高音の質：50

中音の質：50

低音の質：50

細やかさ：50

迫力：40

音場：50

タイトルの通り、

1.広い音場による開放感

2.高い分離感、音の粒立ちが際立っていて各々の音が緻密に分離されている

この2つがZMFの音楽性が高い音作りによりシナジーを生み出しています。

ケーブルに関しては、布被膜のストックケーブルとゴム被膜のOFCケーブルがありますが、後者のほうが粗がない音です。

Meze 銅アップグレードXLRケーブルも繋げられるので聴いてみたところ、解像度はゴム皮膜OFCとほぼ同等で全体的にキラキラする音でした。

高音の質：50

中音の質：50

低音の質：40

細やかさ：50

迫力：40

音場：50

遮音性：10

上流はPCからERCO＋OOR(いずれもHYPSOSあり)、純正バランスケーブル、角度が付いた方の純正イヤーパッドで視聴しました。

ニュートラルな音色でとにかく性能を追求したハイエンドヘッドホンは意外と少ないのですが(STAXはイヤースピーカーなので除く)、それを絵に描いたようなヘッドホンです。"まだ"知名度は高くないメーカーですが、2023年現在では世界でも3本の指に入る性能を持っていると思います。

音場は広め、低中高バランスよく出ていて、低音はしっかりパワーのあるアンプを繋げば十分出ています。悪い意味での色付けが少ないので、DACやアンプなど機材本来の味を楽しむのにも向いていそうです。機材のレベルが上がれば上がるほど実力を発揮できるので、面白い反面、上を目指せば更にお金がかかるかもしれません。装着感も造りも良いので所有欲もなかなか満たされます。価格も最高峰ですが、終着点を探している方には有力な選択肢としてオススメします。