総評

こちらの一本は、「音楽をただ再生する」以上の体験を提供してくれるイヤホンです。

高音はクリスタルのように透き通り、低音は重厚かつタイト。音場は広がりと奥行きを備え、まるでステージの中に入り込んだような没入感を味わえます。

デザインはラグジュアリーでありながら実用性も兼ね備え、装着感は安定。

付属ケーブルも優秀で、バランス接続によりさらなるポテンシャルを引き出せます。

「原音を鮮やかに描き、音楽を生き生きと響かせる」そんな魅力を凝縮した一本です。

販売終了してしまったのが残念です。中古もなかなか出回來ので、見つけたら予備機として入手するつもりです。

--以下詳細--

デザイン・質感 ★★★★☆

先鋭的なデザインかつマットな表面処理の金属筐体により高級感にあふれる。

装着感（フィット感） ★★★★☆

特徴的な形状でありながら、耳にしっかり収まり安定感がある。

高音の音質 ★★★★★

澄み渡る透明感と伸びやかさが素晴らしい。細部のニュアンスまで繊細に描写する。

低音の音質 ★★★★★

力強さと引き締まりを両立。躍動感がありつつも前面にでてこないバランスを保っている。

音質のまとまり ★★★★★

4種類のドライバーが自然に融合し、広がりと定位の明確さを高次元で両立することで、

聴いていて心地よい一体感がある。それゆえ、ジャンルを選ばない。

外音遮断性・音漏れ防止 ★★★★☆

遮音性は十分高く、外出時でも安心して楽しめる。

携帯性・ケーブル管理 ★★★★☆

しなやかで扱いやすいケーブルが付属。付属のケーブルでバランス接続対応も良し。

総合満足度 ★★★★★

音質・デザイン・使い勝手のバランスが極めて優秀。価格以上の価値を感じられる一台。

高音の質：50

中音の質：50

低音の質：50

細やかさ：50

迫力：50

音場：50

遮音性：50

音漏耐性：50

全ての音が綺麗。低音の迫力、深さ、中高音の綺麗さ、音場の広さ

全てが完璧なバランスですごいイヤホンだと心底思ってしまいました。

最初に聴いた時の低音の量感がまるで大型のヘッドホンかスピーカー

で聞いている感覚になりました。筐体のデザインも未来っぽく、ロボ

っぽさも所有感があって良かった・・・

高音の質：50

中音の質：50

低音の質：45

細やかさ：45

迫力：35

音場：45

遮音性：45

音漏耐性：50

視聴環境

DAP:sony wm1am2　4.4mmバランス

イヤーピース:UM ペタルイヤーチップ

　モニターイヤホンとしてsonyのier-m9を所有しており、キンバーケーブルで使用しています。店頭でzero2を試聴した際、m9に1枚薄い膜でも付いてるんじゃないかというくらいクリアで繊細な音で驚いたたのが出会いでした。その後、その音が忘れられず中古ですが購入してしまいました。

　使用していて感じたことは、ヴォーカルだけにドライバー一つ使ってるんじゃないかと言うくらい、男女共にしっかり聞こえます。しかし、周りの音から浮いているという感じはなく、うまく調和しています。楽器はピアノ、弦楽器（ギター、バイオリン等）はとても気持ちよく聴け、他の楽器も十分聴き分けることができます。少し意識して聴くことでこんな音も出てたんだと新たな発見もあります。

　低音に関してですが、イヤーピースで調節もしてみましたがあまり変わらず。タイトで輪郭も感じ取ることができますが迫力は少なめの音です。ここはm9に軍配が挙がりますが、気分によって使い分けていく予定です。

　装着感は他のレビューでもある通り、筐体が大きめなので試着をお勧めしますが、イヤーピースで調節すればある程度は改善されると思います。ケーブルもしなやかで取り回しも良いですが、耳掛け部は少しカーブが整形されており人によっては装着の際少し気になると思います。しかし、一度装着してスライダーで調節すれば安定しています。

　とにかく音がきれい！、中、高域は文句のつけようがありません。低域も個人的にはすごく好みです。迫力が欲しい時は他のイヤホンやヘッドホンを使えばいいと思います。末永く使っていきたい1台です。

高音の質：45

中音の質：50

低音の質：50

細やかさ：50

迫力：40

音場：40

遮音性：40

音漏耐性：40

硬質で非常に解像度の高い音で、低音の存在感も深くはっきり感じられるが、どちらかというと迫力で押すタイプではなく細く繊細な音を鳴らしきるタイプ。サイバーパンク系が好きな男性が好むデザインも個人的には好き。