高音の質:50
中音の質:50
低音の質:50
細やかさ:45
迫力:45
音場:50
遮音性:5
音漏耐性:15
e☆イヤホンで何度も試聴を重ね、より良い音質を求めて有線ヘッドホンを聴き比べました。
その中で、密閉型よりも開放型、特に平面駆動方式のヘッドホンが提供する音質の素晴らしさに気づきました。
自分がよく聴くJ-popや歌ってみた系の女性ボーカルを基準に選んだ結果、HIFIMAN ANANDAがその魅力を最も引き出していると感じました。
有線は自宅で使うため据え置きアンプしか所有しておらず、試聴はスマホへの直刺しで行いました。
-女性ボーカルと高音域の魅力-
ヘッドホン選びの際、中高音域を特に重視しましたが、低音域も非常に豊かです。戦闘BGMのような迫力ある楽曲では臨場感が際立ちますし、バイノーラル音声の再生では指向性が明確で、ASMRとの相性も抜群です。
特に女性ボーカルの良さに重点を置いて調べた結果、以下の機種を試聴しました。
同じようなジャンルを好む方の参考になれば幸いです。
-試聴ヘッドホン-
・MOONDROP JOKER/PARA
・HIFIMAN HE400SE/SUNDARA/ANANDA
・SIVGA P2PRO
・TAGO STUDIO T3-01
・Aune AR5000
・ULTRASONE Signature FUSION
・MezeAudio 99 classics/109 pro
・FIIO FT1/FT3
-試聴曲(一部抜粋)-
・忘れてください/ヨルシカ
・Soranji/Mrs. GREEN APPLE
・晩餐歌/tuki.
・DAYBREAK FRONTLINE/めありー(cover)
・それがあなたの幸せとしても/ダズビー(cover)
どれも個性的な魅力がありましたが、特にHIFIMAN ANANDAの中高音域の美しさに一目惚れしました。
-使用感と用途-
ワイヤレスヘッドホンは装着感にバラつきがありましたが、有線モデルは全体的に快適でした。
ANANDAを含むいくつかのモデルは若干の重量感を感じるかもしれませんが、装着中の快適さは大きく損なわれず、長時間のリスニングにも対応できます。
一方で開放型ゆえに遮音性はほぼ皆無で、大音量で再生すれば音漏れもあります。
ただ、壁を1枚挟めば音はほとんど届かないため、相部屋でなければ問題になりません。
外出先での使用には向かない点には注意が必要です。
-今後の展望-
さらなる音質向上を目指して、バランス駆動のアンプを購入し、バランス接続を試してみたいと考えています。
-総評-
今回のヘッドホン選びは間違いなく「買ってよかった」と言えるものでした。音楽鑑賞の時間が自然と増え、長い相棒となる予感がしています。高価な選択肢ではありますが、一聴の価値はあると思います。