DH297-A1 PLUM【DH297-A1 DR】

やや丸みのあるバランス型の音質。解像度が高く音の見通しが良いですね。それでいて聴き疲れしないのもグッド！

側圧はきつくなく着け心地も軽いので装着感が良いです。落ち着いた臙脂色のカラーも渋くて好きですね。

DH291-A1、DH291-A1Rと続いてきたSATOLEX製ヘッドホンの集大成と言える本機ですが、基本的な音の傾向は従来機を引き継いでおり、大きな変化はありません。

もちろんハウジング形状など相違点はあるので厳密には違うのでしょうが、実にSATOLEXらしい真面目で繊細な音です。

従来機との一番の違いは何と言ってもステレオミニケーブルでリケーブルが楽しめるという点です。ステレオミニケーブルなら余程太いものでなければ大抵のものは適合すると思います。

やや奥ゆかしい低域を補強するか、更に高域を伸ばしてみるか、実に楽しめる一本です。

eイヤではないですが、他店系列限定カラーもあるので見た目が少々華美だと感じる方はそちらも検討してみてはいかがでしょうか。

まず、見た目がいいです。上品な赤？朱色？系の色に、ゴールドが入っていて、綺麗です。

本体もとても軽くて、持ち運び易く、さらには側圧もそんなに高くないので、つけているときのストレスも非常に少ないと思います。

音に関しても、見た目の印象に近いものがあると思います。

低音の迫力とか、高音が主張してくるとかではなく、素直に、自然な音を鳴らしてくれます。

やや低音の量感が不足気味のため、ノリノリの音楽とは少し合わないかもですが、女性ボーカルものなんかはすごくハマると思います。

個人的には、eイヤホン9周年記念モデルの、咲 for headphoneにケーブルを替えているのですが、高音の広がりと、華やかさが出て、いい感じです。色的にもばっちりなので、気に入っています。

限定モデルのようなので、まだ残っているかはわかりませんが、一緒に購入するのもおすすめかと。

見た目が非常に格好良く、最初に視聴したときこの綺羅びやかな音に惚れて購入しました。

値段も安くしかもハイレゾ対応ということでFLAC音源も鳴らすことができるのは良い。

音も若干ドンシャリ気味に感じますが、非常に良い音を聴かせてくれます。

音場はそんなに広いわけではありませんが、狭くもなく聴き疲れしません。

側圧はちょうどいい感じで、イヤーパッドはふわふわ。デザインも格好いいです。リケーブルができるという点も非常に良い。

さすがは日本製といったところでしょうか。

ただ非常に残念なのが、耳の回転するイヤー部分の根元からきしみ音が結構します。

メーカーへ問い合わせをしたところ「2層塗装+クリアコーティング塗装されているためそこから音が出る可能性がある」とのことです。

”きしみ”音が発生しているのは主にハンガーの回転部分と考えられ、本製品は塗装後にクリアコート処理をしているため、 接触する部分はどうしてもきしみ音は発生してしまうとのことで、分解/清掃を行い、潤滑剤塗布対応することで一時的に回避できました。

またご指摘のありましたヘッドバンドのスライダー部分ですが、 金色の部分は蒸着+クリア塗装処理しており、バンドを上下から挟み込み固定をしており、その挟み込んだ金色のケース同士（上下）がバンドの力加減（ねじり方向等）できしみ音が発生してします。

ただし根本解決とはなっておらず、 動かしたりねじれが発生してしまいますときしみ音は出てしまう状況で、磨いても2日経過するときしみがまた発生してしまいますので、今は室内で使うのはやめました。きしみがきにならない屋外で利用していますが、きしみが原因で利用頻度が減ったのは確かです。

ただメーカーさんの対応は非常によく、この問題に対しても真摯にご対応いただきました。

次期モデルでの改善に期待しています。イヤホンも所有していますが、このメーカーさんの潜在能力は非常に高いので、きっと「あっ」と驚き商品を出してくれることを願っています。