高音の質：40

中音の質：50

低音の質：45

細やかさ：45

迫力：35

音場：40

遮音性：45

音漏耐性：45

試聴機材：Fiio M17、HibyR6iii、AudioQuest cinnamon USB(A-C)、Sennheiser BTD600

非常に正統派で素直な高性能ヘッドホンだと思います。同価格帯であれば、focalのbathys、B&WのPX8が競合しますが、とてもいい勝負だと思います。

但し、上記のように素性が良いヘッドホンであるがゆえに、音源（上流）のDAP・スマホ・PCの音・駆動力（パッシブ時）、有線接続時の線材の質を、とても素直に反映してしまいます。

満足いかない場合は上流やインターコネクトを再構築しないといけないかもしれませんね。

上記の通りですので、あまりよくない音源からの優先接続であれば、良い音源からBluetooth（apx-adaptive、L-DAC）でつないだ方が音質は良くなります。不思議といえば不思議ですね。。。

なお、実験した範囲では、USBダイレクト接続はPCのみから、パッシブ接続は純正ケーブルオンリーのようです。（MAC・iphoneは持ってないので接続できてません。PCはウィンドウズ機、スマホはアンドロイド機とご理解ください。）

私のテストでは、下から順番に

自作PC（BTD600）≦自作PC（パッシブ）≦自作PC（純正USB）＜自作PC（USB Cinnamon）＜R6iii（Bluetooth）≦R6iii（パッシブ）≦M17（bluetooth）＜M17（パッシブ）でした。（Bluetooth接続同士の比較では、圧倒的にR6iii＜M17です）

パッシブ接続時のジャック、3.5mmと6.3mm（アダプター）の比較では、微妙なところですが、6.3mmの方が情報が多くて濃いような気がします。純正の6.3mmアダプター、なかなか侮れません！

アプリは、とてもわかりやすい構成で安定していると思いますが、現状、イコライザーが低音減少・フラット・低音エンハンスしかないので、もう少しイコライザーの種類を増やしてもらってもいいと思います（アップデート期待）。