高音の質:45
中音の質:40
低音の質:35
細やかさ:40
迫力:35
音場:45
【見た目・質感】
前作と比べるとスティック部分が太くなっていて掴みやすい。金色だった部分はより明るい色になってより存在感のある仕上がりに。前は黒だったフィルター部分まで金色になっていてさり気なくかっこいい。ケースのサイズが若干変わっており、IIIに比べると横長になっている。そこまで大きい変化ではないかも。
【装着感】
前作より軽くフィットするようになった。イヤホン本体を真横から見ると、前作と比べてスピーカー部分が斜め下を向いている。この形の変更によって軽いフィット感が実現されている。
【音について】
前作より低域に厚みがあって、全体的な解像度も上がっている印象。しかし、イヤホン本体の形が変わったせいで、前作で感じられた低域は手で押さえないと感じられない…。これは耳に会うかどうかの問題なのでしょうがないのだけど、前作を愛用していただけにショックだった。中高域は相変わらず見通しのいい音で好み。
【使用感など】
一番でかいと思う点はイヤホン単体の連続再生時間が2時間も伸びたこと。コーデックもAACやLC3に対応した。
ただイヤホン本体の重さは結構重くなっている。フィット感が良い分そこまで気にならなそうではある。
ケースの開き方が少し変わり、最後まで開くと勝手に閉まらないようにストッパーがかかるようになった。前作だとケースを開いたまま机などに置くとそのままパタンと閉まってしまうということが起きるのだがそれがなくなった。そのかわりイヤホンの出し入れは若干やりにくくなった。
【まとめ】
期待以上の進化は無かったかなといったところ。特に低域をあまり感じられないのは致命的過ぎた。前作から乗り換える方は絶対に視聴した方がいいと思う。