大阪日本橋本店のはまちゃんです！

先日、とても面白そうなイヤホンを発見いたしました。

KENNERTON（ケンネルトン）

KENNERTONはFischer Audioによって開発されたポータブルオーディオのプレミアム製品ラインで、サウンドデザイナー達が限界に挑戦し作り上げた最高品質の製品です。Fischer Audioは手作りの木製ヘッドホンをフラッグシップとするロシアのメーカーで、常に完璧なパフォーマンスをみせる最高品質のオーディオ製品作りを目指しています。
KENNERTONという製品名はKenner（ドイツ語で工芸の玄人・工芸巨匠）とTone（音質）の組み合わせに由来しています。製品ロゴはコウモリ形のエンブレムにデザインされており、鋭い聴覚を持つコウモリはKENNERTONの卓越したオーディオ性能を反映しています。
2008年にFischer Audioの技術部門は「日本やアメリカ、ヨーロッパの世界最高のオーディオメーカーたちに挑戦する」という大胆な決断を下しました。その当時、Fischer Audioはヨーロッパで信頼性が高く、低コストかつ高品質なヘッドホン・イヤホンのメーカーとしてよく知られていました。しかし専門知識と高度な技術を持つエンジニア達はそこで満足はせず、オーディオマニア市場における課題や期待を十分に認識した上で、このマーケットでまだ見たことのない製品を作り出そうと、高級感と高品質を兼ね備えたマイスターの技と素晴らしい音質を持つブランドKENNERTONを創り上げました。

本日はe☆イヤホンで新たにお取り扱いが始まった4機種をまとめてレビューしたいと思います！！

KENNERTON LAGUZ（ラグズ）

ドライバーユニット：ダイナミック型
ドライバー口径：8mm
再生周波数帯域：20-20,000Hz
感度：100dB/mW
インピーダンス：16Ω
最大入力：50mW
コード長：1.2m
入力プラグ：3.5mmステレオミニ

ダイナミック型ドライバ1基搭載。スタンダードなロックサウンドが特徴です。定番のサウンドって感じがします。ロック、ポップスとの相性がいいので、普段使いのイヤホンとしてオススメしたいです。特徴的なハウジング周辺のパーツ意匠はスチームパンクをイメージさせますね。白いコウモリのロゴマークがおしゃれです。左右でケーブルの色が違うところにも注目して欲しいです。エントリーモデルですが、付属品にレザーケースがあります。こちらも風合いがよくて、是非手に取ってご覧いただきたい。

KENNERTON IKIZ（イキズ）

ドライバーユニット：同軸デュアルダイナミック型
ドライバー口径：10mm（低域）、6mm（中高域）
再生周波数帯域：20-20,000Hz
感度：103dB/mW
インピーダンス：10Ω
最大入力：50mW
コード長：1.3m
入力プラグ：金メッキ 3.5mm ステレオミニ

同軸デュアルドライバー（10mm、6mm）構造を持つIKIZ（イキズ）。インピーダンスが10Ωとやや低めな影響なのか、とてもラウドなイヤホンです。爆音音至上主義、とまでは行きませんが、騒がしくて楽しい音です。聴覚上、聴き取りやすい部分が前面に押し出されるような、アグレッシブなサウンドが魅力的です。静かな曲でもピリリとメリハリをつけてくれるので、新鮮な気分でお楽しみいただけます。ベース、ギターがガンガンと動き回って、ボーカルな艶めかしく響きます。短時間に集中して音楽を楽しみたいお客様に是非聴いていただきたいですね。

KENNERTON JIMO（ジモ）

ドライバーユニット：デュアルダイアフラム型
ドライバー口径：10mm（低域）、8mm（中高域）
再生周波数帯域：10-20,000Hz
感度：98dB/mW
インピーダンス：32Ω
最大入力：98mW
コード長：1.25m
入力プラグ：3.5mm ステレオミニ

デュアルダイアフラム型、10mm（低域）、8mm（中高域）を搭載したイヤホン。凄く好きです！！たっぷりとした迫力のある低音が素晴らしい。明るい低音と暗い低音がミックスされているような、まさに低音好きにはたまらないイヤホンです。大迫力もいいところです。まるでライブハウスの一番音響的にいい場所で音楽を楽しんでいるような感じ。肉厚のステーキの美味しいトコロだけをいただいているような贅沢なサウンドです。轟音を楽しみましょう！

KENNERTON ALGIZ（アルジズ）

ドライバーユニット：ダイナミック型
ドライバー口径：10mm
再生周波数帯域：20-20,000Hz
感度：100dB/mW
インピーダンス：100Ω
最大入力：50mW
コード長：1.4m
入力プラグ：3.5mm ステレオミニ

100Ω、ダイナミック型ドライバー1基搭載の最上位機種、ALGIZ（アルジズ）。フィルター交換で高音重視と低音重視に変化させられます。（フィルターは見分けにくいですが、目の細かいほうが低音重視、目の粗いほうが高音重視です）ケーブル着脱式でコネクタは2ピンでしたが、カスタムIEM、旧WESTONEともちがう独自規格のようです。

サウンドはかなり個性的。めちゃめちゃドンシャリです。高音の出力が凄まじい。聴きはじめは、きついな、と思うぐらいのじゃじゃ馬だと感じたのですが、1曲、2曲と聴くうちに、どんどんハマってきました。低音も高音もかなり出ています。こんな音がD型ドライバ1基で出ているなんて、圧巻です。これは聴いておかないと損かな、と思いました。ケーブルも硬いですし、一般受けしないようなイヤホンかもしれませんが、この刺激はたまりません。かっこいい音が感じられると思います。是非ご試聴ください！！

是非とも、わたくし一押しのALGIZ（アルジズ）の癖になるサウンドを聴いてください！

以上！

大阪日本橋本店からはまちゃんがご案内いたしました！