azlaのoriginと同じく、他イヤピより1,2周り大きいです。

体感ですがMSサイズでEタイプLサイズ、maxASMR MLサイズ、W1 Mサイズくらいの感じです。

個人的にイヤモニ形状のイヤホンにはMSサイズ、

finalやintimeのような耳掛けしないタイプではMサイズがフィットしました。

音質傾向は主に高音側に変化があり煌びやかさが増します。

コレイル程ではありませんが、しっかり味変出来ます。

しかし元々高音域が出ているイヤホンと合わせると歯擦音など気になることがありますので、出来れば試着、試聴はした方が良いかと思います。

サージカルステンレスを使用したイヤーピースになります。

金属アレルギーでなかなか手が出しにくかった方への配慮か医療用のサージカルステンレス採用でぐっと敷居差が下がったのが嬉しいところ。

イヤーピース装着時の違和感はほぼなく密着具合はコレイルを超えてきているかと。

音の変化は高音をキラキラさせつつ他の帯域は弄らない素直なチューニングでとても使いやすいです。

イヤホンの相性はそこまで考える必要がないので使い道はかなり広いと思います。

全域が変化するような刺激ではないですが使用するイヤホンを選ばないイヤーピースとして今後も注目したい一品でした。

主に試したイヤホン：Anole V14-S、A&K LUNA、

DAP：SP4000、E7(4997)

なるべく系統をつかめるようなチョイスで聴いたのですが、イヤピに系統がある感じではなかったです。

帯域の強弱のようなシンプルな効果ではなく、ドライバーの音をそのまま飛ばしてくるイメージ。

具体的に感じたものは以下になります。

ローの楽器～歌声：フォーカスが合った音になります。

ローエンドまでしっかり見えるようになった印象。

個人的にはサイズがちゃんと合うと減衰はされないように感じました。

減衰を感じる場合は、イヤピ込みの味付けがなくなったのかなと。

量感を減らしてスッキリさせることと、フォーカスが合うことは別物で、

量感を削ってフォーカス感や解像度を演出してないのが良いです。

そのため音が痩せず、かなり好みの音でした。

高音弦楽器～シンバル等の金物、シンセ：音の粒子が細かくなりました。

しかし刺激もあるのでそこが好みの分かれ目と感じる部分でした。特にシンバル部分。

シンバルの音はそのまま出すと刺激強すぎるので、音源の段階でも調整されてます。

その上、各メーカーもシリコンの様な比較的音の減衰が少ない素材のイヤピでも

刺激的になりすぎないように調整されてるイメージです。

このイヤピは音の減衰を基本させないので、その刺激が直で来ます。

解像度がしっかり担保されたイヤホンなら、音の粒が細かいので

刺激とリアリティをいい塩梅で引き出してくれてるように感じますが、

そうでないとキツく感じる人が多そうな印象です。

総括

合わせるイヤホンの帯域バランスも大事なのですが、

イヤホンの構造やドライバー部分の性能がかなり試されるイヤピの印象でした。

わかりやすく下駄を履かせてくれるタイプじゃないので購入前に視聴必須かなと思いました。

AZLAからもついに出た！

金属(サージカルステンレス)のイヤーピースです

持っている3イヤホンと比較して、さらにコレイルとも比較して聞いたところ、mithrylは元のイヤホンの低音特性は残しつつ、中高音はきらびやかに、更に音場も広げてくれるイメージです

でも高音は刺さりすぎなくてちょうどいいです

個人的に金属イヤピの中では一番好きでした

あと音のキレはすごく良かったです