M500 Miku Editionと一緒に購入しました。比較対象はSHURE SE215(有線)とSONY WF-1000XM5(無線)です。
まず見た目がとても良いです。外箱や内箱までしっかり初音ミク仕様で、開封しているだけでも楽しくなりました。ミクカラーは見慣れているはずなのに、「こんなに良い色の組み合わせだったんだな」と改めて感じました。イヤホン本体もマットな金属感のある仕上げにシアンとマゼンタの差し色が映えていて、とても気に入っています。
音については、単純に音が大きくなったというより、それぞれの音がしっかり聞こえるようになったことが印象的でした。SE215と比べると全体的に輪郭がはっきりしていて、特にボーカルや中高音域が前に出てくるように感じました。
ボカロとの相性はかなり良いと思います。「メズマライザー」のような音数の多い曲では、SE215だと少しぼんやりしていた部分がしっかり分離して聞こえました。「神っぽいな」や「ラビットホール」もそうですが、今まで気付かなかった音に気付くことがありました。
低音も思っていた以上にしっかり出ています。「ECHO」や「bad guy」、「why so serious?」では低音の存在感や空気の揺れを感じられました。ただ、WF-1000XM5のような低音を強調した音ではなく、必要な分をきちんと鳴らしている印象です。
個人的に一番驚いたのは「Creep」で、初めて解像感の違いをはっきり意識しました。「Hotel California」や「木蓮の涙」、「トロイメライ」では空間の広さや奥行きも感じられました。
また、紫咲シオンさんの「シオン」は個人的にかなり好きな曲なのですが、このイヤホンで聴くと特に印象が良かったです。音数の多い曲ながらボーカルが埋もれず、今まで意識していなかった音も聞こえてきました。
イヤホンはこれまでほとんど購入したことがなく、高価格帯の製品もあまり聴いた経験がありません。そのため、この価格帯の中でどの程度優れているのかまでは正直分かりません。ただ、私のような初心者でも明確な違いを感じられるくらいには印象的で、購入して良かったと思える製品でした。
全体としては変に味付けをした音というより、音の輪郭や情報量をしっかり引き出してくれるイヤホンだと感じました。価格に見合うかどうかは判断できませんが、ファングッズとして見ても完成度は高く、この音が付いてくると考えるとむしろ安いのではないかと思えるほど満足しています。