高音の質：50

中音の質：40

低音の質：45

細やかさ：45

迫力：45

音場：40

遮音性：45

音漏耐性：40

フェイス部の見た目は銀色のシマウマのようで、異種の金属を積層鍛造したダマスカス鋼が意外と格好いいです。思ったよりシェルサイズは大きくなく、シェルの耳側がプラスチックであるため、軽い装着感です。

入手後、約半日ほど鳴らし込んでみました。一聴した最初の感想は、「高音ギリギリ攻めている」ということ。ちょっと前の64Audio のTia Driverのように、キツイ高音の一歩手前みたいな感じです。次に目立つのは中低音～低音で、タイトにガンガン出てきます。好きなVan HalenやBon Joviなどロックのノリと非常に合うと思いました。名前の由来の「Saber」の通り、ロックやメタルなどで「キレ」良く鳴らしてくれます。

反面、ピアノソナタなどの独奏はちょっと不得意なようで、シンプルに響きなどに期待すると当てが外れます。聞く楽曲を選ぶイヤホンではないかと。

付属品は相変わらず安定しており、付属ケーブルも取り回しや音質面で充分なものです。

このイヤホンに限って何故か私に付属のイヤーピースが合わず、Acoustuneのいつも使用しているものよりサイズアップしたものを使いました。ノズル部にちょっとした凹凸が施してありますが、イヤーピース抜けとしては若干弱いように思えます。(JH-Audioの凹凸無しよりかは良いですが)

この音質傾向は、鳴らしているうちに変わるような気がしますので、もう少し鳴らし込んでから、更新したいと思います。