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Astell&Kern (アステルアンドケルン)

AK PA10 【IRV-AK-PA10】

スタッフによる音域バランス評価(平均)

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Astell&Kern (アステルアンドケルン)

AK PA10 【IRV-AK-PA10】

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この商品のスタッフレビュー

Hulk

@e☆イヤホン 名古屋大須店

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古き良きポタアン、最大の武器はその不便さ!?

オーディオ機器の専門特化性が極まる昨今、「DAP」プレイヤーは大型化・高価格化が進む一方で、「DAC」ポタアンはスマホに直挿しできるような小型・低価格の製品が多くなりつつあります。

一昔前に流行ったプレイヤー+ポタアン、例えばAK70にmojoを繋ぐといった使い方をする製品はもはや絶滅危惧種、UMAのような存在となってしまいました。プレイヤー自体の性能が大幅に上がっているのと、アンプを繋ぐこと自体ただでさえ大型で重量級なプレイヤーをさらに大きく、重たくしてしまうだけだからです。

そんな現代のオーディオ市場に、唯一無二のシーラカンスが登場しました。それが「AK PA10」です。

・A級動作アナログアンプ搭載。
・接続方法は4.4mm5極バランスこそあれどライン入力のみ。

時代を逆行したかのような超弩級のポータブルアンプですが、この製品を繋ぐ恩恵は多少大きくなっても、重たくなっても繋いだ状態で常用したいと思わせるほどです。

解像度や分離感が上がるといった印象はありませんが、その分厚みの増した濃厚で芳醇な音を楽しめます。

また、ジャンルは選びません。パワフルなので再生するイヤホンやヘッドホンも選ばないことを考えると、一家に一台置いておいてもいい製品なのではないでしょうか!

大きくて重たいことに所有欲を満たされる珠玉の逸品です。ぜひ一度お試しください。

接続機器
AK70MKII→Jet Short Cable→AK PA10→Fender TEN 2

試聴音源
Bad Company / Bad Company
かわ世 / 百鬼あやめ

エリーナ

@e☆イヤホン大阪日本橋本店

量感イメージ

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Astell&Kernシリーズを愛する方納得のサウンド

Astell&Kernユーザーにとってはたまらない濃密で正確なサウンドを体感できるアンプです。

【試聴環境】
プレイヤー:SP3000
接続ケーブル:PA10付属mini-miniケーブル、e☆イヤホンラボ Jet Short Cable 4.4mm to 4.4mm
ヘッドホン:audio-technica ATH-R70X(アンバランス接続)、Sennheiser HD660S2(アンバランス/バランス接続)

【音質】
どの音域もまっすぐ鳴る力と厚みを与えられ、特に中音域はPA10によって厚みがしっかりと補強されます。声の唸りや楽器の押し出しが引き立つのでより真摯に音楽を受け止めたいという気分にさせてくれます。

高音域は刺さることなく、音の末までしっかりと捉えることができ、低音は胸の位置で張り出したような存在感を得られます。また、ノイズレスという言葉通り静寂時のシンとした暖かい空気感が特徴的でした。

ホール感や余韻の脚色が少なく、プレイヤー自体の音を折り曲げずに素直に前へ押し出す手伝いをしてくれるので、キャラが立つプレイヤー・ヘッドホン関係なしに導入できる構成です。

Crossfeedの設定では、スピーカーの位置が徐々にアングルを開いて遠ざかるような効果があり、ヘッドホンによって自然な鳴り方を任意で設定できます。

また、4.4mmバランス再生では左右に振りすぎない程よい距離感で、音楽の中心を見失わずにいられるところが魅力的に感じました。

【ドライブ力】
420Ωを誇るATH-R70X(アンバランス接続)の場合、SP3000の出力2V、PA10はハイゲイン、ボリュームダイアル7時あたりでしっかりと聴きごたえのある大きさになりました。

【使用感】
一面がプレイヤーを傷つけにくいラバーパッド仕様になっているので、別途ゴムパッドを導入せずともきれいに束ねられます。アンプの下部1-2cmはラバーでおおわれていませんが、ややラバー分の高さが出ているのでカツカツあたることはなさそうです。

   
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  • レビューレビューあり

Astell&Kern、ブランド初のアナログポータブルヘッドホンアンプ

Astell&Kern AK PA10

ヒーローイメージ

Astell&Kernは、音源をよりピュアな状態でユーザーへ届けるためにアンプ技術の研究開発を続けてきました。『AK PA10』は、これまで培ってきたアンプ回路設計技術のノウハウを最大限活用したClass-A(A級動作)アナログアンプを初めて導入したモデルです。

  1. トピック
    1:Astell&Kern初のClass-Aアナログアンプ搭載
    2:独自のTERATON ALPHAテクノロジーにより効率的な電源制御
    3:3段階設定のClass-Aカレントコントロール搭載
    4:2段階設定でバランス出力時最大6.2Vrmsのゲインコントロール搭載
    5:アンバランスとバランスを物理的に分離した4.4mm5極トゥルーバランス入出力搭載
    6:ハードウェア・クロスフィード機能搭載
    7:Astell&Kern独自のアナログボリューム搭載
    8:最大約12時間の連続使用が可能
    9:USB Type-C急速充電に対応
  2. Astell&Kern初のClass-Aアナログアンプ搭載
    AK PA10は、Astell&Kernがこれまで培ってきたアンプ回路設計技術のノウハウを最大限活用したClass-A(A級動作)アナログアンプを初めて導入したモデルです。A級アンプは、最も優れたリニア出力を持ち、歪みや欠陥のない信号を増幅することで、柔らかくて暖かい、自然な音を提供します。この特性から、音楽愛好家から最も支持されている増幅方式ですが、消費電力が大きく、ポータブルオーディオ機器では設計が非常に困難となります。AK PA10は、Astell&Kern独自の回路設計技術により、ノイズを除去しながら消費電力を抑え、出力を向上させることが可能となり、いつでもどこでもClass-Aアンプの素晴らしいサウンドを楽しめるよう特別に設計されています。
    hoge画像
  3. 独自のTERATON ALPHAテクノロジーにより効率的な電源制御
    Astell&Kernが開発した主要回路を一体化した究極のサウンドソリューション「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」が組み込まれています。TERATON ALPHAは、効果的な電源ノイズの除去、効率的な電源管理、歪みの少ない増幅により、オーディオ出力インターフェースを通して原音に近いオーディオ再生を実現するAstell&Kernの究極のサウンドソリューションです。アーティストやプロデューサーが意図した原音に近い音を再生するために、数万時間に及ぶ継続的な研究開発から生まれたAstell&Kernの特許技術を搭載しています。優れたヘッドホンアンプは、安定した出力を実現するだけでなく、電源、ノイズ、信号遷移、回路構造など、全てのパーツが入念に設計され、ピュアで真のサウンド再生を実現します。
    AK PA10は、ポータブルなサイズでありながら、様々なヘッドホンやIEMとシームレスに接続でき、歪みのない超高音質を再生するAK Ultimate Sound SolutionであるTERATON ALPHAテクノロジーを追加し、さらに強化しました。AK PA10は、TERATON ALPHAのサウンドソリューションとして開発され、ピュアで濃厚なアナログサウンドを作り出します。
    hoge画像
  4. 3段階設定のClass-Aカレントコントロール搭載
    ヘッドホンアンプは、ヘッドホンをドライブするための必要な出力を得るためだけに設計されているわけではありません。AK PA10は、様々なヘッドホンやIEMに合わせて電流をコントロールし、より濃密で空間的なサウンドを再現できるようにしました。Class-Aアンプのカレント(電流)を3段階設定でコントロールすることで、電流値に対するA級アンプの特性を強調し、より力強いサウンドを作り出します。
    また、消費電力が大きいことによるバッテリー消耗の懸念についても、電流値のコントロールによって対応しました。3段階のカレントコントロールオプションにより、ヘッドホンやIEMの特性に合わせた音のディテールや濃密さの変更が可能です。AK PA10のClass-Aアンプが生み出す、リアルな質感の空間的なサウンドをお楽しみください。
    ※[Low] デフォルト / [Mid] +50mA / [High] +100mA
    hoge画像
  5. 2段階設定でバランス出力時
    最大6.2Vrmsのゲインコントロール搭載
    様々なヘッドホンやIEMで再生した際に、音楽の微妙なニュアンスまで引き出すためには、ヘッドホンをドライブする十分なアンプの出力が必要です。AK PA10は出力を変更する2段階のゲインコントロールを備えており、バランス出力に接続した場合、ハイゲイン時で最大6.2Vrmsの高出力に対応することができます。使用するヘッドホンやIEMのベストなサウンドを提供するゲインレベルを選択し、透明感のあるサウンドを楽しむことができます。AK PA10は、お使いのオーディオ機器が持っているポテンシャルを最大限に引き出します。
    ※[ローゲイン] アンバランス 2.1Vrms / バランス 4.2Vrms (無負荷)
    ※[ハイゲイン] アンバランス 3.1Vrms / バランス 6.2Vrms (無負荷)
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  6. アンバランスとバランスを物理的に分離した
    4.4mm5極トゥルーバランス入出力搭載
    ポータブルヘッドホンアンプの多くは、4.4mm5極バランス入力に対応しておらず、3.5mm3極アンバランス信号を4.4mm5極バランス信号に切り替えたりしています。しかし、このような入出力の組み合わせは、ソースデバイスの純粋なバランス出力を使用できず、移行プロセスで信号が失われることになります。
    そこでAK PA10は、ポータブルClass-Aアナログアンプとしては珍しい、4.4mm5極トゥルーバランス入出力をサポートし、高出力で鮮明な音の再生を可能にしました。また、3.5mm3極アンバランス入出力にも対応しているので、より多くの機器と組み合わせて使用することも可能です。音源ソースを最大限劣化させずに増幅して出力する為に、3.5mm入力時は3.5mm出力のみ、4.4mm入力時は4.4mm出力のみのトゥルー出力になっています。
    hoge画像
  7. ハードウェア・クロスフィード機能搭載
    左右のチャンネルが明確に分離したヘッドホン環境では、長時間のリスニングで耳の疲れが増すことがあります。クロスフィードをオンにした瞬間から、鮮明でありながら心地よいサウンド体験が始まります。クロスフィードは、片方のチャンネルのオリジナル信号の一部をミックスし、その信号を時間差で反対側のチャンネルに送り、音像を中央に定位させる機能です。これによりスピーカーで聴くような自然なサウンドを可能にします。AK PA10のクロスフィード機能は、デジタルソフトウェアではなく、ハードウェア回路設計によって実現されており、原音の音質を損なうことなく、よりシームレスで洗練されたクロスフィード効果を提供します。
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  8. Astell&Kern独自のアナログボリューム搭載
    AK PA10は、Class-A アナログアンプのサウンドをシームレスに再現する、Astell&Kern独自のアナログボリュームを搭載しています。また、クロスフィード、ボリューム、アンプなど、オーディオブロックごとに電源ICを分けて搭載しており、各オーディオICに最適な電力を供給することが可能です。DC-DC電源の干渉リップルノイズ(電源投入時に発生する波紋状のノイズ)を排除し、音と共に増幅されるノイズを最小限に抑えることができます。
    さらにノイズや電磁波がオーディオブロックに影響を与えないよう独自のシールド缶技術を適用し、アンバランス回路とバランス回路を物理的に分離する設計により、高出力ながらも低ノイズ、低歪化を実現させました。
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  9. 最大約12時間の連続使用が可能
    AK PA10の電源には4,200mAhのバッテリーを搭載。Astell&Kernならではの優れたバッテリーコントロールにより、Class-Aアンプながら最大約12時間の連続再生を実現しました。
    ※テスト条件:入力1Vrms、AK PA10ボリューム1時位置、ローゲイン基準
    ※連続再生時間の目安は、メーカーの試験結果に基づくものであり、ユーザー設定や入出力設定により異なる場合があります。
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  10. USB Type-C急速充電に対応
    USB Type-Cポートによる急速充電にも対応します。携帯性に優れながらも、クラストップレベルの再生時間を誇るAK PA10で、Astell&Kernのアナログサウンドをいつでもどこでもお楽しみください。
  11. デザインコンセプト
    AK PA10のデザインコンセプトは「スロープ」です。Astell&Kernのアイデンティティを示す外観デザインで、パワフルな性能と人間工学に基づいた手になじむ優れたフィット感を描くイメージでデザインされています。
    加工された八角柱型のアルミ製本体に、斜めに傾斜した面をあしらいました。
    文字面はAstell&Kernのデザインアイデンティティを提示し、端末の滑りを防止します。
    ラバーパッドでフィット感を高めるユニボディデザインをプレーヤーに装着することで、プレーヤーにパーティングラインを見せないシームレスなデザインを実現しています。
    繊細な加工が施されたボリュームホイールは、本体に収納された1つのユニットで、操作部とボリューム識別部が別々になっています。これにより、ユーザーが不用意にボリュームホイールを操作することを防ぎ、現在の出力レベルを視覚的に確認しながら、同時にボリュームをコントロールすることができます。
    前面にゴムパッドを設けることで、オーディオプレーヤーとAK PA10を付属のゴムバンドで束ねた際に、動いたり振動したりすることなく一体化させることができます。
    Astell&Kernのロゴをイメージした3Dテクスチャーパターンを施し、高級感を演出しています。
    サイドスイッチにはインジケーターを採用し、各機能の設定を直感的に把握できるようにするとともに、AK PA10全体の堅牢で個性的なインダストリアルデザインに華を添えています。
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製品仕様


■ スペック
カラー Graphite Gray
本体素材 アルミニウム&シリコン
アナログ入力 アンバランス3.5mm 3極 / バランス4.4mm 5極
ヘッドホン出力 アンバランス3.5mm 3極 / バランス4.4mm 5極
最大入力 アンバランス2Vrms / バランス4Vrms
アウトプットレベル [低ゲイン] 2.1Vrms アンバランス / 4.2Vrms バランス(負荷無し)
[高ゲイン] 3.1Vrms アンバランス / 6.2Vrms バランス(負荷無し)
推奨ヘッドホンインピーダンス 16Ω ~ 300Ω
サイズ (W×H×D) 約73mm × 140mm × 23.3mm
重量 約325g
充電ポート USB Type-C
動作温度 0℃ ~ +40℃
周波数特性 [低ゲイン] ±0.2dB (20Hz~20kHz) アンバランス / ±0.2dB (20Hz~20kHz) バランス
[高ゲイン] ±0.06dB (20Hz~20kHz) アンバランス / ±0.06dB (20Hz~20kHz) バランス
S/N比 [低ゲイン] 111dB @ 1kHz, アンバランス / 115dB @ 1kHz, バランス
[高ゲイン] 114dB @ 1kHz, アンバランス / 117dB @ 1kHz, バランス
クロストーク [低ゲイン] -83dB @ 1kHz, アンバランス / -110dB @ 1kHz, バランス
[高ゲイン] -83dB @ 1kHz, アンバランス / -110dB @ 1kHz, バランス
THD+N [低ゲイン] 0.0045% @ 1kHz, アンバランス / 0.0015% @ 1kHz, バランス
[高ゲイン] 0.0027% @ 1kHz, アンバランス / 0.0013% @ 1kHz, バランス
出力インピーダンス アンバランス3.5mm (1.1Ω) / バランス4.4mm (1.3Ω)
バッテリー 4,200mAh 3.8V リチウムポリマー
充電時間 約3時間 (9V/1.67A 急速充電) / 約4時間 (5V/2A 通常充電)
再生時間 約12時間 (アンバランス入力1Vrms / 低ゲイン / ボリューム30%)
付属品 ・USB Type-Cケーブル
・ラインケーブル(ケーブル長約10cm / 3.5mm3極 to 3.5mm3極)
・シリコンバンド×2
・クイックスタートガイド

商品詳細

Astell&Kern、ブランド初のアナログポータブルヘッドホンアンプ

Astell&Kern AK PA10

ヒーローイメージ

Astell&Kernは、音源をよりピュアな状態でユーザーへ届けるためにアンプ技術の研究開発を続けてきました。『AK PA10』は、これまで培ってきたアンプ回路設計技術のノウハウを最大限活用したClass-A(A級動作)アナログアンプを初めて導入したモデルです。

  1. トピック
    1:Astell&Kern初のClass-Aアナログアンプ搭載
    2:独自のTERATON ALPHAテクノロジーにより効率的な電源制御
    3:3段階設定のClass-Aカレントコントロール搭載
    4:2段階設定でバランス出力時最大6.2Vrmsのゲインコントロール搭載
    5:アンバランスとバランスを物理的に分離した4.4mm5極トゥルーバランス入出力搭載
    6:ハードウェア・クロスフィード機能搭載
    7:Astell&Kern独自のアナログボリューム搭載
    8:最大約12時間の連続使用が可能
    9:USB Type-C急速充電に対応
  2. Astell&Kern初のClass-Aアナログアンプ搭載
    AK PA10は、Astell&Kernがこれまで培ってきたアンプ回路設計技術のノウハウを最大限活用したClass-A(A級動作)アナログアンプを初めて導入したモデルです。A級アンプは、最も優れたリニア出力を持ち、歪みや欠陥のない信号を増幅することで、柔らかくて暖かい、自然な音を提供します。この特性から、音楽愛好家から最も支持されている増幅方式ですが、消費電力が大きく、ポータブルオーディオ機器では設計が非常に困難となります。AK PA10は、Astell&Kern独自の回路設計技術により、ノイズを除去しながら消費電力を抑え、出力を向上させることが可能となり、いつでもどこでもClass-Aアンプの素晴らしいサウンドを楽しめるよう特別に設計されています。
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  3. 独自のTERATON ALPHAテクノロジーにより効率的な電源制御
    Astell&Kernが開発した主要回路を一体化した究極のサウンドソリューション「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」が組み込まれています。TERATON ALPHAは、効果的な電源ノイズの除去、効率的な電源管理、歪みの少ない増幅により、オーディオ出力インターフェースを通して原音に近いオーディオ再生を実現するAstell&Kernの究極のサウンドソリューションです。アーティストやプロデューサーが意図した原音に近い音を再生するために、数万時間に及ぶ継続的な研究開発から生まれたAstell&Kernの特許技術を搭載しています。優れたヘッドホンアンプは、安定した出力を実現するだけでなく、電源、ノイズ、信号遷移、回路構造など、全てのパーツが入念に設計され、ピュアで真のサウンド再生を実現します。
    AK PA10は、ポータブルなサイズでありながら、様々なヘッドホンやIEMとシームレスに接続でき、歪みのない超高音質を再生するAK Ultimate Sound SolutionであるTERATON ALPHAテクノロジーを追加し、さらに強化しました。AK PA10は、TERATON ALPHAのサウンドソリューションとして開発され、ピュアで濃厚なアナログサウンドを作り出します。
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  4. 3段階設定のClass-Aカレントコントロール搭載
    ヘッドホンアンプは、ヘッドホンをドライブするための必要な出力を得るためだけに設計されているわけではありません。AK PA10は、様々なヘッドホンやIEMに合わせて電流をコントロールし、より濃密で空間的なサウンドを再現できるようにしました。Class-Aアンプのカレント(電流)を3段階設定でコントロールすることで、電流値に対するA級アンプの特性を強調し、より力強いサウンドを作り出します。
    また、消費電力が大きいことによるバッテリー消耗の懸念についても、電流値のコントロールによって対応しました。3段階のカレントコントロールオプションにより、ヘッドホンやIEMの特性に合わせた音のディテールや濃密さの変更が可能です。AK PA10のClass-Aアンプが生み出す、リアルな質感の空間的なサウンドをお楽しみください。
    ※[Low] デフォルト / [Mid] +50mA / [High] +100mA
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  5. 2段階設定でバランス出力時
    最大6.2Vrmsのゲインコントロール搭載
    様々なヘッドホンやIEMで再生した際に、音楽の微妙なニュアンスまで引き出すためには、ヘッドホンをドライブする十分なアンプの出力が必要です。AK PA10は出力を変更する2段階のゲインコントロールを備えており、バランス出力に接続した場合、ハイゲイン時で最大6.2Vrmsの高出力に対応することができます。使用するヘッドホンやIEMのベストなサウンドを提供するゲインレベルを選択し、透明感のあるサウンドを楽しむことができます。AK PA10は、お使いのオーディオ機器が持っているポテンシャルを最大限に引き出します。
    ※[ローゲイン] アンバランス 2.1Vrms / バランス 4.2Vrms (無負荷)
    ※[ハイゲイン] アンバランス 3.1Vrms / バランス 6.2Vrms (無負荷)
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  6. アンバランスとバランスを物理的に分離した
    4.4mm5極トゥルーバランス入出力搭載
    ポータブルヘッドホンアンプの多くは、4.4mm5極バランス入力に対応しておらず、3.5mm3極アンバランス信号を4.4mm5極バランス信号に切り替えたりしています。しかし、このような入出力の組み合わせは、ソースデバイスの純粋なバランス出力を使用できず、移行プロセスで信号が失われることになります。
    そこでAK PA10は、ポータブルClass-Aアナログアンプとしては珍しい、4.4mm5極トゥルーバランス入出力をサポートし、高出力で鮮明な音の再生を可能にしました。また、3.5mm3極アンバランス入出力にも対応しているので、より多くの機器と組み合わせて使用することも可能です。音源ソースを最大限劣化させずに増幅して出力する為に、3.5mm入力時は3.5mm出力のみ、4.4mm入力時は4.4mm出力のみのトゥルー出力になっています。
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  7. ハードウェア・クロスフィード機能搭載
    左右のチャンネルが明確に分離したヘッドホン環境では、長時間のリスニングで耳の疲れが増すことがあります。クロスフィードをオンにした瞬間から、鮮明でありながら心地よいサウンド体験が始まります。クロスフィードは、片方のチャンネルのオリジナル信号の一部をミックスし、その信号を時間差で反対側のチャンネルに送り、音像を中央に定位させる機能です。これによりスピーカーで聴くような自然なサウンドを可能にします。AK PA10のクロスフィード機能は、デジタルソフトウェアではなく、ハードウェア回路設計によって実現されており、原音の音質を損なうことなく、よりシームレスで洗練されたクロスフィード効果を提供します。
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  8. Astell&Kern独自のアナログボリューム搭載
    AK PA10は、Class-A アナログアンプのサウンドをシームレスに再現する、Astell&Kern独自のアナログボリュームを搭載しています。また、クロスフィード、ボリューム、アンプなど、オーディオブロックごとに電源ICを分けて搭載しており、各オーディオICに最適な電力を供給することが可能です。DC-DC電源の干渉リップルノイズ(電源投入時に発生する波紋状のノイズ)を排除し、音と共に増幅されるノイズを最小限に抑えることができます。
    さらにノイズや電磁波がオーディオブロックに影響を与えないよう独自のシールド缶技術を適用し、アンバランス回路とバランス回路を物理的に分離する設計により、高出力ながらも低ノイズ、低歪化を実現させました。
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  9. 最大約12時間の連続使用が可能
    AK PA10の電源には4,200mAhのバッテリーを搭載。Astell&Kernならではの優れたバッテリーコントロールにより、Class-Aアンプながら最大約12時間の連続再生を実現しました。
    ※テスト条件:入力1Vrms、AK PA10ボリューム1時位置、ローゲイン基準
    ※連続再生時間の目安は、メーカーの試験結果に基づくものであり、ユーザー設定や入出力設定により異なる場合があります。
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  10. USB Type-C急速充電に対応
    USB Type-Cポートによる急速充電にも対応します。携帯性に優れながらも、クラストップレベルの再生時間を誇るAK PA10で、Astell&Kernのアナログサウンドをいつでもどこでもお楽しみください。
  11. デザインコンセプト
    AK PA10のデザインコンセプトは「スロープ」です。Astell&Kernのアイデンティティを示す外観デザインで、パワフルな性能と人間工学に基づいた手になじむ優れたフィット感を描くイメージでデザインされています。
    加工された八角柱型のアルミ製本体に、斜めに傾斜した面をあしらいました。
    文字面はAstell&Kernのデザインアイデンティティを提示し、端末の滑りを防止します。
    ラバーパッドでフィット感を高めるユニボディデザインをプレーヤーに装着することで、プレーヤーにパーティングラインを見せないシームレスなデザインを実現しています。
    繊細な加工が施されたボリュームホイールは、本体に収納された1つのユニットで、操作部とボリューム識別部が別々になっています。これにより、ユーザーが不用意にボリュームホイールを操作することを防ぎ、現在の出力レベルを視覚的に確認しながら、同時にボリュームをコントロールすることができます。
    前面にゴムパッドを設けることで、オーディオプレーヤーとAK PA10を付属のゴムバンドで束ねた際に、動いたり振動したりすることなく一体化させることができます。
    Astell&Kernのロゴをイメージした3Dテクスチャーパターンを施し、高級感を演出しています。
    サイドスイッチにはインジケーターを採用し、各機能の設定を直感的に把握できるようにするとともに、AK PA10全体の堅牢で個性的なインダストリアルデザインに華を添えています。
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製品仕様


■ スペック
カラー Graphite Gray
本体素材 アルミニウム&シリコン
アナログ入力 アンバランス3.5mm 3極 / バランス4.4mm 5極
ヘッドホン出力 アンバランス3.5mm 3極 / バランス4.4mm 5極
最大入力 アンバランス2Vrms / バランス4Vrms
アウトプットレベル [低ゲイン] 2.1Vrms アンバランス / 4.2Vrms バランス(負荷無し)
[高ゲイン] 3.1Vrms アンバランス / 6.2Vrms バランス(負荷無し)
推奨ヘッドホンインピーダンス 16Ω ~ 300Ω
サイズ (W×H×D) 約73mm × 140mm × 23.3mm
重量 約325g
充電ポート USB Type-C
動作温度 0℃ ~ +40℃
周波数特性 [低ゲイン] ±0.2dB (20Hz~20kHz) アンバランス / ±0.2dB (20Hz~20kHz) バランス
[高ゲイン] ±0.06dB (20Hz~20kHz) アンバランス / ±0.06dB (20Hz~20kHz) バランス
S/N比 [低ゲイン] 111dB @ 1kHz, アンバランス / 115dB @ 1kHz, バランス
[高ゲイン] 114dB @ 1kHz, アンバランス / 117dB @ 1kHz, バランス
クロストーク [低ゲイン] -83dB @ 1kHz, アンバランス / -110dB @ 1kHz, バランス
[高ゲイン] -83dB @ 1kHz, アンバランス / -110dB @ 1kHz, バランス
THD+N [低ゲイン] 0.0045% @ 1kHz, アンバランス / 0.0015% @ 1kHz, バランス
[高ゲイン] 0.0027% @ 1kHz, アンバランス / 0.0013% @ 1kHz, バランス
出力インピーダンス アンバランス3.5mm (1.1Ω) / バランス4.4mm (1.3Ω)
バッテリー 4,200mAh 3.8V リチウムポリマー
充電時間 約3時間 (9V/1.67A 急速充電) / 約4時間 (5V/2A 通常充電)
再生時間 約12時間 (アンバランス入力1Vrms / 低ゲイン / ボリューム30%)
付属品 ・USB Type-Cケーブル
・ラインケーブル(ケーブル長約10cm / 3.5mm3極 to 3.5mm3極)
・シリコンバンド×2
・クイックスタートガイド

満足度

4.5

音質

4.7

携帯性

3.7

バッテリー

4

拡張性

3.9

49人のお客様がレビューしています。

満足度

5.0

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

3.0

バッテリー

4.0

拡張性

3.0

音質極振りのアナログA級ポータブルアンプ

一般的な「アンプ」とはかなり異なる部分があるので、
そこらを踏まえて購入に踏み切れば、購入した人の大多数が満足するであろう商品だと思います。
以下、特殊な点、購入前に踏まえておくべき点を列挙します。

・DAC非搭載です。デジタルからアナログに変換された後の音にしか作用しません。
ある程度良いDACを搭載したものを上流に持ってきてあげることで真価を発揮します。
スマホ→AK PA10といった接続方法は意味が薄いです。
スマホ→FiiO BTR7→AK PA10等だと、違いを感じることができます。
DAP→AK PA10でも良いのは言わずもがなです。
・スマホより少し大きく、かつ分厚いくらいの大きさで、重さもそこそこ、
ミニミニケーブル接続必須なので、ポータブル性が高いとは言えません。
移動しながら使うことは考えにくく、移動した先、カフェ等でゆっくり落ち着いて使用するか、
自宅で使用するか、といったところです。
・カレントをHighにしていることもあり、バッテリーは割と早く減るかなという印象ですが、
私は一度に長時間使うこともないので、不便は感じていません。
・DAPやアンプと接続するわけですが、本製品には3.5mmのミニミニケーブルしか付属しておらず、
バランス接続で楽しみたい場合は別途4.4mmのミニミニケーブルを購入する必要があります。
安いものでもYoukamooで¥3,200はします。
ここまで来る人はほぼ間違いなくバランス接続を求めると思いますので、4.4mmミニミニケーブルは必需品です。
ライン出入力しか対応していません。

○どんな人におすすめか
・音質が上がるのなら多少不便(多段になること、携帯性が高くないこと)があっても受け入れられる人
・DAPやDAC等の上流が既にある程度整っている人(10万以下のDAP、DACなら効果を感じられると思います)
・4.4mmのミニミニケーブルを所持している人、またはAK PA10のために購入することを躊躇わない人
・音量調整機能のないドングル型DACを持っている人(例えばiphoneとAK HC2等。AK PA10によって細かい音量調整が可能になります)

私は自宅でFiiO Q7と繋いだり、出先でFiiO BTR7と繋いだりしていますが、
アナログみのある滑らかな音の聞き心地が良く、購入して良かったなと感じています。
また、私の使い方だと縁がないのですが、出力不足のDAPと合わせることで
鳴らしにくいヘッドホンを鳴らし切る出力を確保する使い方もあるようです。

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ぽんと さん (2024/01/16)

※お客様のための大切なレビューです。無断での転載・引用は固く禁止します。

参考になった! 3

満足度

5.0

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

3.5

バッテリー

4.0

拡張性

4.0

買って正解でした!!

九州在住で、
無試聴だったのですが、
様々なレビューを見てどうしても欲しくなり、
在庫復活してるのを見て、
突撃してしまいました。
結果大正解だったとおもいます!
アンプでここまで音が変わるとは思ってませんでした!

環境はこんな感じです。
SR35→付属ミニミニ→本機→
エクセレントリモート、SE846、A5000
SR35→碓氷4.4→本機→HD800S

音の変化ですが、
やはりパワーが出て帯域バランスは
かなり低域よりになる印象でした。
ただ低域の質がかなり柔らかくなり、
あまり圧を感じるような事はないです
(個人的にすごくいい意味で)。
他の帯域も全体的に柔らかくなり、
エッジの効いた部分が少し抑えられます。
一聴して高級感が漂う音でした。

イヤホンに関しては、
ホワイトノイズを心配してたのですが、
エクセレント、846では確かになりますが、
音楽を流せば自分は全然気になりませんでした。
上記の心配から
元々ヘッドホン用に、
と思って買ったアンプですが、
イヤホンの方が音の変化が顕著に感じ、
楽しいですね。

カレントに関しては自分の耳では
あまり変化を感じ取れませんでした

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ジョバンニ さん (2024/01/16)

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参考になった! 0

満足度

5.0

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

4.0

バッテリー

4.5

拡張性

4.5

初アンプ

始めてアンプという物を使用しましたが、
視聴後すぐに購入に踏み切ってしまいました。
中でもクロスフィード機能による控えめながらも、頭の中に音楽が広がる感じはとても気に入っています。
くっきりとした解像度ながらも、暖かみのある音だと感じました。

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ヒイラギ さん (2023/12/29)

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参考になった! 1

満足度

4.0

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

4.5

携帯性

4.5

バッテリー

無評価

拡張性

3.5

ポータブルのAクラスなアンプ

Hiby RS6 > JE-FI1-S > 本機 > 水月雨 VARIATIONS では若干整った音になった、という印象でした。低音がややはっきりと高音が綺麗になった感じです。
購入した訳ではないのですが、過去に使用したAK製品の体験からバッテリーは充分持つと思います。

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こまいぬ さん (2023/11/22)

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参考になった! 0

満足度

4.5

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

1.5

バッテリー

3.5

拡張性

4.0

気軽さは消えるが音質が向上を最優先にするのであればオススメ

荷物が多くても問題ない旅行先でよく使っています。

【使用環境】

音源:スマホ(Amazon music unlimited)

DACアンプ:ifi xDSD Gryphon

4.4mm to 4.4mmケーブル:eイヤホンラボ Jet Short cable

イヤホン:bqeyz Winter(nicehck space cloudにリケーブル)

ヘッドホン:MDR-MV1(brise audioの専用ケーブルにリケーブル)

【使用時の設定】

カレント:High

GAIN:Low or High

クロスフィード:あり



【良い点】

・見た目がカッコ良い

・音の厚みが増す

・ボーカルは透き通りずっと聴いてられるような音になる

・低音がくどくない程度に迫力を増す

・音の分離感が増して今まで気付けなかった音が聴こえる

【悪い点】

・買う前に分かっていたことだがやはり気軽さはない

・充電に時間がかかる。できれば高速充電に対応していれば嬉しかった

・最初から4.4mm to 4.4mmケーブルがついていない



全体的に音のディテールが上がりかなり満足しています。

難点として挙げたことも初めから分かっていたためそこが問題なければ買っても良いと思います。

何よりこれを重ねて持っているだけで玄人感が出るのでニヤニヤできます。

素晴しい出来ですがまずはそこそこ良いDACアンプやDAPを購入してから検討するのをお薦めします。

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spica249 さん (2023/11/19)

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満足度

5.0

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

無評価

バッテリー

3.0

拡張性

無評価

やっぱり音楽って楽しいんだなと思えるアンプ。

自宅での自作アンプとの兼ね合いで3.5mmSEで環境は統一しているため、4.4mmBALについては未使用でのレビューです。
個人的に持ち出すサイズじゃないと思っているほか、単体でアナログアンプとして完結していると思っているので携帯性と拡張性は無評価にしています。

【使用環境】
DAC:自作DAC(自宅)
   FiiO M15S、SHANLING M3X(持ち出し時)
出力機器:64Audio 12t、くみたてLab Sirius、TAGO T3-02等

PA10側の設定は

カレントコントロール:Low
ゲイン:High
クロスフィード:オフ

にて常時使用しています。

【デザイン】
いかにもAstell&Kernというような、唯一無二のデザインと色合いで、所有欲を満たしてくれます。
そこそこ値段のする機材なので、音とは関係ないデザインの良さにも拘ってくれているのは嬉しい限りです。

【使用感】
操作方法はアナログアンプよろしく各種スイッチとボリュームダイアルを操作するのみ。
INへ上流からの音源を入れ、OUTへ再生機器をつなげば音が出ます。

ボリュームダイアルは個体差あるかもしれませんが少し固めで、ちょっと触れるくらいでは動きづらく、
突然爆音になるという事故も防げるほか、筐体内にくぼんだ形で組み込まれているため、安心感があります。
ただその形状とほどよい固さゆえに、音量変更時は若干手間取ることもあるかなと感じています。

サイズ感と重さで正直持ち出すのはかなり億劫です。ひたすらにでかくて重い、そしてそこそこ高いので取り扱いにも気を遣う……シリコンバンド等を付属して頂いてますが、個人的に使う機会は少ないかなと思って箱から出していません。

3.5mmジャックの位置的にも相性の良いFiiO M15Sと組み合わせて使用していますが、 
FiiO M17と比べて持ち出しやすさからFiiO M15Sを選んだのに、AK PA10と組み合わせるとFiiO M17よりも存在感があり本末転倒感がある程度には大きいです。

【バッテリー】
カレントコントロールLow、本体音量30%で公称12時間と、可もなく不可もなく、という印象なので☆3としてます。
個人的には12時間以上ぶっ続けで使うことはないので問題ない範囲です。


【音質とか】
音楽という非常に個人の好みに左右される嗜好品ジャンルで、5万円以上デバイスに対して音がああだこうだ言うのもナンセンスだと思いますので高音が、低音が、とかは書くのは控えておきます。
試してみて気に入ったのなら買えばいい、そういうものだと思っています。

ただ、手持ちのイヤホン、特に感度高めの64Audio 12tで聞いてもホワイトノイズ等は感じないため、そういう意味ではアンプとしても非常に優秀なのではないかと思っています。

カレントコントロールに関しては、正直なところスイッチを変えても私には言語化できるほどの音的な差異は感じられませんでした。
「まぁ、なんか変わってる、かなぁ…?」「変わってる気がする……」というくらいで、Highにすることで駆動時間が短くなってしまうのであれば、個人的にはLowで問題ないとの判断からLowでの使用を決めました。
Highにすると結構熱くなるので、精神衛生的にもLowでの使用で良いかなと。

クロスフィードに関して、オンにすると左右チャンネルの音をハード的に混ぜるという機能のようです。
個人的には左右からどの音が聞こえて来るがはっきりしていた方が好みなので、オフにしています。
これもどちらが良い悪いなどではなく、完全に好みの問題、味変程度の要素だと思います。



【総評】
「DACやDAPとの間に一つ機材を追加し、そこにイヤホンなりヘッドホンのプラグを差して音楽を聴く」
という行為に更にもう一段楽しさを見出すことのできる良いアンプだと思いました。
DAP、DACからのライン出力をPA10のINへと入れ、OUTにイヤホン・ヘッドホンをつなぎ、ボリュームを回してぐっと音が大きくなり、自分の好きな音楽が聞こえ始める。
その瞬間の楽しさ、ワクワク感、「あー今DAPとアンプ重ねて音楽聞いてるんだなぁ」という謎の満足感とともに、音楽を聴くことの楽しさを再認識させてくれました。

そもそも昨今はDACやDAPも非常に高品質・高出力化しており、音楽を聴くだけならアナログアンプ単体など、必要なくなってきている時代だと思います。
それに加えてDACから出た信号をさらに沢山の回路へ通すこと自体、電気信号的に考えて不利なのは明らかです。

それでもこういったアナログアンプが魅力的なのは、私たちの耳が単なる測定器ではなく、受け取るのが単なる電気信号ではなく、それ自体が「音楽を聴く」という行為だからだと思っています。

音質どうこうを抜きにしても、「音楽を聴く」という行為にもう一段このアンプをプラスすることで、そこからしか得られない無形の「満足感」を得るための手段として、非常に魅力的なアンプだと思います。

AK70とMojoの二段重ねなど、DAPとアンプの断構成が好きだった人にお勧めしたいです。
一度手持ちの機器と重ねて試聴してみては如何でしょうか、音どうこう抜きにして、きっとワクワクできると思います。

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no4 さん (2023/10/30)

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