最近多くなってきているお好みのMMCX端子のイヤホンをTWS化できる製品で、同様の製品は過去にも複数ありましたが、充電ケース付きはこの製品が初でした。充電ケースはやや大きめですが、その分イヤホン収納部分も大きめに作られており、大ぶりなイヤホンも収納しやすくなっています。アンプチップが別になっているので割と駆動力もあり、音質もかなり良いと思います。音切れもほとんどなく、極端に人が多い駅のホームとかでなければ途切れることはなく使用できます。コーデックはSBC、AAC、aptXが利用可能で、aptX接続が可能なDAPで接続して使うと音質も有線接続と比べてもそれほど遜色ないです。装着性も快適で耳の後ろに本製品を垂らす形になりますが、特に違和感を感じたことはないです。

TWS化するとイヤホンの耳からの脱落が心配になりますが、MMCX端子のカスタムIEMを持っているならば、それと本製品を組み合わせて使えばイヤホン脱落の心配なく遮音性も高く快適に使えます。MMCX端子の接続は固めなのですが、このおかげでイヤホンがMMCX端子でクルクル回るということもないです。気になるバッテリー持ちも気にすることなく使用できています。

ペアリングも簡単ですし、ケースから取り出せばすぐ繋がるので、あまり気になる点もないのですが、強いて言えばペアリングのアナウンスの音声がやや大きめなことくらいでしょうか。総じて良く出来た製品ですので、好きなイヤホンをTWS化して手軽に高音質に聴きたいという目的にはピッタリではないかと思います。

リケーブルできるMMCXのイヤホンであればワイヤレスで聞けるようになるってのは最高ですね。ワイヤレスなので音質はどうなのかとは思いましたが特に気になることはありませんでした。人混みのあるところでも音切れもなく心地よく聞けました。耳にかけるようにして装着するので着け心地なども気になりましたが本体はとても軽いので長時間つけてても痛くはありませんでした。お気に入りのイヤホンをワイヤレス化するのであればとてもいい商品だと思います。

お気に入りのワイヤードイヤホンを手軽にＴＷＳ化できるのが良いと思いました。接続品質も安定していました。個人的な装着感は他社類似製品のSHURE RMCE-TW1の方が良かったです。装着感は個人差が大きいと思いますので視聴をオススメします。

Shure SE-535で使用しました。

商品紹介の通りアンプチップ搭載により最大音量が大きく迫力のある音量で再生ができているので音質について自分はe-イヤホン様にて聞き比べをして有線でリケーブルを楽しんでいたのですが、この商品については音質についても良品だと思います。

問題点として、ケーブルが短く本体が耳の上に乗る形になり、ランニング等では耳の上で本体がバウンドしてしまう事からランニング中に音楽を楽しみたいという目的で使用したいという方にとって少し違和感を感じる商品ではないかと思います。

また、注意点としてUSB-Cもしくはワイヤレス充電に対応しているのですが、USB-Cケーブルやコンセントに刺す充電器が付属していません。事前にUSB-CもしくはQiでの充電手段を手に入れている環境が必要であることを理解して購入してください。

本商品において上記の不満点を除けば音質については十分に評価出来る商品であると思います。

音質については個々人において判断基準は変わると思いますが、個人的にはShureのRMCE-BT2よりも良いと感じました。