SENDY AUDIOの中で、圧倒的に解像度が高く、全帯域を鳴らしている印象です。他メーカーと比較しても、質の高いヘッドホンだと思います。

開放型ではありますが、音圧もしっかりしており、味わい深く聴けると思いました。奥の方で鳴る音の存在感が音の立体感を表現してくれ、とても楽しい時間を過ごせるヘッドホンです。

高音の響きとボーカルの暖かさが特徴的でとても好みです。

低音はガツンとくるようなタイプではなくしっかりと土台になって支えてくれる感じです。量感はしっかりと感じられますが、重低音を重視する人にとっては物足りないと感じてしまうかも。

全体的にやわらかく響かせてくれますがボヤけたり籠もったりというような印象はなく、開放型ならではのスッキリとした音抜けの良さを持ちつつも必要なウォームさはしっかりと聴かせてくれます。

重量感がなかなかありますが、ヘッドバンドの装着感が良くて不快感はなく長時間も余裕です。

ただサイズが大きく重量もあるので寝転がって楽しむ事はし辛いですね。

開放型なので音漏れも半端なく、自室での音楽鑑賞専用機って感じです。

品質も良く安っぽさは感じられませんが、付属のケースがSIVGAのSV023とほぼ一緒なのがちょっと残念でした。

SIVGAの上位ブランドで価格も倍以上するんだから専用設計にして欲しかったです。パッと見で区別が付かないので取り間違えそう笑

フラッグシップ機なだけあってsendyaudioの持つ平面ドライバーによる音のクリア感や木のハウジングによる音の温かみなどの良い部分が完璧に出し切られています。

SENDY AUDIOのフラッグシップモデルだけあって、高級感が半端ないです。

ドライバーも88mmの超弩級サイズ。そのサイズからの低音の量感と響きがすごいです。

音の広がりと低音の流れがマッチしていてとも面白いし、楽しいです。

ただ、重さは結構ありますがフィット感が良いので多少は紛れます。そしてケーブルも

結構ゴツいです。なので家でじっくりとチルタイムに気合を入れて⋯という覚悟が必要かも。

高音の質：45

中音の質：45

低音の質：50

細やかさ：45

迫力：45

音場：45

SENDYAUDIOのフラッグシップヘッドホンPeacockのレビューです。

DAPはSP3000Tを使用しています。

前評判通り、濃厚な低音域です。

音の立ち上がりが早くバシバシと迫るような低音があります。中音域と高音域も低音にマスクされず、充分に出ています。ボーカルは近く、低音と相まって迫力ある音です。高音域の伸びも良く、輪郭のある澄んだ高音域です。

音全体として横方向に広く濃厚です。モニターではなくリスニングサウンドですね。

とてもオススメのヘッドホンです。

上流にもこだわるととても良いPeacock唯一無二の音を鳴らしてくれると思います。