Atom2

音質：30

携帯性：45

拡張性：30

視聴環境

iPhone→本機→FitEar純正3.5㎜接続ケーブル→FitEar TG334

昨今のハイレゾストリーミング時代の最適解になり得る逸品です。

ストリーミングにおいてもハイレゾ化が進む今、所謂バスパワータイプのDACは非常に多くの製品が発売されていますが、本機はある種最適解になり得る商品と思います。

バスパワータイプのDACはケーブルを使用する製品が多いのでケーブルの耐久性やDAC本体の置き位置等でやや携帯性に難があります。

ケーブルレスのBluetoothアンプやTWEではコーデックや通信環境によって安定性や音質で気になる部分も出てきます。

でもATOM2はそれを見事にクリアしてくれます。

音質では音場は若干狭めの中低域メインの構成です。

私が過去所有していたPAW S2やUA2に比べて音場や解像度では引けを取る形にはなります。

またバランス接続非対応なので仮に愛機のケーブルがバランス接続の場合は変換器を入れる必要があります。

サイズはバランス→アンバランス変換器程度の大きさでスマホに挿してもほぼほぼ携帯性に影響は出ません。

重量もほぼ無視出来る程度なので携帯性に置いては文句無しです。

バッテリーへの影響もまだ小さい方と思います。

上記仕様の為、拡張性や音質に於いては昨今のDACやBluetoothアンプに確かに引けを取ります。

しかしながらそれを補うに充分な程の利便性があります。

近年のスマホにおいて、iPhoneを筆頭にイヤホンジャックを採用しない、採用していても当たり前ですが音質に不満が残る機種が大半です。

しかし本機を導入するだけでケーブルレス故の省スペースかつ有線接続故のある程度の音質を担保し、またストリーミングのロスレス、ハイレゾ音源を自分の愛機で視聴する事が出来ます。

私は上記通り過去何機かポタアンを所有していましたが、スマホを入れてるポケットに収まり切らないので使用するのをやめていました。

でも本機のお陰でそれらを気にする事なく最小構成でストリーミングライフを楽しめそうです。

DAPは荷物増えるしちょっと…と思える方、BluetoothやTWEは音質的に気になる…と思える方、是非本機の導入をオススメします。

制限はありますが確実に便利な音楽生活を過ごせます！！

【追記】

1ヶ月ほど使用したらiPhone側で認識しなくなりました…。

メーカー修理出したところ基盤の接触不良との事でした。

ただ返ってきた物も2日で同じ症状が出て非常にショックです…。

使い勝手が良いだけに残念です…。

音質：45

携帯性：50

実物を見ると思った以上に小型ですが、質感高く見た目以上にずっしり。

スティックタイプのケーブルがダランとするのが煩わしい人にはこのタイプ

がおすすめできます。