INZONE Buds愛用者です。
交互に使用してどんな違いがあるかを色々確かめてみました。
まず装着感。
INZONE Budsは押し込み感やホールド感が極力排除されており、大暴れしたら吹っ飛んでいきそうではあるもののふわっとホールドされていて、長時間付けていても全く気になりません。
対してGamebudsはJabraのイヤホンと同じ形状なので(SteelSeriesとJabraは親会社が同じ)、中にギュッと押し込まれるタイプです。
ホールド力が高く、耳の形状にピッタリフィットします。その分ギュッと中に入っている感覚は強いです。
好みにもよると思いますが、僕はINZONE Budsの方が装着感は好きです。
音質については毛色が異なります。
INZONE Budsは見通しの良さを重視しており、迫力や重厚感よりも「全部の音をしっかり拾う」ことに専念しています。
低音域もちゃんと存在しますが、定位感や分離感を重視した音作りだと感じました。
Gamebudsはもう少しカジュアル寄りで、低音域もちゃんと盛られていて楽しい音作りです。
その分、競技性の高いゲームだとINZONEよりは劣ります。
単純な音質で言ってもINZONEのほうが高いように感じました。
ただしGamebudsはアプリで各ゲームごとのプリセットEQを選べます。
これが膨大な数があって、ValorantやApexはもちろんフォートナイトからMinecraftのようなカジュアルゲームまで幅広く存在します。
大体の人気ゲームはプリセットにあるんじゃないかと思います。また一部のプリセットEQはeSportsチームが監修しているため、信頼性の高いEQだと言えるのではないでしょうか。
デフォルトの音質ではINZONEが強く、EQによる柔軟なカスタマイズ性ではGamebudsが強い印象です。
ANCについてはどちらも室内用途なら十分ですが、INZONEのほうがやや強いです。特に低音域のリダクションで差が出ます。
エアコンが動いているときのやや低音域の動作音なんかを聞き比べると、Gamebudsはそこそこ聞こえてきます。反面INZONEはスッパリとカットしてくれます。
ホワイトノイズについてINZONEは賛否両論でしたが、個人的には気にならないです。
というかサイドトーン機能がオンのままなんじゃないかと思います。アプリでサイドトーンをオフにするか、マイクをオフにすればサイドトーンもオフになるため、その状態ならホワイトノイズは殆ど気になりませんでした。
むしろGamebudsのほうがホワイトノイズがひどくて、左耳側から常にホワイトノイズが出ています。初期ロットよりはマシになったみたいですが、それでも静かな状態だとかなり気になります。
総じて見ると、INZONEのほうが僕は好きだなーと思いました。
プリセットEQの豊富さは非常に魅力的ですが、全体的な使い勝手や満足度はINZONEのほうが上でした。
しかし!しかしですよ!
このGlorangeというカラーはスケルトンなんです!
中身が全部見えるんです!
こればっかりは手放しで絶賛できます!
スケルトンはロマン!スケルトンは正義!
SONYさんももっとスケルトンカラー増やしてほしい!
見た目が最高です。もしGamebudsにご興味ありましたら、ぜひGlorangeカラーの実機を見てください。
そこには価格を超えたロマンがあります。