商品レビュー
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iBasso Audio
DX220Max
静寂な広い音場空間が聴けます!
アイバッソは広告の煽りが巧いですね。発売日ギリギリまで詳細な告知をしない販売戦略のようです。
DAPの外観のビルドクオリティは、ヘアライン仕上げが少し粗いようで、小キズが所々にありました。ディスプレイはシャープ製のようで発色が良く大変綺麗です。
また、このDAPは非常に重いです。レンガを持っているようなイメージです。通勤の持ち歩きに使用するにはしんどいかもしれません。
ACアダプターを繋げたままで、そのまま据え置きの状態で使用できるのかと思いましたが、できないようです。
アンドロイドOSモードの操作感は、普通のスマホと変わりなくサクサク動きました。マンゴーOSモードでも違和感なく動きます。
このDAPは、電源の供給がデジタルのセクションと、アナログのセクションが別々で、デジタルの充電はUSBで行い、アナログの充電はACアダプターで行います。デジタルの充電はアナログに比べて遅いので、同時満充電にはなりません。ここが一番厄介です。
デジタルのセクションと、アナログのセクションを満充電をしても、デジタルの減りが速いです。スリープ状態でも徐々に減っていきます。それに比べてアナログは長持ちします。
設定で、DACの音量とアンプの音量が別々に調整ができます。
アンプのボリュームは滑らかでスムーズです。極少音量時にギャングエラーがありますが、使用しない位置なので問題ありません。
アンプのゲインが3段階ほど調整できます。駆動力はパワフルで、感度の低いイヤホンでも十分に鳴らせます。
まずはアンドロイドOSモードで聴いてみます。音質の傾向ですが、艶のある高音と緻密なディテール、壁を感じない広い音場空間が素晴らしいです。ボリュームを上げてもホワイトノイズが聴こえず静寂です。さすがに価格相応の音質は出ますね。
次にマンゴーOSに変えて聴いてみます。音の緻密さに滑らかさと厚みが加わり、色濃い音色に変わります。昔に聴いたスーパーメタルマスターのカセットの音質を思い出しました。
近々、DX300MAXが販売されるようです。チタン製は極少量の中国限定の販売のようで残念です。
半導体メーカーがある限り、アイバッソのMAXはシリーズ化するような感じがします。PCスマホのようなフラグシップのサイクルが早すぎですよね。
あるぺあ さん
(2021/08/21)
満足度
4.0
color:規格なし