高音の質:40
中音の質:45
低音の質:45
細やかさ:35
迫力:45
音場:40
遮音性:45
音漏耐性:40
完全に自分の音の好みだけで、言わばガチで本機の購入を選んでいます そのため若干評価が偏るかもしれないことを予めご了承ください
<音>
ロックな楽曲を真の意味で”ロック”にする有機的バンドサウンド
<良い点>
●ギターのような曲線美を持つイヤホンデザイン、お知らせをアナウンスでなくギターサウンドで行うなど、ロックな計らいが随所で見られる 特に気に入ったのがアプリのGAIN機能の説明文にある "Crank it up to eleven" のフレーズ あるバンドのモキュメンタリー映画が元ネタで、ロック好き人間ならこのフレーズを知っている人も多いと思われ また、このGAIN機能の調整具合が人によっては拘りを感じられると思う(悪い点6点目参照)
●接続安定性が良い aptX接続でも都会で普通に運用できるレベル ただバッテリー持ちを考えるとSBC接続での運用の方がいいかも
●大きめだが装着感が非常に良い 耳介に這うくらい深く装着しても痛くならない絶妙な形状が光る 見た目の割にとても軽いので、デカすぎて耳介に収まらない人でもイヤピ次第でホールドは十分可能
●有機的なバンドサウンドが持ち味 ギター表現が卓越しており、個々のギターをきちんと鳴らし分けられる ドラムもバスよりタムの表現の方が上手で、ミートさせたようにバシンと強く鳴らしてくれるのが善き 有機的な割れを含むような多彩な高域表現もシンバルにピッタリ ボーカルをやや湿っぽく&エモく表現するタイプでエモ系にかなり強い ベースを中心とする低域が音場中央の高さまで覆う位で展開するが、濃さ・強さを感じるのはボーカルより下の所まで なのでボーカル、タム、ギター、シンバルの健やかさ・鮮烈さが保たれていて、ベースやバスドラが熱量のある音場を展開しつつ下の方でビートを刻む ロックの中で死んでいるパートがほぼないのが本当に素晴らしく、この有機的な表現が”人間味”を楽曲に宿らせてくれる ただ、ベースの存在がウォームな音場に若干埋もれている印象で、ベースのディテールやダイナミクスが足りない感じを受ける 自分はフィット感も含め、その辺をイヤピ(Acoustune…