アユートさん主催のSP4000試聴会で試聴した後にeイヤホン秋葉原店さんに伺い、PD10を試聴。結果PD10の方が好みでしたので購入しました。

ここ数年で発売されたAstell&Kern製品の中では珍しく、モニターライクなDAPだと感じています。

・サウンドについて

低域から高域にかけてフラットなサウンドが特徴です。SP3000やSP4000ほど味付けがなく、特定の音楽ジャンルやイヤホンに偏ることなく、どんな組み合わせだったとしてもそつなくこなしてくれる印象です。特にモニター系イヤホンとの相性は抜群にいいです。

気に入ってるポイントとしては、言葉では伝えづらいのですが音と音がぶつかることなく、それぞれの音がしっかり独立して聞こえる点が気に入っています。

PD10は直後に発表されたSP4000の影に隠れてしまいがちで、どちらがいいか悩む方もいるかと思いますが、最大の違いは低域の表現にあると思います。

低域の量感を求めるならSP4000、低域の質を求めるならPD10です。とはいえ帯域全体で見るとSP4000はリスニングライク、PD10はモニターライクなのでどちらが好みの音質かはっきり好みが分かれると思います。

・操作感について

操作感については、音量や再生停止、スキップなどの操作系がすべて物理ボタンとなり、ボリュームノブ故障の心配がなくなりました。

慣れるか心配でしたが1週間経たずで慣れましたので心配はいらないと思います。あとケースで隠れてしまいますが物理ボタンの形状が昔のカセットデッキのボタンのようでかっこいいですね。私は世代じゃないですが…

また、今後のアップデートでSP4000と同様にGoogle Play Storeが使えるようになるとのことですので楽しみです。

・気になる点

付属品にクレードルがありますが使い所が難しいです。ホームユースに使えるのですがケースをつけたまま使用することができません。

外へ持ち出す際は必ずケースを装着しますし、都度外すのは面倒です。ここはどうにかならなかったのかな…と感じました。

Astell&Kern PD10

凄すぎて言語にできません

AK SE300 titanで

満足していたはず

なのにさらに上を

いくなんて正直に語録がおかしくなるくらい

素晴らしいです

最近AKからは出ていなかったモニター系DAP。

高域〜低域までバランス良いですね。

推しポイントとしては、

①音の明暗がはっきりしていて凄く静か。

②音の滲みが無くレスポンスが良い。

ってとこです。

特に①に関してはフラッグシップのSP4000にも負けてないと思います。

②に関しては好みは有ると思いますが、SP4000が割と低域に関しては解像度甘めの濃い感じなので、聴き比べると面白いかと思います。

ボリューム操作など、これまでのAK機と比べると慣れが必要なとこは有りますが…