初スカルキャンディです。同価格帯のAnker Soundcore Space One Proを所有しているので、主にそれとの比較をします。
視聴なしで購入したのですが、箱出しの状態では正直いって悪い意味で「えっ?」となりました。音場が狭めなのはよいとして、音像に立体感が乏しくボーカルが引っ込んでいて、正直この時点での音質評価はSpace One Proの方がはるかによかったです。というかSpace One ProはYouTubeでもあまりレビューされていませんが、すごく音がいいですよ。低音も深く沈み込むし音場が広く解像感も高く、以前に持っていたSHUREのAONIC50第2世代と比べても音楽を気持ちよく聴けるのはSpace One Proの方でした。
ただ、この「えっ?」という感じはそこそこの価格の有線イヤホンでも箱出し時にはよくあるものなので、そういうときと同様にYouTubeにあるエージング動画を一回流してみたところ音場はやや広がり、ボーカルが前に出てきました。一回でかなりの変化を感じましたが、たぶん今後使っていくともっとよくなりそうな感じがしますね。この時点でSpace One Proとは優劣というより個性の違い、好みによるかなという位によくなりました。
意外かもしれませんが、Space One ProのほうがドンシャリでHESH540はデフォルトのEQモードだと比較するとモニターライクです。低中高まんべんなく出ていますし、それぞれの解像感もSpace One Proより高いです。ただし音場はSpace One Proのほうがかなり広く、差は歴然としています。とはいえHESH540もエージング後は音像の立体感は出てきて、広さとは別のニュアンスで空間を感じることができます。エージング後の評価として端的にいえばHESH540のほうが聴こえる音が多いです。
スカルキャンディということで低音はたしかにいいですが、デフォルトのEQだとそんなに強調されておらずむしろバランスいい感じです。低音ブーストモードにするとさすがにドンドコズンズンきますが、このモードだとボーカルがかなり引っ込むので、それが物足りない人はカスタムEQで好みの音を作るほうがよさそうです。
さてさらに、HESH540にはMimiのサウンドパーソナライズ機能がついています。Space One Proにもこれと同様の機能があるのですが、それよりもより詳細に聴力を測ってくれます。Space One ProというかAnkerのパーソナライズ機能は単にEQを作ってくれるだけなんですが、HESH540のMimiはもっと痒いところまで掻いてくれる感じで、適用してみると明らかに適用前に聴こえなかった音が聴こえてきて、音源そのものがよくなったような気がしました。特筆できるのは、このパーソナライズを適用した状態でEQによってチューニングを変えられるところです。カスタムEQでドンシャリにしようとフラットにしようと、パーソナライズによって聴こえがよくなった音がベースになるので基本どんなチューニングにしても聴き心地がよいです。このパーソナライズまで含めると、HESH540の音質はSpace One…