SHANLING(シャンリン)は、ポータブルオーディオやDAC / AMP、イヤホンに至るまで、さまざまなオーディオ製品を手掛ける中国の老舗オーディオメーカーです。高品質・高音質の製品を数多く世に送り出しており、その評価も高く、世界中のファンから支持されています。
今回は、そんなSHANLING(シャンリン)のオーディオプレーヤー(DAP)をご紹介します。メーカーのヒストリーに加え、ポータブル性の高いエントリーモデルから、フラッグシップにふさわしいハイエンドモデルまで、多種多様なプレーヤーを専門店ならではの視点で詳しく解説します。ぜひ最後までお付き合いください。
SHANLINGとは
SHANLING(シャンリン)は、1988年に設立され、中国の深センに本拠を置く、35年以上の歴史を持つオーディオメーカーです。真空管アンプやSACDおよび、CDプレーヤーの製造を行い、現在はポータブルオーディオプレーヤー、ポータブルDAC/AMP、イヤホンを中心に研究開発、生産、加工、販売を行っています。
SHANLING(シャンリン)はどんなブランド?
そして2014年にポータブル製品の市場に参入して、SHANLING初のポータブルオーディオプレーヤー「M3」を発売しました。翌年には新たな製品として「M2」、「M5」を発売し、ポータブルオーディオとしての製品展開を本格的にスタートさせました。
SHANLINGから発売された初のコンパクトサイズのプレーヤーであり、現在では「M0Pro」や「M1Plus」などの製品がコンパクトサイズのプレーヤーとして展開されています。
SHANLING(シャンリン) 高品質プレーヤーをご紹介
M1 Plus
ハイパフォーマンスDAC、ESS社ES9069Qを搭載
M1 PlusのD/A回路には、ESS社製の省電力ハイパフォーマンスDAC「ES9069Q」を採用しました。これにより、強力なD/A性能と低消費電力を両立し、一聴で感じられる芯のあるパワフルなサウンドを実現しています。
S/N比:122dB@32Ω
THD+N:0.0007%@32Ω
PCM:768 kHz / 32 bit
DSD:DSD512ハードウェアデコード
アンプ回路に厳選されたパーツを惜しみなく採用
アンプ回路には、低ノイズかつハイスピードレスポンスで定評のあるSG Micro社製「SGM8262-2」をデュアルで採用。優れたD/Aとのマッチングにより、661mW @32Ωというハイパワーな設計を実現し、幅広いマッチングをサポートします。
さらに、温かみのある滑らかなサウンドを実現するために、ELNA製SilmicIIシリーズ47μF電解コンデンサを4基採用。ハイクラスプレーヤーに匹敵する厳選されたパーツを採用しています。
M5 Ultra
AK4191EQ + AK4499EXを採用したノイズレスなピュアサウンド
AKM社のデジタル・アナログ完全セパレートDACソリューション「AK4191EQ + AK4499EX」を採用。SHANLINGの35年以上にわたる歴史ある回路設計技術と、フラッグシップモデルから継承したピュアサウンドチューニングを最適化し、豊富な開発経験を活かして、伸びやかでしっとりと深みのあるサウンドを実現しています。
自社開発で実現されたオペアンプアーキテクチャ
M5Ultraには、H7から受け継いだ高度な技術を活かし開発された自社製アンプ回路を最適化して採用。この自社製アンプ回路の採用により、ピュアサウンドプレーヤーにふさわしい、絹のように滑らかなサウンドと高い出力を実現しました。
M0 Pro
コンパクトボディにESS ES9219Cをデュアルで採用
限られた基板面積を余すことなく活用し、音質への妥協は一切ない設計を目指して「ES9219C DAC/AMP」をデュアルで採用しました。これまでのポータブルオーディオプレーヤー開発で培った技術により、滑らかで美しいサウンドをポケットサイズで実現しています。
小さなボディにも妥協無し
ディスプレイには1.54インチのLCDタッチスクリーンを採用し、筐体素材には軽量で丈夫なアルミニウムを使用。フラッグシップモデルにも採用しているスタイリッシュでスポーティなラウンドデザインを取り入れました。サイズ感はそのままに、操作性を妨げず手になじむ筐体デザインを実現しています。
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M9 Plus
AKMフラッグシップDACチップAK4499EXをクワッドで採用
デジタル・アナログ信号の処理を完全に分離する、AKM社の新たなソリューションDACシステムをベースに「AK4499EX×4+AK4191EQ×2」を採用。AK4499EXをクワッドで駆動し、完全なフルバランス出力を実現しました。そして、SHANLINGの35年以上に渡るオーディオ機器の開発にて培った技術を踏襲した回路設計と、電源供給技術により、聴覚上の「透明感」や「静寂感」を昇華し、業界のフラッグシップの指標となる、類稀なるダイナミクスを実現しました。
独立した昇圧チップと回路設計
M9Plusの回路設計はDAC、I/V変換回路、アンプ回路それぞれに、TOREX社の「XC9519」DC-DCコンバータチップを搭載したブースト回路を採用しました。この設計により、従来のSHANLING製プレーヤーの中でも最も安定したクリーンな電源供給を確保しており、全てのプロセスにおいて回路の揺らぎない、安定的な動作を実現しています。
最後に
今回は、SHANLING(シャンリン)のプレーヤー(DAP)について詳しく解説・ご紹介させていただきました。本ページでご紹介した商品は、e☆イヤホンの各実店舗にて自由にお試しいただけますので、ぜひご来店ください!
また、WEB本店ではスタッフによるレビューも多数掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。