FitEar TG334 (ユニバーサルモデル)

高音の質：45

中音の質：50

低音の質：40

細やかさ：50

迫力：50

音場：40

遮音性：45

音漏耐性：45

まず一聴して感じたことは中域のエネルギッシュさとクリアさが両立されているという事です。

こんなに聴きやすい中域は初めてでした。

音の線自体は太く、とにかくパワフルに感じましたが、周りを潰す事なく分離感がしっかりあることに感動しました。

高域がそこにちょうど良い感じにのっているので、変に刺さる感じもなくすんなり馴染んでクリア感を手助けしています。

低域は正直言って出てます。ですが、EDMをよく聴くドンシャリ傾向が好きな人からしたら物足りないかもしれません。これは高域にも言えると思います。

個人的には聴きやすい低域でパワーこそないがクリアさがあるので迫力は感じます。

ベースの音で言うとボーーン、ボーーンというよりグゥィーーン、グゥィーーンっていう聴こえ方がして、芯の音がしっかり伝わってきます。

単にかまぼこ型ではありません。とにかく全域がクリアでエネルギッシュです。ボワつきを一切感じません。

今まで使用していたイヤホンがWestoneのES60で、音の傾向は似ていますが、TG334の方が明らかに中域が綺麗です。

音を忠実に聴きたいけど、味付け無さすぎてつまらない音は嫌だっていう人には超おすすめです。

曲の音源やプレイヤーのポテンシャルを120%光らせてくれる感じです。

一切聴き疲れすることがなく、どんなジャンルにもそつなく対応できます。久々に自分の好みのイヤホンに出会えました。

装着感ですが、カスタムIEMを使用していたので流石に劣りますが、ユニバーサルデザインでここまでしっかりフィットするのはすごいと思います。

ステムが楕円形になっているので外耳の入り口にしっかりフィットするのと、イヤーピースがだいぶ優秀です。

高音の質：40

中音の質：45

低音の質：40

細やかさ：35

迫力：45

音場：35

遮音性：50

音漏耐性：50

とってもバランスがいい音だなあと。

傾向としては、しっとりとした美音という方向ではなく、けっこうドライな感じのサバサバとした感じの音。

同じモニター系で似た傾向のものだとアルティメットのRREMASTERとちょっと似てる。

本機TG334の方がLow方向が充実してる。厚みがしっかり。それでいてボワボワしてない。RRの方がいわゆるフラット傾向。

結局は好みだし、その人がどう使うのかなのでしょうけども、イヤモニだけでMIX全体を仕上げなくてはならない時などではTG334はいい相棒になる気がします。信頼してバランスとりやすそう。

高音の質：45

中音の質：50

低音の質：40

細やかさ：50

迫力：40

音場：40

遮音性：50

音漏耐性：50

このイヤホンの白眉はボーカルの表現力。とにかく圧倒的に繊細で滑らか。解像度は高いけど適度に丸みがあって全体的に落ち着いた音色。フラットだけど聞き応えがある。装着感はもはや当然の様に抜群。

高音の質：40

中音の質：45

低音の質：40

細やかさ：45

迫力：35

音場：40

遮音性：40

音漏耐性：40

須山補聴器はその値段からあまり購入欲は無いんですけど、評判がいいので、試聴してみました。まず筐体は私の耳には大きかったですが、これはカスタムにすれば解決するでしょう。商品ポップの通り、ボーカルが凄く繊細で綺麗。全体的にはスッキリサウンドで、低音の迫力はありません。

繊細という言葉が1番似合うイヤホンでした。用途的にはモニターサウンドですかね。須山補聴器さんは他にも音質の違うモデルがあるみたいですので、順に試聴していきたいと思います。