高音の質:40
中音の質:45
低音の質:45
細やかさ:30
迫力:40
音場:35
遮音性:25
音漏耐性:40
感じたことをかいつまんで書きます
まとまりがないので、ご注意を。
2018年に当機を購入。
夏場は暑くて使わないが、冬は耳あてとしても有効活用、毎日使ってました。
そして現在も現役で今のところ買い換える予定はありません。
それくらい気に入ってます。
【音質】
一聴に値します。
いいDACを使用しているのでしょう、aptXでのBluetooth接続時の音質は非常にいいです。
少なくとも、aptX接続とAAC接続の違いは確実に判別できます。
発売から約3年は経過していますが、ちゃんと価格なりの音が出ます。
低音重視と謳っていますが、ブリブリの低音ブーストで他の帯域を潰すのではなく、トントンと、質の高い歯切れ良い音が出ます。
中高音を大事にしているので、ロックとかアニソンとかを聴いていて楽しくなります。
価格帯が異なるので単純に比較するのは微妙ですが、
低音の質で言うとWX-1000XM3よりも良いですね(あちらの低音の量感はこちらより勝ってますが、何よりブォーンとした締まりのない音が個人的に苦手です)。
また、aptX接続自体はハイレゾ伝送ではないので実感しづらいですが、
有線接続は本領発揮します。さすがオーテク、といった感じです。
迫力も増し、11mmドライバーを気持ち良く駆動させます。
制震性能が優れているためか、低価格帯にありがちなガチャガチャ感はなく、安定した音を奏でます。そして解像度は非常に高くなります(付属のケーブルはぶっちゃけオモチャレベルの音質なので、別途3.5-3.5端子のケーブルを購入しましょう)。
※評価は無線接続の場合です。
【無線接続】
ほぼ途切れないです。
現在のほうが良いチップを使用している機種が多いよう感じますが、そうは言っても下手なTWSのイヤホンより途切れません。
ただ、流石に周囲に無線接続している人が多くいると、混線して途切れます。
普段使い(家事、通勤通学で自宅から駅までの区間など)であれば、途切れたことはありません。
初回接続時は少々時間かかるようです。このあたりの基本性能は最新機種に一歩譲ります。
【バッテリー】
非常に優秀です。公称通り、20時間弱は持ちます。
既に2年間使ってますが、バッテリーの劣化は今のところ感じません。
【ノイズキャンセリング】
これはオマケ程度でしょう。
冷蔵庫の振動音、パソコンのファンの音は消えますが、人の話声や車の音は間違い無く聞こえます。期待しない方が無難です。
私はこのヘッドホンの奏でる音に惹かれたので、ノイキャン性能はぶっちゃけ気にしなかったです。
デザイン性もビルドクオリティも高く、こんなに良い商品なのに町中で使用している人をあまり見かけないのは、このノイキャン性能のせいだとも考えられますね。
上記のため、遮音性の点数も低くしてあります。
【総評】
「オーテクが好きで、ノイキャンにはあまり興味無く、音質重視、40000円もヘッドホンにお金をかけられないなら買い」です。
ノイキャンを重視するなら、この機種はコスパ悪いです。SONYやBOSEのほうが幸せになれます。
ヘッドホンとしてソコソコの音質を求めるのであれば、買って後悔はしないはずです。