高音の質:40
中音の質:40
低音の質:40
細やかさ:35
迫力:40
音場:40
遮音性:35
音漏耐性:40
前作Linkbuds Sも使用しておりました。また現在はWF-1000XM5を愛用しているため、それらと比較してのレビューです。
☆音質
悪くはありませんが、価格相応の音かと聞かれると賛否両論になるかと思います。
低音もしっかり出ているし、全体的にエネルギッシュでハキハキした音です。
しかしWF-1000XM5と比べると刺々しいというか、解像度の差が如実に感じられます。
特に高音域、アコースティックギターの音色などで気づかされます。
ヨルシカさんの『斜陽』という曲、開始して少しするとギターの音色が流れるんですがLinkbuds Fitは集合体として耳に届きますが、WF-1000XM5は一本一本の弦音がしっかり分離しているように聴こえました。
音は良いです。迫力もありますし。
しかし元値が3万円という価格設定であることを考えると、もう一歩解像感がほしかったなと思います。でもこれは好みの問題もあるかと思います。
☆装着感
SONY製品の中では一番良いですね。
BOSEのような浅めのイヤーピースが素晴らしいです。耳が小さかったりすると通常のイヤーピースでは負担がかかるので、こういった浅いイヤーピースは重宝します。
ただし非常に柔らかいです。軸もふにゃふにゃ優しく動きます。そのため、きちんと装着しないと軸やイヤーフィンが耳の中で動いてしまうようです。
というのも、僕の場合はスチャッと付けて歩くと耳の中でカポカポ音がします。
色々装着位置を調整すると収まります。おそらく歩く振動でイヤーピースが前後左右に揺れてしまい、軸が反発する音が聞こえているのではないかと思います。
BOSE QC Ultra Earbudsでも同様の現象に見舞われていました。イヤーピースが浅いとフィット感が弱くなりがちなので、イヤーフィンが上手く密着していないとこのような現象が起きるのかもしれません。
なので、視聴の際にはちょっと歩いてみるのをオススメします。耳のサイズとマッチしていないと、カポカポ現象に悩まされる可能性があります。
■機能
SONYらしく機能盛りだくさんです。
基本的にはWF-1000XM5とほぼ同じですが、BGMエフェクトは本製品とLinkbuds…