FIDUE A83 (2BA&1ダイナミック)

高音の質：50

中音の質：45

低音の質：50

細やかさ：50

迫力：50

音場：50

遮音性：45

音漏耐性：40

イヤホン探しの旅を終わらせる事ができるこのA83。

少し派手なデザイン、赤と青のコントラストが素敵です。ケーブルは編み込みで、タッチノイズはなく取り回しがしやすい。

音はドンシャリ寄り。

飛び抜けるような高音です。本当に素晴らしい。天井がありません。

低音は輪郭がくっきりしているので主張が強いですがそれすらも心地よさに変わります。ダンスミュージックを聴けばもうノリノリです。

それらが相まって大きな臨場感を生み出しており、音場も広いです。

とても耳にフィットする滑らかな形ですので遮音性が高いです。

音漏れに関しましては、ハイブリッドD型搭載のためハウジングに穴があるのでそこから少し。

付属のケースはあまり携帯には向きませんが実用性抜群です。

総評としましては、まるで天井がなくなったかのような高音の伸びと、ぼやけることのない引き締まった力強い低音が本当に素晴らしいです。壮大です。

A83を始めて視聴した時は、もう他のイヤホンはいらないんじゃないかって思うほどでした。

是非聴いてみて欲しいです。

高音の質：45

中音の質：45

低音の質：45

細やかさ：45

迫力：40

音場：40

遮音性：0

音漏耐性：0

解像感は価格に応じており、聴こえ方はごく自然。

ややドンシャリ傾向にあり、低音と中音域の高め(高音域の低め)にピークがある印象。

低音はタイトめで、深い音も充分に出ています。

しかし、高音域の高い音は残念ながら伸びがなく、控えめ。これは、中華イヤホンにありがちなケーブルの質が値段相応でないせいです。決して質が低いケーブルではないですが、リケーブルした方がこのイヤホンの力を実感できます。

音場は、広くもなく狭くもなく、ほどほどの広がり。上下、左右、奥域と、空間が明確に認識できます。定位感がしっかりしています。

何かが特に突出しているわけではないですが、価格に応じた高い次元で整っており、このイヤホンの音はミドルクラスの基準になります。この音を基準にすれば、他のイヤホンの音の良し悪しが分かりやすくなります。

残念なのは筐体が安っぽい点。透明感のある良い音を出しているのになぁ。

高音の質：50

中音の質：45

低音の質：50

細やかさ：50

迫力：50

音場：50

遮音性：45

音漏耐性：50

まず一言、これは凄すぎる。

低音から高音までどの音を鳴らしても素晴らしい。

なだらかでありながらも凄まじい迫力を放つ低音、鮮やかにそして忠実になる中音、クリアながらその音に芸術さえも感じてしまう高音、全てにおいて惚れ惚れすることは間違い。1ダイナミック+2BAが見せかけではないことが手に取るように感じられる。

装着感だが、これもまたいい。他のイヤモニ調のイヤホンのように人を選ぶことのない緩やかな曲線を帯びたこの筐体は素晴らしい装着と共に安心させも覚えるつけ心地だ。

それもまた、このイヤホンが１つのイヤホンの完成形であると言われている所以だろう。

沢山のイヤホンたちに出会ってきた、私個人の見解ではあるがこれまででベストなイヤホンに出会えたと確信している。

Fidue A83の秘めた力と最高の音を是非、感じて欲しい。