Effect Audioのクリスマス限定ケーブル。その2023年版がこのケーブル。分岐パーツが鏡面仕様になっていたりしますが、言っちゃえばケーブル自体は同社のAres SとCadmusを合わせただけの代物です。ただそれだけですがとても良い。Ares SとCadmus、それぞれの良い部分がお互いの足りない部分を補う正しく"相乗効果"を体感できるケーブルになっています。既存のケーブルを組み合わせたものの中でも、ここまで素直に足し算されているケーブルは意外と無いような気もします。狙っていたものが寸分違わず形になってきたような。イヤホンやDAP等も入れられる大きめのケースまで付属しており、明らかにコスパの高いケーブルです。本数に限りがあるため、中古市場に出てくる機会はあまり多く無いとは思いますが、見かけた際は是非試してみて欲しい1本です。

イーイヤさんのページをなんとなく眺めていると（まぁしょっちゅうですが）、何やらとっても素敵なカラーのケーブルが。AresS+CadmusのChristmasEdition・・・！？

EFFECT AUDIOさんの高級ケーブルは使ったことが無かったのですが、オーディオ夏の散財祭りからの質素な生活を耐え、冬のボーナスも入ったということで、自分へのご褒美として「えいや！」っとポチりました。

いざ商品が到着し、（クリスマス前だけど）開封。まずこんなに太いケーブル使ったことがない！という太さでしたが、そんなの関係なく、予想を裏切る取り回しやすさ。

さっそく手持ちのイヤホンたちと合わせてみました。

まず最近お迎えした CelestのPhoenixCall。もともと高音が得意な子ですが、低音から高音まで、全体的な量感が最高レベルに引き上げられた感じがします。解像度も上がり、さらに聴きやすいものに。感動。さすが５諭吉するケーブル。驚きました。

他にもいくつか試したのですが、最終的に落ち着いたのが、中華イヤホンのKZ ZSN。これは２０００円台のくせに低音バカのイヤホンで、悲しいことに手持ちのどの高いイヤホンよりも低音が鳴ります。グレーシルバー系のメタリック筐体との見た目の相性も良く、２５倍ほどの価格差にはなりますが、安い中華イヤホンが数万円台の強豪たちをバッサバッサと切り倒していく様に惚れました。

なんだか大きなキャリングケースもついていて、お得感は最大です。イーイヤさんでEFFECT AUDIOさんから別の形のケースは出ていますが16,800円もするのと、おそらくそれよりも大きいものなので、なかなか良いオマケをいただいた感じがします。（よく見たら商品写真の奥にケースがいらっしゃいました。）

ちなみに限定３０セットということでポチった翌日には売り切れていました。これからの入手は難しいと思われますが、もし聴く機会があれば是が非でも試していただきたいケーブルです！

初めての本格的なリケーブルです。

私がメインで使っているブレイブリーは、元から全体的に空間が広く残響感も楽しい音で一つ一つの音が別れて聞こえていたのですが今回のリケーブルで全体的に音が手前に残響感は、さらに広く遠くまで音同士のつながりも少し混ざったおかげでさらに空間が広く感じます。

さらに太鼓などの低音も深い底から響く感じでなのにボーカルやピアノの高音も潰していません。特にピアノは、音が美しく響くようになりました。

全体的に音を繋げてくれて空間も広くしてくれるかつ低音も深くしてくれるのでオススメです。この音だとクラシックにも合いそうです。

出来ればもう一本欲しいくらいなのですがクリスマス限定で生産して３００セットしか日本に下ろしていないそうなので今後「Effect Audio」にはハイブリットケーブルシリーズとしてシリーズ展開して欲しいです。

構成は、「ipad」に「BTR７　ホワイト」を「type–c to type-c」で有線接続してイヤホンは、「See audio　Bravery Anniversary　ブルー」イヤーチップは「日本ディックス　COREIR -コレイル- BRASS」の構成でリケーブルしました。音源は、アマゾンミュージックです。

聴いた音楽は、ゲーム「Alan Wake2」の「Herald of Darkness」や海外の３Dアニメの「RWBY」の音楽です。

ケーブルの比較は、ブレイブリーの純正４.４mmバランスケーブルと比較しました。