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Odyssey【IRV-ODYSSEY】
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商品コード
8809755503062
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¥330,000
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この商品のスタッフレビュー
ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
量感イメージ
圧倒的な実力が音楽を多層にし、最高の没入感を与えてくれるイヤホン
本製品は、複数のドライバー制御技術に定評のあるEMPIRE EARSと、ポータブルハイレゾオーディオ製品の始祖とも言えるAstell&Kernが共同で「聴覚の仕組み」に再注目し、新しいアプローチを加えた新時代のベーシックモデルとして開発されました。
そのため矛盾するようですが、あっさりさとしつこさがうまく同居しているような印象でした。
しかし、どの音も立ち位置がしっかりとしており高低差も感じられます。普段なら横一列に並ぶような聴こえ方をするような楽曲も、奥行きが出てくれるのでイヤホン特有の平面的な印象を受けなくて驚きました。
ひとつひとつの音が潰されずに役割をちゃんと果たしているようなイメージです。ラウドネスが上がるという印象とは違って弱い音は弱いまま存在感があるので、月並みな言葉で表現すると聴こえなかった音が聞こえますし、質感の違いも聴き比べられます。特に複数のリリースが見やすいなと思いました。
素材の持つ成分をそれ以上にも以下にもせずに自然と広がってくれる中高域は、音を追うのが楽しくなります。反対に低域はウーファーがあるせいか頭の中でずんっと鳴りました。どちらかといえば少しウォームな低域なのですが、あまりくどさを感じない良質な響き方です。『音を聴くだけでは無く感じる』というコンセプトの割には大味ではないことに、浅いイメージを持っていたことが恥ずかしくなりました。
全体的に骨伝導が聴こえをサポートしているおかげか、その他のドライバーが無理に主張してこない余裕のある鳴らし方をしています。そこが他に無い点と言えるでしょう。音色の表現が多彩で分解能も高いことから、音数の多い楽曲の聴きごたえが一回りも二回りも増すと思います。
多種のドライバーを駆動させることから再生環境である上流も選ぶ事になりそうです。SP3000には本製品向けのEQも用意されているのでユーザーはぜひ試してください。
最後に外観と装着感について、特定の波長領域の光を透過しつつ別波長の光を反射するENIGMAというデザインのフェイスプレートが、手に取るたびに違った顔を見せてくれるので所有欲をくすぐります。本体は厚みがありますが私は奥まで入りがっちりと固定されました。大きく外側に出っ張るということも無く遮音性も高かったです。
2ブランドの名に恥じない極限のイヤホンとするために利用された多くの技術(EIVEC MKII,synX,DCA, Anti-Resonance Compound.etc)の集大成をぜひご体感ください。
試聴楽曲
咲かせや咲かせ
白日
Prologue
星屑の街
Lucy
Raise your glass
brave shine
beyod the veil
Vivaldi allegro
Ashes
歌よ
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商品詳細
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レビュー
2022/11/12
Journey to Sound Perfection
Astell&Kern Odyssey
Astell&Kernと米国ハイエンドIEMメーカーEmpire Ears(エンパイア・イヤーズ)がコラボレーションした『Odyssey』は、「Journey to Sound Perfection」をスローガンとしてIEMの新たなベンチマークとするべく共同開発した次世代フラッグシップIEM(イン・イヤー・モニター)です。デュアル「W9+」(WEAPON 9+)サブウーファー、カスタムされたKnowlesとSonionの5つのBAドライバー、デュアル静電ツイーター、「W10」(WEAPON 10)骨伝導ドライバーで構成する『10ドライバーQuadbridシステム』を搭載。空気伝導と骨伝導の両方を通してオーディオを再生する独自のデュアル・コンダクション・アーキテクチャーを搭載。4種の異なるドライバーの性能を引き出す7way synXクロスオーバーネットワークや、静電ドライバーと骨伝導ドライバー間のタイミング・位相・制御を最適化するEIVEC MKIIエンジン、共振を抑える独自のA.R.C(アンチ・レスポンス・コンパウンド)処理シャーシ、骨伝導ドライバーを最適に制御するデュアル・トライポート排気口、これらEmpire Earsの卓越した制御技術によって優れた音の調和を実現しています。デザイン面には、9つのポリマー層を3つのステップで積層し、見る角度によって色が変化する独自のフェイスプレート「ENIGMA」を採用。ケーブルには高純度単結晶銅リッツケーブルEffect Audio Ares IIをベースに、4.4mm5極Pentaconnプラグを使用した特注品を使用。更に4.4mm to 3.5mm変換プラグを付属しています。Odysseyは空気伝導と骨伝導の両方を通してオーディオを再生する画期的な方法で、聴くだけでなく感じることのできるサウンドを可能にし、リスナーの没入感を最大限に高めます。
-
- 主な特徴
- 1:10ドライバーQuadbridシステム搭載(デュアルW9+サブウーファー、5BAドライバー、デュアル静電ツイーター、W10骨伝導ドライバー)
2:空気伝導と骨伝導の両方から音を再生する独自のデュアル・コンダクション・アーキテクチャー
3:4種類の異なるドライバーの性能を最大限に引き出す7way synXクロスオーバーネットワーク
4:静電ドライバーと骨伝導ドライバー間のタイミング、位相、制御を最適化するEIVEC MKIIエンジン
5:IEM内の不要な振動や共振を除去する独自のA.R.C(Anti-Resonance Compound)処理シャーシ
6:W10骨伝導ドライバーを最適に制御するデュアル・トライポート排気口
7:9つのポリマー層を3つのステップで積層した独自のフェイスプレートENIGMA
8:4.4mm5極Pentaconnプラグの特注Effect Audio Ares II ケーブルと4.4mm to 3.5mm変換プラグ
-
- 【Journey to Sound Perfection】10ドライバーQuadbridシステム
- Astell&Kernは無限の音の可能性に挑戦し、常に想像を超えるピュアなサウンドを追求しています。そして、Empire Earsは最新技術を駆使したオリジナリティ溢れるIEMを完成させる妥協のない名門メーカーです。コラボレーションにより両ブランドのエッセンスを盛り込んだフラッグシップモデルのIEMを完成させました。それが『Odyssey』です。Odysseyは特注の高性能ドライバーを使用した最新かつ最も高度なテクノロジーを搭載しています。その中核となるのは、4種類の異なるドライバーを片側10基搭載した10ドライバーQuadbridシステムです。
5 BAドライバー
カスタム仕様のKnowlesとSonionのバランスド・アーマチュアドライバーは、中音域のみ再生します。
デュアル静電ドライバー
Sonionの静電ツイーターによる歪みのない、電光石火のごとき過渡特性と超高音域が、比類のない透明性を確保します。
デュアルW9+(WEAPON 9+)ダイナミックドライバー
Empire Ears独自開発のバスレフ型構造ダイナミックドライバー「W9+(ウェポンナインプラス)」をデュアル搭載し、比類なき低音再生を実現しています。
W10(WEAPON 10)骨伝導ドライバー
Empire Ears独自開発となる骨伝導を利用した「W10(ウェポンテン)」を搭載し、音波では知覚できない超低域と別世界のようなイメージング、ニュアンスの再現、音色を実現します。
-
- 空気伝導と骨伝導のデュアル・コンダクション・アーキテクチャー
- Odysseyは、空気伝導と骨伝導の両方を独自のデュアル・コンダクション・アーキテクチャー(DCA)により、両者の長所を活かすことを実現しています。
空気伝導(エアー・コンダクション)
聴覚の仕組みは、外耳、中耳、内耳の3つの部位に分けられます。空気伝導は、外耳で集めた音を外耳道に沿って鼓膜に導き、中耳の聴骨(耳小骨)を振動させ、内耳の蝸牛の中にある有毛細胞を刺激することで、3つの領域全てを利用します。この刺激が電気的な神経インパルスを作り、それが聴神経によって脳に運ばれ、音に変換されます。
骨伝導(ボーン・コンダクション)
骨伝導は、外耳と中耳の部分を完全にバイパスして、頭蓋骨から直接振動を送り、蝸牛の中の有毛細胞を刺激します。骨伝導は、頭蓋骨が空気よりも低い周波数を効率的に伝導するため、一般的に低く深い音色を知覚することができます。
デュアル・コンダクション
Odysseyは、デュアル・コンダクション・アーキテクチャーによって両者の長所を共に引き出します。5Hz~100KHzのフルレンジ周波数特性は、デュアルW9+ダイナミックドライバー、5つのBAドライバー、デュアル静電ドライバーの空気伝導によって再生され、イメージング、サウンドステージ、ディテール、低域拡張、リバーブはW10骨伝導ドライバーによって5Hz~40KHzの周波数帯において更に向上します。Odysseyはかつて無い没入感のあるピュアなステレオフォニックサウンドを再生します。
-
- 独自のサウンド制御技術
- 搭載するドライバー数が多くなるほどその制御が難しくなりますが、4つの異なるドライバーを合計10基搭載したOdysseyでは、極めて制御が難しくなります。Empire Earsの卓越した制御技術によって、Odysseyは非常に優れた一体感を出し、通常のIEMでは味わえないサウンドを出すことに成功しました。
7way synX クロスオーバーネットワーク
4つの異なるドライバー技術の組み合わせは、独自の7ウェイ synX クロスオーバーネットワークによって調和し、10基のドライバーの性能を最大限に引き出します。
EIVEC MKII エンジン
Odysseyのために特別に開発した全く新しいEIVEC MKIIエンジンは、静電ドライバーと骨伝導ドライバー間のタイミング、位相、制御を最適化します。静電ドライバーは、優れたレンジと解像度を持つ反面、コントロールが難しく、他のドライバーを圧倒してしまうことがあります。EIVEC(Empire Intelligent Variable Electrostatic Control)は、静電型のESTドライバーを組み込むための独自のアプローチです。
デュアル・トライポート排気口
W10骨伝導ドライバーの極端な出力の性質上、エンクロージャーの空気量と排気口のデザインは、適切なチューニングのために特に重要でした。直径と位置のわずかな変化でさえ、音質と性能に劇的な影響を及ぼしました。W10が必要とする容積を把握することで、その最適な出力、能力、潜在能力を引き出すことが可能となります。
骨伝導ドライバー取付位置の最適化
W10骨伝導ドライバーは、シェル上部の特別に設計されたキャビティに精密に天井部からマウントされています。このキャビティは、すべての音波振動を内部にとどめ、IEMで密閉された外耳道を通して骨伝導の伝達を最大化するように設計されています。
A.R.C(Anti-Resonance Compound)処理シャーシ
エンクロージャーの壁面にたわみがあると、共振周波数が不均等になります。重要な部分の内部を独自のA.R.C(アンチ・レスポンス・コンパウンド)で処理することで、キャビティをコントロールし、音の反射や吸収を可能にします。これにより、不要な振動や共振を排除し、ドライバーの音色を可能な限りピュアに再生できるようになります。また、低周波のエネルギーは最も安定した素材でさえも共振させるため、カスタム仕様のキャストポリマーでシェルを密閉、外部からの不要なエネルギーを反射させながら、内部の音波振動をリスナーに向けて流すようになっています。
-
- 4.4mm5極Pentaconnプラグの特注Effect Audio Ares IIケーブル
- Odysseyのケーブルには、IEM 2pinコネクターのEffect Audio製高純度単結晶銅リッツケーブル「Ares II(アレスツー)」をベースに、高級な4.4mm5極Pentaconnプラグを使用した特注品を採用。極めて優れた信号伝送とパフォーマンスを有し、純度の高い銅線による濃密で量感のある低域と自然で温かみのある音が特徴です。そしてEA UltraFlex Insulationによってしなやかな取り回しと優れた耐久性を実現しています。プラグは4.4mm5極 Pentaconnプラグをベースとして、4.4mm to 3.5mm変換プラグが付属します。
-
- 充実の付属品
- Odysseyには特注ケーブル、4.4mm to 3.5mm変換プラグの他、5サイズのイヤーピース、Pandora V2 CNC陽極酸化処理のブラックアルミニウムケース、マイクロファイバークロス、クリーニングツール、イヤホン保護ポーチ(※ケース内にあり)が付属します。
-
- ENIGMAデザイン
- Odysseyには、3段階のラミネーションで構成された9つのポリマー層を持つ、超高級かつユニークなダイクロイックフェイスプレート「ENIGMA(エニグマ)」を採用。それぞれのラミネーションは、特定の波長の光をフィルターにかけて反射させるというユニークな機能を備えています。見る角度が変わると、息をのむような美しい色の変化が起こり、目の前の変化を楽しむことができます。
-
- 米国でのハンドクラフト
- Astell&KernとEmpire Earsのコラボレーションのために特別に用意された、米国ジョージア州アトランタにあるEmpire Earsの工場でOdysseyは製造しています。Odysseyの各製造工程は、マスターテクニシャンとエンジニアによって手作業で行われ、次の工程へと引き継がれ、各ペアを完成へと導きます。1セットあたり約9時間の作業時間をかけて、10のステーションを経由して完成に至ります。OdysseyはEmpire EarsのIEMの中で、最も先進の技術を採用した製品であると同時に最も高級な製品でもある、フラッグシップIEMです。
製品仕様
■ スペック | |
---|---|
ドライバー構成 | ハイブリッド型(Quadbrid / デュアル・コンダクション) 2DD+5BA+2EST(静電)+1BC(骨伝導) / (片側)10ドライバー 【超高域】Sonion静電ドライバー×2 【中域】SonionカスタムBAドライバー×1、KnowlesカスタムBAドライバー×4 【低域】「W9+」ダイナミックドライバー×2 【超低域】「W10」骨伝導ドライバー×1 |
インピーダンス | 21Ω @ 1KHz |
音圧感度 | 100dB @ 1KHz, 1mW |
再生周波数帯域 | 5Hz~100KHz |
ケーブル仕様 | 特注Effect Audio製高純度単結晶銅リッツケーブルAres II(約120cm) (コネクター:IEM 2pin、プラグ(ストレート):4.4mm×1) |
本体重量 | メーカー情報なし |
付属品 | 4.4mmバランスケーブル 4.4mm to 3.5mm 変換プラグ シリコンイヤーピース:5ペア(XS/S/M/L/XL) クリーニングツール マイクロファイバークロス イヤホン保護ポーチ アルミニウム製ケース |
商品詳細
2022/11/12
Journey to Sound Perfection
Astell&Kern Odyssey
Astell&Kernと米国ハイエンドIEMメーカーEmpire Ears(エンパイア・イヤーズ)がコラボレーションした『Odyssey』は、「Journey to Sound Perfection」をスローガンとしてIEMの新たなベンチマークとするべく共同開発した次世代フラッグシップIEM(イン・イヤー・モニター)です。デュアル「W9+」(WEAPON 9+)サブウーファー、カスタムされたKnowlesとSonionの5つのBAドライバー、デュアル静電ツイーター、「W10」(WEAPON 10)骨伝導ドライバーで構成する『10ドライバーQuadbridシステム』を搭載。空気伝導と骨伝導の両方を通してオーディオを再生する独自のデュアル・コンダクション・アーキテクチャーを搭載。4種の異なるドライバーの性能を引き出す7way synXクロスオーバーネットワークや、静電ドライバーと骨伝導ドライバー間のタイミング・位相・制御を最適化するEIVEC MKIIエンジン、共振を抑える独自のA.R.C(アンチ・レスポンス・コンパウンド)処理シャーシ、骨伝導ドライバーを最適に制御するデュアル・トライポート排気口、これらEmpire Earsの卓越した制御技術によって優れた音の調和を実現しています。デザイン面には、9つのポリマー層を3つのステップで積層し、見る角度によって色が変化する独自のフェイスプレート「ENIGMA」を採用。ケーブルには高純度単結晶銅リッツケーブルEffect Audio Ares IIをベースに、4.4mm5極Pentaconnプラグを使用した特注品を使用。更に4.4mm to 3.5mm変換プラグを付属しています。Odysseyは空気伝導と骨伝導の両方を通してオーディオを再生する画期的な方法で、聴くだけでなく感じることのできるサウンドを可能にし、リスナーの没入感を最大限に高めます。
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- 主な特徴
- 1:10ドライバーQuadbridシステム搭載(デュアルW9+サブウーファー、5BAドライバー、デュアル静電ツイーター、W10骨伝導ドライバー)
2:空気伝導と骨伝導の両方から音を再生する独自のデュアル・コンダクション・アーキテクチャー
3:4種類の異なるドライバーの性能を最大限に引き出す7way synXクロスオーバーネットワーク
4:静電ドライバーと骨伝導ドライバー間のタイミング、位相、制御を最適化するEIVEC MKIIエンジン
5:IEM内の不要な振動や共振を除去する独自のA.R.C(Anti-Resonance Compound)処理シャーシ
6:W10骨伝導ドライバーを最適に制御するデュアル・トライポート排気口
7:9つのポリマー層を3つのステップで積層した独自のフェイスプレートENIGMA
8:4.4mm5極Pentaconnプラグの特注Effect Audio Ares II ケーブルと4.4mm to 3.5mm変換プラグ
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- 【Journey to Sound Perfection】10ドライバーQuadbridシステム
- Astell&Kernは無限の音の可能性に挑戦し、常に想像を超えるピュアなサウンドを追求しています。そして、Empire Earsは最新技術を駆使したオリジナリティ溢れるIEMを完成させる妥協のない名門メーカーです。コラボレーションにより両ブランドのエッセンスを盛り込んだフラッグシップモデルのIEMを完成させました。それが『Odyssey』です。Odysseyは特注の高性能ドライバーを使用した最新かつ最も高度なテクノロジーを搭載しています。その中核となるのは、4種類の異なるドライバーを片側10基搭載した10ドライバーQuadbridシステムです。
5 BAドライバー
カスタム仕様のKnowlesとSonionのバランスド・アーマチュアドライバーは、中音域のみ再生します。
デュアル静電ドライバー
Sonionの静電ツイーターによる歪みのない、電光石火のごとき過渡特性と超高音域が、比類のない透明性を確保します。
デュアルW9+(WEAPON 9+)ダイナミックドライバー
Empire Ears独自開発のバスレフ型構造ダイナミックドライバー「W9+(ウェポンナインプラス)」をデュアル搭載し、比類なき低音再生を実現しています。
W10(WEAPON 10)骨伝導ドライバー
Empire Ears独自開発となる骨伝導を利用した「W10(ウェポンテン)」を搭載し、音波では知覚できない超低域と別世界のようなイメージング、ニュアンスの再現、音色を実現します。
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- 空気伝導と骨伝導のデュアル・コンダクション・アーキテクチャー
- Odysseyは、空気伝導と骨伝導の両方を独自のデュアル・コンダクション・アーキテクチャー(DCA)により、両者の長所を活かすことを実現しています。
空気伝導(エアー・コンダクション)
聴覚の仕組みは、外耳、中耳、内耳の3つの部位に分けられます。空気伝導は、外耳で集めた音を外耳道に沿って鼓膜に導き、中耳の聴骨(耳小骨)を振動させ、内耳の蝸牛の中にある有毛細胞を刺激することで、3つの領域全てを利用します。この刺激が電気的な神経インパルスを作り、それが聴神経によって脳に運ばれ、音に変換されます。
骨伝導(ボーン・コンダクション)
骨伝導は、外耳と中耳の部分を完全にバイパスして、頭蓋骨から直接振動を送り、蝸牛の中の有毛細胞を刺激します。骨伝導は、頭蓋骨が空気よりも低い周波数を効率的に伝導するため、一般的に低く深い音色を知覚することができます。
デュアル・コンダクション
Odysseyは、デュアル・コンダクション・アーキテクチャーによって両者の長所を共に引き出します。5Hz~100KHzのフルレンジ周波数特性は、デュアルW9+ダイナミックドライバー、5つのBAドライバー、デュアル静電ドライバーの空気伝導によって再生され、イメージング、サウンドステージ、ディテール、低域拡張、リバーブはW10骨伝導ドライバーによって5Hz~40KHzの周波数帯において更に向上します。Odysseyはかつて無い没入感のあるピュアなステレオフォニックサウンドを再生します。
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- 独自のサウンド制御技術
- 搭載するドライバー数が多くなるほどその制御が難しくなりますが、4つの異なるドライバーを合計10基搭載したOdysseyでは、極めて制御が難しくなります。Empire Earsの卓越した制御技術によって、Odysseyは非常に優れた一体感を出し、通常のIEMでは味わえないサウンドを出すことに成功しました。
7way synX クロスオーバーネットワーク
4つの異なるドライバー技術の組み合わせは、独自の7ウェイ synX クロスオーバーネットワークによって調和し、10基のドライバーの性能を最大限に引き出します。
EIVEC MKII エンジン
Odysseyのために特別に開発した全く新しいEIVEC MKIIエンジンは、静電ドライバーと骨伝導ドライバー間のタイミング、位相、制御を最適化します。静電ドライバーは、優れたレンジと解像度を持つ反面、コントロールが難しく、他のドライバーを圧倒してしまうことがあります。EIVEC(Empire Intelligent Variable Electrostatic Control)は、静電型のESTドライバーを組み込むための独自のアプローチです。
デュアル・トライポート排気口
W10骨伝導ドライバーの極端な出力の性質上、エンクロージャーの空気量と排気口のデザインは、適切なチューニングのために特に重要でした。直径と位置のわずかな変化でさえ、音質と性能に劇的な影響を及ぼしました。W10が必要とする容積を把握することで、その最適な出力、能力、潜在能力を引き出すことが可能となります。
骨伝導ドライバー取付位置の最適化
W10骨伝導ドライバーは、シェル上部の特別に設計されたキャビティに精密に天井部からマウントされています。このキャビティは、すべての音波振動を内部にとどめ、IEMで密閉された外耳道を通して骨伝導の伝達を最大化するように設計されています。
A.R.C(Anti-Resonance Compound)処理シャーシ
エンクロージャーの壁面にたわみがあると、共振周波数が不均等になります。重要な部分の内部を独自のA.R.C(アンチ・レスポンス・コンパウンド)で処理することで、キャビティをコントロールし、音の反射や吸収を可能にします。これにより、不要な振動や共振を排除し、ドライバーの音色を可能な限りピュアに再生できるようになります。また、低周波のエネルギーは最も安定した素材でさえも共振させるため、カスタム仕様のキャストポリマーでシェルを密閉、外部からの不要なエネルギーを反射させながら、内部の音波振動をリスナーに向けて流すようになっています。
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- 4.4mm5極Pentaconnプラグの特注Effect Audio Ares IIケーブル
- Odysseyのケーブルには、IEM 2pinコネクターのEffect Audio製高純度単結晶銅リッツケーブル「Ares II(アレスツー)」をベースに、高級な4.4mm5極Pentaconnプラグを使用した特注品を採用。極めて優れた信号伝送とパフォーマンスを有し、純度の高い銅線による濃密で量感のある低域と自然で温かみのある音が特徴です。そしてEA UltraFlex Insulationによってしなやかな取り回しと優れた耐久性を実現しています。プラグは4.4mm5極 Pentaconnプラグをベースとして、4.4mm to 3.5mm変換プラグが付属します。
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- 充実の付属品
- Odysseyには特注ケーブル、4.4mm to 3.5mm変換プラグの他、5サイズのイヤーピース、Pandora V2 CNC陽極酸化処理のブラックアルミニウムケース、マイクロファイバークロス、クリーニングツール、イヤホン保護ポーチ(※ケース内にあり)が付属します。
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- ENIGMAデザイン
- Odysseyには、3段階のラミネーションで構成された9つのポリマー層を持つ、超高級かつユニークなダイクロイックフェイスプレート「ENIGMA(エニグマ)」を採用。それぞれのラミネーションは、特定の波長の光をフィルターにかけて反射させるというユニークな機能を備えています。見る角度が変わると、息をのむような美しい色の変化が起こり、目の前の変化を楽しむことができます。
-
- 米国でのハンドクラフト
- Astell&KernとEmpire Earsのコラボレーションのために特別に用意された、米国ジョージア州アトランタにあるEmpire Earsの工場でOdysseyは製造しています。Odysseyの各製造工程は、マスターテクニシャンとエンジニアによって手作業で行われ、次の工程へと引き継がれ、各ペアを完成へと導きます。1セットあたり約9時間の作業時間をかけて、10のステーションを経由して完成に至ります。OdysseyはEmpire EarsのIEMの中で、最も先進の技術を採用した製品であると同時に最も高級な製品でもある、フラッグシップIEMです。
製品仕様
■ スペック | |
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ドライバー構成 | ハイブリッド型(Quadbrid / デュアル・コンダクション) 2DD+5BA+2EST(静電)+1BC(骨伝導) / (片側)10ドライバー 【超高域】Sonion静電ドライバー×2 【中域】SonionカスタムBAドライバー×1、KnowlesカスタムBAドライバー×4 【低域】「W9+」ダイナミックドライバー×2 【超低域】「W10」骨伝導ドライバー×1 |
インピーダンス | 21Ω @ 1KHz |
音圧感度 | 100dB @ 1KHz, 1mW |
再生周波数帯域 | 5Hz~100KHz |
ケーブル仕様 | 特注Effect Audio製高純度単結晶銅リッツケーブルAres II(約120cm) (コネクター:IEM 2pin、プラグ(ストレート):4.4mm×1) |
本体重量 | メーカー情報なし |
付属品 | 4.4mmバランスケーブル 4.4mm to 3.5mm 変換プラグ シリコンイヤーピース:5ペア(XS/S/M/L/XL) クリーニングツール マイクロファイバークロス イヤホン保護ポーチ アルミニウム製ケース |