使用環境はAppleのAAC接続です。そのためLDAC接続での音質については触れることが出来ませんがご了承ください。

音質についてですが、正直有線と遜色ないぐらいです。

低音は正直好みが分かれるかもしれませんが、優しく包み込むタイプの低音です。

中・広域は特にクセはなく、全体的に解像度が高く音場も広いです。

ノイズキャンセル性能に付いてですが、正直「業界最高峰」かと言われると少し疑問は湧きますが、普段使いで騒音をカットして音楽に集中するのには十分だと思います。中低域はノイズキャンセルは優秀ですが、やはり高音域は少し心許ない気はします。

外音取り込みは優秀で少し高音が強調されている感じはしますが概ね差し支えない程度です。

Technicsのイヤホンで特に優秀なのが、その機能性です。

多くのレビュアーが多く触れていると思いますが、特に便利な機能を挙げると、

最大3台マルチポイント接続、先勝ち・後勝ち設定、外音コントロール強度設定、接続モード設定

です。

接続モード設定については、遅延か音途切れのどちらの防止に重きを置くかの設定ができますが、遅延を抑えるモードにすると、音楽ゲームでも設定を弄れば問題なく遊べる程度には遅延を抑えられます。（プロセカだと通常-10~-12程度）

ケースもコンパクトでQi充電対応、本体の装着感も軽いので、気軽に使えるのも大きなメリットです。

このイヤホンを買って損することはないと思います。

このAZ100を聴くと、テクニクスが長年追い求めてきた音の純度がはっきり伝わってきます。

フラッグシップ譲りの磁性流体ドライバーが生み出す音は、まさに生々しいの一言です。

空間が広く、一音一音に質感があり、特に中高音の伸びやかさが桁違いにキレイで、解像度の高さに思わず唸ります。タイトで深みのある低域とのバランスも絶妙です。

さらに進化したノイズキャンセリングは、あの耳を塞ぐような圧迫感がほとんどありません。

手軽に感動を届けてくれるイヤホンです。

トーナルイヤホンの1時間エージング後のレビューを既に載せてますが、編集出来ないので追加

YouTubeにて30分のエージングを2つ(トップに出てくるやつとそのver2)、トーナルと合わせて総エージング時間は2時間です。

箱出しとは比べ物にならない音の密度、深さ、音場の広さを感じることが出来るようになりました。

店頭で視聴するだけでは多分、このイヤホンの本領を出せないと思うので、エージング後の音にも期待していいと思います。

別のイヤホンになった！価格帯が1ランク上がった！

くらいハッキリ変わりました