの謳い文句通り。

もう少し掘り下げると、低域よりは高域のアタック感の方がが目立ち、低域もアタックが目立つようになる分、沈み込む低音は隠れ気味になります。

音像が全体的に明瞭になるというか、一段階近づく様な感じでまさに「エネルギッシュ」。

音量も少し上がる印象です。

ただし、その分”深み”は薄れますので、しっとり聴きたいクラシックやジャズ、アコースティックには不向きで、ポップやロック、EDMなどと相性が良い様に感じました。

イヤホン自体も高解像度なものには過度になるため、あともうちょっとパンチが欲しいな…というようなイヤホンに合わせてみると良さそうに感じます。