音の違い
はず、なのです……。
どうも、e☆イヤライター(?)の せめちゃん です。
昨今、ファッションとしても注目度が高まっているイヤホン・ヘッドホンですが、大量に並ぶ製品をみて、皆さんも一度は思ったことがあるでしょう。
という風に。もしくは、「プラシーボ効果で、本当は違いなんかないんじゃないの?」ってね。
ヘッドホンを実際に並べ、試し、またすぐに切り替えて次のヘッドホンと比べる機会なんて、生きてるうちに何回も経験するものでもないですから。
さらにいえば、同じメーカーのものを一斉に比較する?
いや~、やらないですよね?
「同じソニーなら、どれを聴いても大体一緒でしょ」って思うじゃないですか。
し か し !!
専門店スタッフなら!!!!
ということで、「利きソニー」やってみます。
目次
準備とルール説明
まずは用意した製品と、今回の「利きソニー」ルールの説明から。
今回用意したのは、ソニーの現行ワイヤレスヘッドホン全5機種。
なかでも一番左の「1000X THE COLLEXION」は、デザインの雰囲気が一気に変わり、約9万円という最高価格に相応しい別格の存在感を放っています。専門店スタッフが、このオーラを耳だけで感じ取れないわけがないですよね?
そして一番重要なのが、これ……
"目隠し用のアイマスク"
近くの100均ショップで購入したもの。とにかく目を隠すものとしてはこれ以上のものはないでしょう。
これを装着しないと「利きソニー」は始まらない。ナシならそれはただの「聴きソニー」ですもんね――
…………。
皆さんは、完全に視覚情報なしでヘッドホンを聴いたことはありますか? 私はないです。
早速、アイマスクを装着。
え? アイマスクってこんなに圧迫感すごかったっけ?
ともかく、装着が完了したのでルール説明へ。
今回のルールは以下の4つ。
そして、以上の4つです。
直接触れないのにどうやってヘッドホンを装着するんだって話ですが、今回はお手伝いスタッフを呼んでいます。
出題の順番も選んでもらう予定。
ちなみに、試聴楽曲は 結束バンド「青春コンプレックス」で固定しています。
理由は、「最近ギターを再開したので、『そういえば、けいおん!みたいに人気でたバンドアニメがあったよな~』という流れで一気見しようとしたけど、ギターの練習に夢中になり、アニメがいつの間にか終わってて、記憶に残ってるOPだけ聴いてるから」です。
楽曲はこちらから聴けます↓
そんなこんなで、準備とルール説明が完了。
いざ!!
利きソニーだ!!!!!!
「利きソニー」ガチジャッジ
自信満々で挑むせめちゃん。はたして――
【1台目】WH-CH720N
スッ……
装着完了ッ……
耳周辺の感触を頼りにすると、完全にオーバーイヤー型。耳がすっぽりと覆われている感じがする。
オンイヤー型の場合は、本体が小さく、耳の上に乗っかる形になるのでこれには当てはまらない。
この時点で『CH520』という、オンイヤー型ヘッドホンである可能性は排除される。
つまりは、それ以外の4択。
とりあえず、音楽を再生してみる。
新しく受け取れた情報は2つ。
「低音が強めなバランス」と「ヘッドバンドがプラスチックな感触」
特に2つ目のプラスチック感がどうしても気になる……。
何せ手で触ることが禁止されているので、手がかりはヘッドホンを被せられた瞬間のアジャスター周りの感触と、今流れている音の響きだけ。
視界ゼロの暗闇のなか、専門店スタッフとしてのすべての経験値を鼓膜と側頭部に集中させて、必死にプロっぽい推理を組み立てていきます。
せめちゃんの予想:ULT WEAR
正解:WH-CH720N
まさかの初手、不正解。
【2台目】ULT WEAR
音楽を鳴らすと、より特徴が明らかになっていく。
途端に考え込むせめちゃん。
脳内に、ものすごい速度でe☆イヤホンで培った『スペック表の記憶』が駆け巡る。そうだ。ソニーのラインナップにおいて、最軽量のオーバーイヤーは絶対に"CH720N"。
ということは、さっきのあの軽さは……
頭の中には、ほかに比べ明らかに肉厚な『ULT WEAR』が浮かんでいる。
さらには、あの特徴的なULTボタン。
ソニーのワイヤレスヘッドホンの中でも随一の重低音。鼓膜を爆撃されたかのような暴力的なベースを鳴らす、魅惑のボタンだ。
その低音感と、今のヘッドホンサウンドが重なって聞こえる。
せめちゃんの予想:
1台目→WH-CH720N(修正)
2台目→ULT WEAR
正解:
1台目→WH-CH720N
2台目→ULT WEAR
1台目の予想修正で、これまで全問正解に。
これぞ専門店スタッフ。過去のミスを知識で修正していく――
【3台目】WH-CH520
クルリと椅子を回し、れんれんへ質問を投げかける。
曲を流してもらうと、さらに機種への確信が高まっていく。
せめちゃんの予想:WH-CH520
正解:WH-CH520
5機種の中で唯一のオンイヤーヘッドホンは危なげなくクリア。
残るは「WH-1000XM6」と、本命である約9万円の「1000X THE COLLEXION」の二択のみに。
【4台目】 1000X THE COLLEXION
装着した瞬間にわかる。いや、分かってしまう。レベルが違うこの安定感。
なぜかイヤーパッドだけで、これまで出題されたヘッドホンよりも質感がいいことがわかる。
正直、イヤーパッド一つで質の良さを体感することになるとは思わなんだ。
とにかく、音楽を聴いてみる。
思考を巡らせ、頭の回転速度を上げるように、椅子もついでに回転。
回転を止め、何かに気づいたように眼鏡をクイっとするしぐさをみせる。(普段眼鏡してないのに)
……フォンッ(音を置き去りにする神速のヘドバンを繰り出す)
それでもなお、このヘッドホンは――
思い起こされるのは、あのアジャスターが金属でできている安定感。剛性感。
スマートな外観だけに関与しているのではなく、アジャスターのスムーズさと全体のクオリティをここから感じる。
見えてないけど。
「質感が良すぎる。」と。
せめちゃんの予想:1000X THE COLLEXION
正解:1000X THE COLLEXION
完璧すぎる推理。
9万円のフラッグシップが放つ「圧倒的な空気感」と「音場の余裕」を、耳と側頭部だけで完璧に見抜いてみせました。
これが、専門店スタッフの実力だというのか――
【5台目】 WH-1000XM6
ラストのスッ……
装着クッ……
せめちゃんの予想:
4台目→WH-1000XM6(修正)
5台目→1000X THE COLLEXION
正解:
4台目→1000X THE COLLEXION
5台目→WH-1000XM6
これで、 現行ソニーワイヤレスヘッドホン5機種の「利きソニー」が完了――
結果発表
……ンンンンンパォウ!!(ゴムが弾ける音)
1台目
最終予想:WH-CH720N
2台目
最終予想:ULT WEAR
3台目
最終予想:WH-CH520
4台目
最終予想:WH-1000XM6
5台目
最終予想:1000X THE COLLEXION
結論