先のレビューではK11では倍音が出てないような感じで書いてしまいました（汗）。

倍音はK11、R2Rともに出てるんですね。

ただ、出てくる波形の形が違ってくるということのようです。

DACの違い（K11 vs R2R）

• K11は倍音を整理してクリーンに聴かせる → 「透明で冷たい」印象。

• R2R は倍音を自然に残す → 「厚み・温かみ」を感じやすい。

楽器の違い

• フルートは倍音が少なく透明感がある。

• ピアノやギターは倍音が豊かで厚みがある。（R2Rではこの辺が感じやすいです）

以前の無知で恥ずかしいレビューは消してもらいました（汗）。

改めてレビューし直します。

いろいろ勉強しました。倍音という音があることを知りまして。

こちらのR2R方式は楽器の倍音が出やすいモデルということを知りました。

聴こえる音の違いとしては、管楽器の生っぽさ、ギターの余韻、ベースのうねり感が伝わりやすいです。

OSモードにすると、波形が補正されるので、多少クリアーな感じに変わります。

僕はNOSモードを好んで使ってます。

生っぽさ（倍音が出る）が「暖色に聴こえる」ということになるんだろうと思います。

使用イヤホンはIE300と琥虎D100。

IE300の方が各楽器の生っぽさと、ベースのうねり感が自然です。

琥虎D100では少しクリアーになり、イヤホンの特性上、音場が広がります。

打ち込み音楽（MIDI制作）をメインに聴く方にはノーマルのK11が合うように思います。

アコースティックやバンドメインな方にはR2Rの方が合うかと思います。

R2RとIE300で、倍音の良さというものを知ることが出来ました。

オススメします。

音質：45

拡張性：40

K11はクールで硬く、力強さを感じる音

K11 R2Rは温かくて柔らかい、音にふくらみを感じる繊細な音

またOS（オーバーサンプリング）の有無で音を変化させることも出来ます。

OS（オーバーサンプリング）時

└クリアで透明感のある音

NOS（ノンオーバーサンプリング）時

└高音の抜け感が気持ちよく、より柔らかさを感じる音

K11と音質の方向性が違うので、ご自身がどちらの音質が好みかで機種選びをされると良いと思います。

音質：50

携帯性：20

バッテリー：50

拡張性：40

K11との差はR2Rになっているだけですが、かなり音質差は感じました。

K11は元気なリスニング向きの音ですが、こちらはモニターライクな音です。

NOSとOSモードに切り替えることで味変も楽しめます