音質:40
携帯性:50
バッテリー:40
音質というより、コンパクトゆえのDIYカスタム性についてのレビューがメインのため、
音質評価については簡素なレビューとなります。
【再生機器】OPPO Reno5a+Onkyo HF Player(有料版アップサンプリング環境)
【ヘッドホン】SONY MDR-1ABT(ベロアイヤーパッド環境)
【環境①】MDR-1ABT(有線100kHz):一番余裕がある繊細で上品な響きに包まれる音
【環境②】MDR-1ABT(LDAC40kHz+DSEE):有線よりは余裕が少し無くなるが十分上品な音
【環境③】BTR11(LDAC45kHz)+MDR-1ABT:メリハリが出るが上品な響きはスポイルされる印象
LDACで使えるだけでワイヤレスとしての音質は十分なので、基本的に文句はありませんが、
FIIOの低価格ポタアンは幾つか使ってきましたが、やはり基本的に元気な音になるけど
上質な響きはスポイルされる印象がどの機種にもあるなと感じます。
本機の良さはそこではなく、オリジナル首掛けネックバンドの操作部に出来てしまう
スリムコンパクトさにつきます。
市販のワイヤレスリケーブルネックバンドはだいたいがMMCX等の両出しイヤホン用が多く、
変換ジャックを挟めば、リケーブル出来る両出しヘッドホンならワイヤレス化出来るので、
JVC SU-ARX01BT(K2はLDACと違う良さがある)を使ってワイヤレス化しているのですが、
片出しヘッドホンやリケーブルできないイヤホンの場合はそれが使えないので、
四角くかさばるBluetooth受信機に繋いでポケットに入れてワイヤレス化していたのですが、
AptXHD対応のものばかりで、LDAC対応品が欲しいなと思っていた所、
こちらの商品の発表を知り、発売してすぐにe☆イヤホンのamazon通販で購入しました。
これの良い所は、四角ではなくスティック状で非常に小型なのとクリップがあるため、
針金と合皮シール等でDIYで作った曲がる長い板状のものを市販のヘッドバンドカバーに通して、
その先端に、操作部としてクリップ止めする事で、自作ワイヤレスネックバンドが作れる事です。
これだと、ヘッドバンドカバーの中にケーブルを収納出来る程度の長さのものなら、
ケーブルがブラブラする事も無いので、タッチノイズも鞄に引っかかる事も無く、
片出しヘッドホン等もネックバンド運用が出来るようになりました。
ぶっちゃけクリップ部分をカットして薄くした方がもっとスマートに出来そうですが、
そのまま使う事もあるので今の所は無改造で使っています。
残念ながら、一番外に持ち出したいbeyer DT770Pro250Ωはリケーブル出来ない
長いカールコードなため、この改造をもってしても収納できないため、
全てのヘッドホンは短いコードにリケーブル出来ると良いのになと思います。
白が可愛いなと思い購入したものの、黒の革張りネックバンドにつけると浮いてしまうので、
黒を追加購入したい今日この頃です。