高音の質:40
中音の質:30
低音の質:20
細やかさ:30
迫力:20
音場:40
アプリでEQを使うと完全に化けます。
EQの変化反映力が高く、すごくおもしろい。
こだわればこだわる自分好みに寄っていきます。
設定の方式も2種類あり、自分に合う方を選んで試す事ができる。保存できる数も多く、アプリが使いやすく優秀です。
そして、ドライバーがややスロースターターです。
変化幅も大きい。
鳴らしまくって数日経ったあたりから、すごく音が綺麗になります。
ボア付きや刺さり、音のブレがなくなり、開放型らしい空間も感じられるように。
高音が本当に気持ちいいヘッドホンになりました。
自分好みのEQを見付け、振動板の慣らし運転が済むともうこれは手離せなくなります。
使えば使う程、満足度が上がっていく。
装着感は軽く、ワイヤーの煩わしさはない。
丸1日使っても電池はなくならない。
閉塞感も無く、開放型ヘッドホンの気持ちいい音がします。
つけっぱなしでも外の音は聞こえ、自分の声に違和感もなく耳に不快感もない。
最高ではないでしょうか。
開放型ヘッドホンの良さを改めて教えてくれます。
そして、この製品が面白いのはワイヤレス接続のコーデックによる違いです。
製品のアップデートにより最高音質のLDACに対応しています。
しかし、この子に関して言えば、「AAC」接続の方が好きです。
確かにLDAC接続すると空間は正方形に整い、俯瞰した形で空間が広がります。音との距離ができることで、音の見通しが良くなります。
音自体も粗さがなくなり整ったと感じる事ができました。流石LDACと言う優等生な音に感じました。
しかし、AAC接続の方が音に質感、熱量が乗ります。
聴いていて気持ちのいい音がします。
私はこちらが好きでした。
LDACではモニター寄りな音になり、AACはリスニング寄りな音になる印象です。実に面白い違いです。
あとパッケージを開けた時に印象の違いが大きく驚いたのですが、商品の画像では黒いヘッドホンに見えていました。
実物は黒ではなく、暗い紫みたいな感じの色味で、尚且つマーブル模様のような模様が入っているデザインです。画像では伝わりにくいデザインなのかもしれないです。