eイヤホンさんの中古でAランク品を購入。無印モデルは聴いたことがないので、比較はできません。ドライバーはおそらく無印と同じ、シェル内部の構造が変えられ、特製のケーブルが付属するのが違いになるようです。

【付属ケーブルについて】

タイトルに書いた通り、付属ケーブルがかなり癖の強いケーブルなので注意が必要です。今どき珍しいくらいに、銀メッキ線のキャラクターが前に出た音で、全体の分離が過剰なまでに良くなり、高域はシャリ付き、低域は出ずスカスカになります。

特製ケーブルが付属することが売りの一つになっている製品なのに、リケーブルをするのは本末転倒な感がありますが、私は銅線やミックス線などで、もっと落ち着いた骨太なキャラクターに変えて使っています。

なお、付属ケーブルの場合も、極端な刺さりやキンキン感はないので、ハイ上がりの音が好きな人にとっては、純正のままでも満足できるものと思います。

【イヤホン自体の音質】

極めて素直なキャラクターで、嫌味のない音を出してくれます。良い意味で普通の音がするイヤホンで、嫌な音が一切しません。上述した通り、付属ケーブルだとハイ上がりの音になりますが、リケーブルによって、同価格帯の1DD機、NICEHCK Himalayaや有線ピヤホン5にも負けない良質な低音が出るようになります。

リケーブルで音を追い込めば、という条件付きですが、個人的にはHimalayaや有線ピヤホン5よりもこのProject Ace Special Editionの方が好きな音がしています。過不足のない素直さが良いです。

【装着感】

独特の外観ですが、耳に当たる部分は普通の形状です。ただ、ステムの角度が独特で、イヤーピースは普段よりも大きめのサイズを使う必要がありました。一度固定できれば、軽量なこともあって、装着感は極めて良好です。

高音の質：50

中音の質：50

低音の質：50

細やかさ：45

迫力：50

音場：40

サイトでスタッフさんからアドバイスを頂き無試聴特攻で購入しましたが大当たりでした。

一聴して感じたことは全ての音が立体的だと感じました。

スタッフさんから音に奥行きがあるとアドバイス頂いたのが正にその通りで、縦横前と音が立体的に聴こえ音全体に包まれている感覚になります。

音場は程よく広い感じですが、これほど立体的に聴かせてくれるイヤホンは始めてでした。

低音域

量感は十分でアタック感が強い感じなので、曲全体が楽しくなります。

中音域

ボーカルが埋もれがちなロックでもしっかりと主張ができており、はっきりとしたボーカルが聴けます。

高音域

この高音域こそがこのイヤホンの最大の長所で、頭の上でキラキラと煌めきながらどこまでも突き抜けていく素晴らしい高音域を聴くことができます。

女性ボーカルのハイトーンや、クラシックのバイオリンの突き抜ける音は感動ものです。

ポップスからクラシックまでオールジャンルを楽しめるので、一つ持っていて損はないイヤホンだと思います。

試聴が出来る方は是非色々なジャンルを聴いてみてください。ほんとお勧めです！

鑑賞環境

ipad mini → AK HB1 → 本イヤホン

聴いてみて欲しい曲

よみぃ　The Queen