KAISER ENCORE　ユニバーサルIEM【NOB-KAISER-ENCORE】

nobleはnoble X・Savanna・Dulce Bass・Djangoと所有しています。

完全にすべての最上位互換です。

どの帯域もクオリティが高いのですが、〝高域がいい〟等の特徴が無いため最初は普通の音だなぁと思いましたが

ポジションも合いじっくりと聴き込むほどに全てのレベルが高く最高の普通の音を鳴らしてると気付きます。

あとは虜になってしまい日々酔いしれいます。

まさにKaiser encore。

高音の質：45

中音の質：50

低音の質：45

細やかさ：50

迫力：45

音場：45

遮音性：40

音漏耐性：45

試聴レビューとなります。

環境はDP-X1A直挿しで、音源はJ-PopとロックのFLAC（ハイレゾ含む）です。

まずは音質についてです。

帯域バランスはフラット傾向ですが、僅かにピラミッド型の様にも感じます。

KATANAと比較した場合には、本機の方が低域の量感が多めで、柔らかさがあります。

しかし、低域の量感について、試聴経験があるイヤホンの中で特段多いと言う程ではありません。

中域は暖かく柔らかい印象で、音の好みによっては「まろやかすぎるかな」と思われるかもしれません。

優しく寄り添ってくれるような歌声で、ソリッドな印象を受けるKATANAと比較すると響きや余韻が特徴となります。

高域は角が取れた優しい音を鳴らしますが、伸びはあります。

KATANAと比較すると、本機はサ行の刺さり等の鋭さがあまりありません。

KATANAより高解像度で情報量も多く、音場は特段に広いという事はありませんが、上下左右前後で均一的な「ドーム型」の様な広がり方をします。

ジャズやクラシックのライブ音源を聴いてみると、好相性かもしれないと思いました。

本機はソリッドさよりも空気感や暖かみ、表現力に秀でた印象で、KATANAが寒色でスッキリなのに対し、本機は暖色で濃さがあります。

次は音質以外についてです。

装着感に関しては、今年発売されたM3、TUX 5の方が良いですが、イヤーピースを調整すればある程度の方が及第点を出せるのではないでしょうか。

本機もKATANAと同様に独自のBA型ドライバーである「NOBLE Drivers」を搭載していますが、インピーダンスや音圧感度、帯域毎に何基のBA型ドライバーを搭載しているのかは非公表となっています。

そのため、DAPの推奨インピーダンス外になることを気にされる方は、注意が必要です。

総評としては、タイトル通りとなりますが、先に試聴レビューさせて頂いたKATANAとは正反対の方向性で、「濃さと解像度や情報量を両立したイヤホン」だと言えるのではないでしょうか。

リケーブルや、駆動力があるDAPやアンプで聴くとどう違うのか、いつか試してみたいなと思います。

「濃い方が好きだけど、解像度や情報量は犠牲にしたくない」という方には試聴してみて頂きたいイヤホンの1つです。

試聴される際には、可能であればKATANAとの比較をしてみて頂きたいなと思います。

是非お試し下さい。

高音の質：50

中音の質：45

低音の質：40

細やかさ：50

迫力：45

音場：40

遮音性：45

音漏耐性：45

前作の赤と聴き比べして、自分は確実に音質が良くなっていると感じました。

前作は高音が刺さることがありキツイなと感じていましたが、今作は全くそう感じることがありません。

そして、全体的にごちゃごちゃ感がなくなってより聴きやすくなっています。

リケーブルは銅線が1番良く合うと思います。

高音の質：45

中音の質：45

低音の質：45

細やかさ：40

迫力：45

音場：40

遮音性：40

音漏耐性：40

K10とは違っていて全体的に音が丸くなった印象があり、K10より聴きやすさを感じました。ジャンルとしてはジャズ、クラシック関係を聴くならENCORE、ポップス、アニソン関係を聞くならKATANAって使い分けが出来ると思います

高音の質：50

中音の質：50

低音の質：50

細やかさ：50

迫力：45

音場：50

遮音性：40

音漏耐性：45

全体の音の質がとても高く、どの音域でも解像度が高く、かつ暖かい音という特徴を持っています。

欠点を挙げるとすると、形状が独特なため耳に合う人合わない人がいると思います。またケーブルもとても細く人を選ぶと思います