Gold 16 IEM Cable MMCX - 2.5mm 【ALO-2941】

HA-FW10000に使用。

元々スッキリした音のFW10000からここまで濃厚な音が鳴るとは思わなかった。

柔らかく艶っぽい音でこれはこれで嫌いでは無いが中々に個性的が強く合わせるイヤホンを選ぶと思う。

厳しい目（耳？）で見るとやや締りに欠ける音でボワつきやすい。

FW10000と合わせても若干ボワつきを感じるため元々柔らかい音のイヤホンには合わないと思う。

スッキリした音のイヤホンに濃さが欲しいorカッチリした音のイヤホンに柔らかさがほしい等の目的にピッタリなケーブルと感じました。

移動中に普段使いしているが、上着を羽織る季節ではタッチノイズとケーブルのしなやかさが欲しいところです

太めのケーブルなので仕方ないところもあるのかもしれないですが、もう少し柔らかさがあったら嬉しかった

音色は甘美さが底上げするので歌モノ、バラード、ホール音源など聴かせる楽曲にはマッチしていると思います

ゴールドの見た目は、インパクトあるのでイヤホンのフェイスプレートとの組み合わせはセンスが問われるかと思います

＜試聴環境＞

DAP:sp1000m,ak380、plenue2

イヤホン、andromedaなど

＜デザイン.装着性、タッチノイズなど＞

ケーブル皮膜がクリアなので線材を覆うメッキの金色が直に見えていて、とても綺麗なケーブルです。しかし、クリアタイプの樹脂というのは、劣化して汚れた印象になるのでないかと不安。

ケーブルの太さについては、16芯から想像する程の太さはなく、線材はおそらく細いタイプと思われます。ケーブルの太さとしては太めですが、編み方もふんわりしており、しなやかで、取り回しも楽ですし、タッチノイズも抑えられています。

2.5mmは強度的に不安もありますから、L字プラグは本当に有難いです。

耳にかける部分は、更にチューブで補強し、針金が仕込んであります。しかし、ベストな形状を保てるように馴染むまでに、かなりの時間を必要としました。

＜音質、傾向＞

銅線に金メッキなので、銀線のような華やかな音では無く、組み合わせによっては高域に不満を覚えることも有りそうです。

ケーブルの癖は少なく全体的にポテンシャルを引き出してくれるケーブルです。

16芯金メッキということで、解像度はかなり高くて音の輪郭が細部まではっきりします。また、どことなく温かみのある優しい音です。

派手ではないが中身の詰まった正統派濃厚サウンドという感じでしょうか。

＜まとめ＞

音質のバランスについては、DAPとイヤホン、組み合わせもあるので、是非試聴を。

因みに、自前の環境では、SP1000MとAndromeda の組み合わせはなかなかと思います。

不満点としては、耳掛け部分は、もう一工夫欲しいところ。

お値段も10万オーバーということで、決して安くなく、他にも上を見れば良いものはいくつもありますが、金メッキタイプの選択肢としては、コスパ的には悪くないひとつと思えます。