エグい解像度と分解能、低音から高音までのバランスね。

ジェミニとかタイガーも試聴しましたが、こいつがダントツですね。

5SLも他メーカー、例えばTheiaudioのPrestigeですら、そうなんですが、低音が滲んでる事がこのイヤホン聴くと分かります。

ミセスの天国、大サビで「どうしたらいい、もうともすれば」ってところはギターのエフェクト、ベース、ドラム、バイオリン勢がギュンギュンに重なるのよね。その他3つくらい打ち込まれてる音源が重なると良いイヤホンでもDD入ってたらコイツが限界突破してなっちゃうから、ギュバーンみたいに滲んじゃって音像ぶっ壊れまくるんですが、こいつは全部キッチリ鳴らして破綻無し。

もうね、おじさん感動で泣きそうになりましたよ。

でもさ、試聴に持ってきたDAP、DX260MK2より高いんよ。

それってどうなのさって、8SLの前で20分立ち往生ですよ。変な汗出てきたりして。

こないだOriginをお買い上げしたばかりでさ。

qdcケーブルはあれでいいんかな？

単結晶銅とかで繋いだら量感出そう。

次お邪魔した時は買って帰ります。

高音の質：40

中音の質：40

低音の質：50

細やかさ：45

迫力：45

音場：35

遮音性：50

音漏耐性：45

音質の傾向としては、低音が強めのドンシャリサウンドで、音場はやや狭めというか若干近いところで鳴る感じがします。

低音が強めといっても決してブーミーになることなく上質な重低音が響き渡ります。

相対的に低音域が多めですが、中音域・高音域についてもしっかり過不足なく鳴らしてくれる印象です。

元気のあるサウンドのため、ロックやポップス向きの音質でノリ良く楽しく聴けます。

逆にしっとりとしたバラード等には向かないように感じました。

装着感についてはドライバー数が多く筐体自体は大きめではあるものの、流石QDCといったところで耳にピッタリフィットするため、首を振っても簡単には外れないですし、遮音性も抜群です。

また、ルックスについても右側が赤色、左側が黒色のフェイスプレートとパッと見でどちら側なのかわかるようになっているのが流石プロ仕様といったところですが、カスタムIEMのように左右非対称の色というのがカッコよく所有感を満たしてくれます。

逆にイマイチなところは QDC規格のリケーブルの選択肢が少ないのと付属のケーブルが細くて絡まりやすいところです。

プロミュージシャンのモニター用としてのチューニングのようですがリスニング用途でも十分楽しめるモデルです。

ただ、聴くジャンルを選ぶ感じはしますので是非ご試聴を！

高音の質：45

中音の質：45

低音の質：40

細やかさ：45

迫力：35

音場：35

遮音性：45

音漏耐性：45

8BA構成ながら、まとまりあるモニター調の音です。

D型好きの私としてはフラットかと。

音は全体的に近い所で鳴るタイプと感じます。

割と低い引き締まった低音で、音を追いやすいです。

ドラムの迫力よりベース音の方が見えやすいと感じます。

中高音は滑らか、クリアで響きも巧みに再現する

ボーカルとキラキラと解像度の高い高音。

伸びも十分ありますし、刺さりは皆無です。

コーラスなどは横にスーと抜けていくので、

余り窮屈感がないと思います。

名前通り、ライブ音源によっては音量上げめで聴くと

PAスピーカーのようにいい感じです。

音量上げても、音が破断したり歪まない点が凄いです。

遮音性はベント穴がなく、

qdc抜群のフィット性でトップクラスに良いです。

DAP:KANN MAX 3.5mm

高音の質：45

中音の質：50

低音の質：40

細やかさ：50

迫力：40

音場：40

遮音性：50

音漏耐性：50

迫力で魅せるタイプというよりも、一聴してわかる位にストレートに音源のままを聞かせる、澄みきった純粋に良い音だと思わせるイヤホンです。

qdcといえば、やはりモニターイヤホンの老舗だけあって、とてもピュアで耳に心地よい音で聴かせてくれます。

ジャンルによってはどこか物足りないと思うような場面があるかもしれませんが、それよりも長時間音楽に浸っていたい私にはとてもピッタリな塩梅のバランスで、電車での移動中や少しリラックスしたいときに重宝しています。

また、ユニバーサルモデルながらフィット感が非常に良いです。

複数ドライバー機ながら筐体自体も軽く、ケーブルに引っ張られるような感じもなく、少し大げさですが、外すときまで筐体の存在を忘れるほどです。

この刺激の少ない優しい音と、極上のフィット感のおかげで、音楽に浸りたいシーンで最高の音楽体験を与えてもらってます!

トータルバランスで非常に整った優等生的なイヤホンで、予算に収まる方なら、ベンチマーク的な一本としてぜひ試聴をオススメしたい一品です!!